2013年11月5日火曜日

今年のシシトウやトウガラシ栽培はまずまず。爆弾トウガラシ「ブート・ジョロキア」

辛いものには興味があるし、基本的には好きだ。
今年初めて作った、ひもとうがらしやハラペーニョを含め、今年は数種類のトウガラシ類の苗を育てた。
育てた苗は収穫に関しては概ね合格だった。
まだ全部枯れたわけではなかったが、先日、全ての苗を撤収した。
トウガラシの仲間は結構長い間収穫出来るのだ。

また、今年は昨年の取り置きの鷹の爪で作った“アブラムシよけのトウガラシスプレー”も活躍?した。

下の写真はメキシコのハラペーニョというトウガラシ。
屋上菜園の土嚢袋でも元気に育った。
このハラペーニョ、鷹の爪ほどではないが、通常のししとうよりかなり辛かった。
何も言わずに台所においていたら、小さなピーマンと間違えられてちょっとした事件があった。
一方、適度な辛さの“ひもとうがらし”はよく食べた。
一つの枝にいっぱい細長い実を付け、収穫量が多かったのだ。
かなり長い間、毎日のように収穫した。
3本あったので我が家の食材としては十二分過ぎる収穫量だった。
ひもとうがらし、通常のシシトウ程辛くないので、たくさん食べるのには向いていた。
来年も作りたいので、撤収前に採種もしておいた。





さて先日、親戚宅で食事をごちそうになっていたときのこと、話がトウガラシの話題になった。

その食事の席で、爆弾にも使える?という激辛トウガラシの話が出てきた。

そのトウガラシをひと苗育てているという若旦那に、1個を頂いて帰った。

頂いて帰った激辛トウガラシは通常のシシトウくらいのサイズで、ピーマンをしわくちゃにしたような形だった。
まず爪楊枝をそのトウガラシに刺してみた。
先ず皮の所をちょこっと刺して、その爪楊枝を舐めてみた。
辛いが何という事はなかった。
続いて、種の部分にまで深く刺してその楊枝を舐めてみた。
舐めた舌がその部分だけ痛くなった。辛いというより痛い感じだ。
こりゃ〜凄い!

調べてみるとそのトウガラシは「ブート・ジョロキア」という種類らしい。
バングラデシュ原産のトウガラシで、現在ギネスで世界一辛いトウガラシとして認定されているらしい。

昨年、通常のトウガラシ「鷹の爪」やシシトウではミミズ君の餌実験をした。
ミミズ君は種だけを残してきれいに平らげていた。
この「ブート・ジョロキア」に対しても、ミミズ君に戦ってもらおうかという気が一瞬脳裏を横切ったが、あまりにむごい感じがしたので止めにした。

そのあと机の上に数日間置きっぱなしだった「ブート・ジョロキア」は、ミミズ君の餌実験に使われる事も無く、そのままゴミ袋に捨てられた。

それから、数週間が経った頃「ブート・ジョロキア」の苗がどんな姿をしているのか見たくなり、若旦那の畑を覗いてみた。


苗の全体の姿はシシトウそっくりだった。
小さい実は、まだしわがれていない。
台所に置いていたら、また小さなピーマンやししとうと間違えて大事件が起こりそうだ。
小さな実はしわがれていないのだが、大きくなるとしわしわになるようだ。

この皺の入った緑色の実は時間が経つと赤くなるのだそうだ。
前回見たときから2週間程経った今日、見に行ってみると、確かに赤く変色した実があった。
先日見たしわがれた実だろうか?
そうだとしたら、かなり成長が遅い。
季節的な関係もあるのかもしれないが、通常のシシトウなどより成長が遅い気がする。

恐らくこの赤い実は、青いものよりさらに辛いに違いない。
それにしても、我が家のトウガラシ関係の苗は全て撤去したが、まだまだこの苗は元気にしている。
「ブート・ジョロキア」は辛さも強いが、苗も強い種のようだ。
来年育ててみたい興味はある。しかし、これは爆弾トウガラシ。
万が一思わぬ所で爆発事件を起こしたら大変だ。
来年「ブート・ジョロキア」を育てるつもりなら、種用にこの赤くなった実を頂いていけばよい。しかし、興味はあるのだが勇気が出ない。

やはり、来年もトウガラシ類は今年と同じようなものを育てることにしよう。







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