そんなミミズ小屋を時折チェックしているのだが、みみず君にとって季節がよくなったのか、久しぶりに大量の卵や、丸々太ったミミズ君を見る機会が増えてきた。
ちょっと安心した。
今日は朝から雨でちょっと暇な日曜日だ。
最近、観察小屋の実験が失敗続きでちょっと寂しくなっているので、今日は収穫したバケツ1杯分の堆肥から、卵を選別して孵化実験を設定しようと思う。
下の写真が最近収穫した堆肥。堆肥収穫時にはミミズ君を選別し、ざっと見える卵も救出しミミズ小屋に戻しているのだが、当然このバケツに入っている堆肥にもかなりの卵が残っているはずだ。
卵は白っぽいものや黄色いものが多く、生みたてといった感じだった。
ところが、この堆肥の中には生まれたばかりの赤ちゃんも含まれていた。
もちろん、5月の孵化のピークの時には及ばないが、この時期にも結構孵化するのだ。
これまでの実験では、1月2月の極寒期には今にも孵化しそうな卵もほとんど孵化しなかった。
ということは、この時期多く産卵された卵の一部は今の時期に孵化して、残りは春になって孵化するのだろうか?
下の写真は、見つけ難いと思うが、今日のバケツ堆肥から赤ちゃんミミズを実験用に50匹選別したところ。
11月に生まれた赤ちゃんは寿命実験に使ったことがないので、楽しみに成長を見てみようと思う。
バケツ堆肥の卵の色から判断すると、今にも生まれそうなものはないような印象だった。 しかし、実際はこの時期に1cmくらいの生まれたての赤ちゃんが居たのだ。 上の写真の中にも5〜6匹見えるのだが、マクロレンズがなかったので分かり難いと思う。 |
ただ、春先の卵に比べサイズが小さい印象だ。
夏にみみず君が暑さで弱ったことにも関係があるかもしれない。
さて、孵化実験はこれまで色々な面で失敗している。
数え易いように小さな観察小屋に少数入れて、乾燥で失敗したり、
数が多すぎて、とても孵化したばかりの小さな赤ちゃんを正確に数えることが出来なくて嫌になったり。
今回は、通常の大きさの観察小屋に300個の卵を選別した。
孵化実験としては数が多い方だ。
だから、今後1〜2ヶ月目のチェック時は数を数えることはしないことにする。
ただ、これから寒くなる時期に孵化する赤ちゃんが居るかどうかだけは確認しておきたい。
もし、これから卵が孵化するようであれば、赤ちゃんのために当然餌になるものを与えていかなくてはいけない。
今回も観察小屋の下の方に極く少量の餌を入れておいた。
この観察小屋には300個の卵が入っている。環境変化が少ないように堆肥もたっぷりだ。 卵は色だけを見ると、まだまだ孵化しそうには見えない。 しかし、同じ堆肥に赤ちゃんが居たことから、1ヶ月以内に孵化するものも居るだろう。 |
この観察小屋には生まれたての赤ちゃんが50匹。 下の方に餌成分を、上には赤ちゃんが好きな濡れたダンボールを入れておいた。 |
ということで、今日は2つの観察小屋を設定した。
寿命実験は先日50匹でおこなっていた寿命実験2が全滅中止になっていたので。今回の実験を新たに寿命実験2とした。
孵化実験の方は現在この観察小屋だけなので今の所、番号は付けない。
0 件のコメント:
コメントを投稿