仕事が少ない畑では、春から植える野菜のための畝作りや袋栽培の土作りを進めていた。
ジャガイモは例年より一足先に畝への種芋の植え付けが終わった。
現在収穫しているのはパオパオ内で育っている野菜が中心だ。
パオパオ内では、サニーレタス、ホウレンソウ、春菊などが育っている。 |
こちらはパオパオ内で芽出しをさせているナスとトマト。 |
この時期、例年なら畑やその周りに多くの野鳥がやってくるのだが、今年はなぜか少なく、ちょっと寂しい思いをしている。
それでも畑の端にある花壇では次々に花が咲き始め、春がそこまで来ていることを教えてくれている。
果樹園では柑橘類に付いていたカイガラムシの駆除をおこなった。
ツクシも顔を出してきた。3月に入ると山菜採りが忙しい時期になる。
先日食べた初物のツクシ。 |
さて、それでは2月のミミズ君の状況報告だ。
この時期、卵が多く、赤ちゃんも増えてきている。交接ミミズを見かける機会が増えてきた。昨夏に激減したミミズ君の数もかなり回復しているようだ。
[自宅管理ミミズ小屋]
ここには3個のミミズ小屋を置いている。
金子3段:
2/1下段のミミズ君は500匹くらい。元気なミミズ。どの段にもかなりにミミズがみられる。堆肥は2杯弱収穫可。堆肥収穫時間1時間。2/22下段のミミズは約1000匹、ミミズは元気。卵もかなりあり、赤ちゃんも少数。堆肥は2杯弱。上等。餌はまず冬瓜とサツマイモ。あとは日々の野菜屑。
最近は、ミミズ小屋で交接ミミズをしばしば見かける。 そのためか小屋の中に卵が多い。 |
2/9堆肥収穫、バケツ1/2杯上等、餌はジャガイモのみ少し残る。下段のミミズは5匹。今回も下段に卵はなかった。それでも中段上段にはそれなりのミミズが居る。餌はサツマイモ冬瓜、カボチャ。2/16観察小屋より赤ちゃん100匹追加。
小バエ(B−29大量に小屋を包むネット内に発生死骸も大量。)
バケツ3段:
2/16チェック。堆肥上等。餌は全て食べられていた。下段に残ったミミズ0匹。赤ちゃん数匹。卵は100個以上、中段&上段にはミミズは多かった。新しい上段には芋類、冬瓜、解凍キクイモなどたっぷり与えた。観察小屋から赤ちゃん100匹程上段に移動しておいた。
[ミミズ管理部屋]
ここに置いているミミズ小屋は、どんぶり型が4個とボックス型が1個の5個だ。
全てこれまで通り3段重ねだ。
ボックス型:
2/19下段に100匹くらい、大人ミミズが多い.卵もかなり見られた。分別時間30分。堆肥収穫はバケツは1杯、上等。餌キクイモ、色々な野菜の葉っぱ。
どんぶり型:
どんぶり1号:2.4バケツ1/3杯上等堆肥、下段のミミズ君13。卵はぼちぼち。赤ちゃんはいない。液肥はないが、受け皿にもミミズ5匹。新しい上段にはブロッコリーの葉、キクイモ。
どんぶり2号:2.12バケツ2/3杯まずまず堆肥。少しミミズ少ない?餌は、キクイモ、ダイコン葉、ブロッコリー葉
どんぶり3号:2.19バケツ4/5上等堆肥、下段のミミズは100匹程。受け皿にも100匹、卵は多かった。赤ちゃんもかなり居た。餌は腐りかけのサツマイモ、キクイモ、ダイコン&カブの葉
どんぶり4号:2.26バケツ2/3堆肥は上等。下段のミミズは20匹程度。餌はキクイモ、ブロッコリーの葉など。全体的にミミズの数もう少し欲しかったので、観察小屋の予備小屋から赤ちゃんミミズ約200匹を上段に追加。
続いて、現在稼動している8個の[観察小屋]の様子の報告だ。
今おこなっている実験は寿命実験、繁殖実験、卵孵化実験だ。
54匹寿命実験1:2/6 20ヶ月目70%(38匹)
50匹寿命実験2:2/20(3ヶ月半目)ほとんど青年ミミズに成長。なぜか56匹いたので6匹除外しておいた、餌はサツマイモ追加。
50匹寿命実験4:1ヶ月目(1/18)設定。今月は数チェックせず。
40匹寿命実験5:8ヶ月目(2/24)38匹(95%)、卵は極めて多い。計算では1匹が2週に1回産卵。今は繁殖シーズン。
8匹繁殖実験2:10ヶ月目(2/8)24匹(3倍)のまま
8匹繁殖実験3:8ヶ月目(2/15)8匹のまま、卵は20個に増加
高齢ミミズ2匹での繁殖実験1:2/21、20ヶ月目今回も2匹元気。2匹共に妊娠。卵もは4個はあった。赤ちゃんは見つからず。
300個卵孵化実験:11/17設定。2/18(3ヶ月目)ほぼ孵化は終わっている。先月50匹の赤ちゃんを寿命実験(2)に移した。300匹以上の赤ちゃんが居た!最初入れた卵の数が正確なら、100%の孵化率でも250匹なので1個の卵から1個以上の赤ちゃんが孵化したことになる。どちらにせよ正確な孵化率は不明になった。ざっと数えて300匹以上の赤ちゃんと10個の残った卵。卵の残りから推測して孵化率90%以上。これからこの小屋は、数が減っているミミズ小屋の数補填用に予備小屋として機能させる予定だ。