下の写真は5ヶ月前、6月11日に大人ミミズ8匹を入れて設定した繁殖実験第3段。
9月にチェックが終わり新しい餌を入れたところ。
今日この観察小屋のチェックをした。
2ヶ月前ミミズ君は8匹のまま。 この小屋には冬瓜やジャガイモなど2ヶ月分に十分と思われる餌を入れておいた。 |
9月の時点では8匹のミミズから新しい赤ちゃんは生まれていなかった。
しかし、いくつかの卵は発見出来ていた。
ならば、今日のチェックでは少しはミミズ君は増えているだろうと思った。
ところが、ミミズ君は8匹そのまま。
今日観察小屋から分別したミミズ君.8匹のままだった。 スケルトンな卵はいくつもあったので、孵化したあと赤ちゃんが育たなかったのだろう。 またこの時期、ミミズ君に妊娠のサインがないのは環境が万全でない証拠だろう。 |
2ヶ月で、たくさん入れていた食材はきれいに食べられジャガイモの薄皮のみになっていた。 ハエの蛹やウジなどは居ない。においも悪くない。 この条件で孵化した赤ちゃんが育たなかったのがどうも解せない。 それでも、何らかの環境問題があったのは間違いないだろう。 |
今回は餌として解凍後のキクイモや葉っぱ野菜などを乾燥気味のココ繊維にまぶして与えた。 餌が少なめだったので、あとでウェットにならない餌として、サツマイモとカボチャも加えておいた。 1ヶ月後にチェックしてみよう。 |
ということで繁殖実験第3弾の5ヶ月目は、8匹のまま全く増えていないという、これまで繁殖実験では経験したことのない経過になってしまっている。
それでも1年間は経過を追ってみよう。
さらに、最近失敗した実験があった。
先月見つかった38匹の小さな赤ちゃんを使って、新たな寿命実験第4弾をスタートさせていたが、こちらも先日のチェックで全滅状態になっていた。
先月、写真に見える1〜2cmの小さなミミズで寿命実験をスタートさせていた。 こちらも、先日のチェックで環境がウェットでミミズ君は全滅だった。 |
もう酷暑の影響はないはずなのだが、うまくいかない実験が続出だ。
折角おこなっている実験。
失敗も大事な結果なのだが、最近になってちょっと理由の分からない失敗が多過ぎる。
生き物は色々なことに敏感に反応する。
最近、旅行中におおくの松枯れを見た。
松枯れは、外国からやってきたマツノザイセンチュウが日本にいたマツノマダラカミキリの体の中に入り,マツまで運んでもらい、松を枯らすという。
しかし、松にはもともと傷つけられても松ヤニを出したりして自分のみを守る力がある。
ただ、空気中汚染物質などによる酸性雨のために酸性土になりこれで松の免疫能が落ちる。それに猛暑などの異常気象が加わる。
そんな弱った木にカミキリムシが寄ってきて松を枯らすのだ。
最近のミミズ実験の失敗は、夏の暑さのためミミズ君全体が弱っていたときに、ミミズ君に合わない餌を与えてしまったことが原因に違いない。
ミミズ君も環境に敏感な生き物なのだ。
松枯れは、外国からやってきたマツノザイセンチュウが日本にいたマツノマダラカミキリの体の中に入り,マツまで運んでもらい、松を枯らすという。
しかし、松にはもともと傷つけられても松ヤニを出したりして自分のみを守る力がある。
ただ、空気中汚染物質などによる酸性雨のために酸性土になりこれで松の免疫能が落ちる。それに猛暑などの異常気象が加わる。
そんな弱った木にカミキリムシが寄ってきて松を枯らすのだ。
最近のミミズ実験の失敗は、夏の暑さのためミミズ君全体が弱っていたときに、ミミズ君に合わない餌を与えてしまったことが原因に違いない。
ミミズ君も環境に敏感な生き物なのだ。
寿命実験、繁殖実験ともに、失敗続きでちょっと寂しくなってきた。
出そうにない気合いをちょっとだけつぎ込んで、今ある実験の継続、そして新しい実験のスタートも必要になるだろう。
出そうにない気合いをちょっとだけつぎ込んで、今ある実験の継続、そして新しい実験のスタートも必要になるだろう。
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