知り合いのおじいさんが私の畑を眺めておっしゃった。
ん〜確かに、よその畑ではサツマイモの蔓をほとんど見なくなったな。
我が家では、最終収穫の日までは芋類の収穫は基本的に「食べる分だけ」だ。
だから、9月終わり頃からボチボチ収穫はしていたのだが、まだ半分近いサツマイモが残っていたと言うわけだ。
それじゃ、今日は土嚢袋のサツマイモだけでも全て収穫してみるか?
残った土嚢袋は6袋あった。
先ず3袋裏返してみると、
袋の外側からゴツゴツした芋が触れる。 底を突き破った芋もある。なかなかいい感触だ。 |
芋がたくさん入っているときに見られるサイン、底突き破り芋が数カ所見える。
アップしてみると、
1ヶ月程前までは太い根が袋の底を突き破っているものはあった。 こんな風に、芋が顔を出してくるのは中に大きな芋が出来ている証拠だ。 |
まずまずの芋が入っている。
植えていたのは「紅あずま」だ。
掘り出した瞬間の紅色が確かに美しい。
これまでの数ヶ月で土嚢袋で収穫してきた芋は小さなものが多かった。 やはり12月近くまで置いていた意味はあったのだ。 写真右の先端が歪になった芋が、上の写真で土嚢袋から顔を出していた芋だ。 |
続いて、6袋全てをひっくり返し、収穫した。
どの土嚢袋にも、かなりの数の芋が入っていた。
収穫した芋を少しお裾分けしたあと、持ち帰った芋を並べてみた。
わずか6時間程の時間の経過で、表面のきれいだった紅色は色あせてしまった。 それにしても土嚢袋の中で色々な形のサツマイモが出来るものだ。 畝に出来る芋と比べて、細くて長い芋が多いのは一つの特徴だろうか? |
土嚢袋でこんなに大きなサツマイモが出来たのは初めてなのだ。
いや〜感激した。
そこで、一番大きな方から3個を並べて記念撮影だ。
なぜか、大きな芋の収穫時は嬉しくなって記念撮影をしてしまう。 ただし、大きな芋が美味しいかどうかは?だ。 |
上の写真を見て、ン? ちっとも大きくないではないか、と思われる方も多いかもしれない。
確かによそ様の畑ではもっと大きなサツマイモが採れているようだし、私が作った芋でも、畝ではもう少し大きな芋が出来ていた。
しかし、土嚢袋でのサツマイモ栽培はまだ2年目。
これが、これまでの最高傑作なのだ。
もうしばらくしたら、畝に最後に残ったサツマイモ(安納芋)も収穫してみよう。
安納芋は収穫を遅らせた方が甘くなると聞いていたので、一番最後に収穫するように決めていたのだ。
ということで、今日はちょっと嬉しかったので、土嚢袋のサツマイモ最終収穫の報告をさせて頂いた。
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