2018年12月26日水曜日

今年の風がわり野菜たち。トマトの最終収穫(?)は料理用に使えれば嬉しい青トマト。

週末は強い寒波がくるそうだ。
この時期残っているトマトは、どうやらこれ以上色づいてくることは難しそう。
今年のトマトは、種から多くの苗を育てたのだが、かなり悲惨な結果に終わった。
原因はよくわからないが、夏の暑い時に一気に多くの苗が枯れたのだ。
たくさんの苗を作りすぎて管理不行き届きになったのも、原因の一つかもしれない。
で、この時期まで残っていた苗に付いている青い実から少しでも赤くなるトマトが出てくるかもしれないと、ここ数週間実を眺めていた。
しかし、一向に熟れてこない。
そんな時、家人が『青いトマトも料理なら使えるよ』と声をかけてくれたので、今日は青いトマトを収穫して帰った。
ところが、話がちょっとずれていたみたい。
家人が意味したのは置いていたらすぐ赤くなるくらいのトマトだったようだ。
仕方ない。しばらく取り置いて赤くなるものだけを料理に使ってもらおう。
どれだけ料理に使えるようになるかは分からないが、今年のトマト栽培の悔しい思いが凝縮された青いトマト
そんな青トマトを眺めながら、来年こそはうまく育てようと、思いを巡らせている。


さて、今年の我が家の菜園では、思いがけない不思議な野菜が色々出来て面白かった。
自家採種や、こぼれ種からの苗では、我が家の野菜同士の交雑や、近くの畑の野菜との交雑、さらに先祖帰りなどが起こったのだろう。
2018年ももうすぐ終わるので、今日はそんな風変わり野菜をまとめて紹介しよう。

まずこちらはズッキーニ
我が家では、濃い緑、細い黄緑、若干先太りの白、そしてUFO型などのズッキーニを育てていた。
これは、今年6月初め頃の写真。
真ん中3本は、白い先太りズッキーニと同じ型の微妙な交雑ズッキーニだ。

次にカボチャだが、こちらは数年前から交雑のためと思われるカボチャが見られている。
我が家で育てていたのはえびすカボチャと長くて細いカボチャだけだったと思うが、ご近所に別の種類が育っていたのかもしれない。
こちらは、白いカボチャ
3年前からこんな白いカボチャが採れるようになった。
同じ白いカボチャでも、こちらは長いカボチャとのハイブリッドだろう。
こちらは長くて細いカボチャ長くて太いカボチャ
長くて太いカボチャは今年初お目見えした。
こちらはラグビーボール型カボチャと球形カボチャの中間タイプ。
こんなカボチャの種からは、どちらの形質も出るに違いない。
こちらはラグビーボール型
4年ほど前からこんなカボチャが現れた。
今年新たにヒョウタン型カボチャも育てたので、来年はまた新しいタイプのカボチャも出てくるかもしれない。


一方、この晩秋からの葉野菜
こちらも多くを自家採種したためか、変わった葉野菜が目立ってきた。
こちらは偽(?)大根
どう見ても大根の葉ではない。
それでも太い立派な大根ができているのだ。
写真上が偽(?)大根で、下が通常の大根。
おろしで食べると、偽(?)大根は水分が多いが美味しかった。

そしてこちらは、こぼれ種から育った先祖帰りと思われる大根
煮物に美味しかった。

こちらは、チンゲンサイの種を蒔いたと思ったところに出てきた葉っぱが大根に似た別の野菜
なぜこんな野菜が出てきたか全くわからない。
家人の話では、大根以上に葉のキザギザが痛かったとのこと。
確かにトゲトゲしい。
ところが根には、大根やカブのような太いとろろは全く見られなかった。
葉を食べたが、味は大根の葉そっくりだった。

そしてこちらは、先祖帰りと思われる白菜
葉は少ししか巻いていないが、形は白菜に似ている。
味は間違いなく白菜だった。

この白菜、長さが60cmにも及んだ。
そして、こんな白菜の畝には、さらに変わった野菜の姿が。。
写真下に見える二つは、全く巻かないタイプで、葉も厚い
反対から見ると、やはり白菜に似ている?
この野菜も、味はやはり白菜そのものだった。

また、ターツァイの自家採種の種を蒔いた畝では、巨大チンゲンサイが現れた。
左の巨大チンゲンサイは、味はやはりチンゲンサイ。
とても美味しかった。
こちらの小さな畝でもターツァイの種(もちろん自家採種)しか蒔いていないのだが。。
ところどころに、チンゲンサイとターツァイの中間的な微妙な野菜が見えている。

我が家では、どの野菜も出来るだけ自家採種して育てたいと思っているので、来年からもこんな風変わりな野菜に巡り会えるに違いない。

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