2021年10月31日日曜日

2021年10月の菜園&果樹園。

10月はまさに収穫の秋の始まりで、色々な野菜や果樹の収穫が一気に始まった。
終わりかけのナスの苗に見えるクロメンガタスズメの幼虫はこのままにしている。
土に潜って蛹になるのも時間の問題だろう。

花壇ではこの時期にまだタマスダレが咲いている。

バラも花は小さめだが次々に咲いてくれた。
収穫をほぼ終えたエンツァイもきれいな花を見せてくれた。


さて、菜園では9月に活躍してくれた夏野菜、四角豆、ピーマン、ナス、ゴーヤはそこそこ食べる分を収穫できた。
ピーマンは十分に収穫出来ているが、ナス、ゴーヤ、四角豆はどうやら今日が最終収穫。

収穫の秋らしく芋類が順調に収穫出来たのだが、特にツクネ芋は例年より早い時期から大きな芋を十二分に収穫出来ている。

10月なのにこの大きさの収穫が出来た。
11月の収穫ではさらに大きな芋が期待できる。

苗の植え時が遅れて不作になるのではと心配したサツマイモも順調。
モグラ被害も少しあったが許容範囲だった。

里芋も『赤芽大吉』を親芋から収穫をはじめ、最近では子芋もかなり大きくなって食べれるようになった。
他の種類の里芋も来月から収穫予定だ。
ここが里芋のメインの畝。

宇宙芋の収穫は11月からだが、今月は収穫するつもりでない落ちた芋を拾ってきた。
そんな芋もそれなりの大きさになっていた。
落ちた芋でも100gを変える芋が5個もあった。
宇宙芋も今年はこれまでで一番の収穫になりそうだ。

デストロイヤーはメインの畝の植え付けが失敗したのは残念だった。
夏の時期使ったマルチをそのまま使うのは危険なのを改めて知った。
追加で植えた種芋は予定より少なかったが、元気に育っている。
失敗した畝でも育っている苗には感心だ。
全滅かと危惧したが、最終的にメインの植え付け予定の畝で1/3の苗が生き残った。
そんな苗に付けている花を見ると褒めてやりたくなる。

ヤーコンはまだ収穫していないが、大きくに育っている。
倒れていないものは2mくらいの高さになっている。
どうやら今年のヤーコンも豊作が期待できそうだ。
こちらはヤーコンな苗のてっぺん。
今年はかわいい


葉っぱ野菜も今月後半からは順調に収穫出来るようになった。
月初めに収穫できていたのはルッコラのみ。
ルッコラはその後も順調に収穫出来ている。

最初、防虫ネットの中で育ててもヨトウムシにやられ葉が無くなった黒キャベツ、試しにそのまま放置したらかなり復活している。

今は小さなアオムシが付いているのだが、収穫出来る葉も出てきた。
この時期はヨトウムシはほとんど見えなくなった。
夜になったら出てきているのかもしれないが。。
苗を揺らすとこんなアオムシが落ちてくる。
防虫ネットを外したので仕方ないだろう。
別の場所の防虫ネットの中に植え直した黒キャベツはすべて順調だ。

昨年ダメだった、ロメインレタスも今年は順調だ。
外側の葉から食べる分のみ収穫している。

チコリー類も元気なようだ。
ほろ苦レタスと呼ばれているエンダイブ、これもチコリーの仲間だ。

葉野菜の中ではミズナの種まきが遅れ、今日種まきをした。
それでもミズナは育ちが早いので11月中には収穫出来るようになると思っている。

残念なのはアーティチョークの株分けに失敗?
株分けする前は雑草に隠れてはいたが元気だった。
かなりピンチ、株分け時期が早すぎたのだろうか?
株元にもみ殻を撒いて経過を見ている。


大根は極めて順調だ。
こちらは種を蒔き直した畝。
聖護院大根も収穫出来始めている。

豆類(エンドウ豆、空豆)は種蒔きが終わったところ。

空豆は種を土に埋め込んで更に鳥除けに防虫ネットを掛けている。
そんな直まきした空豆が芽が出なかったときに植える予備苗も準備している。
こちらには鳥は来ないと思われるので、通常通りの種まき(種刺し)。
豆類も大好きなので、来春の豊作を期待したい。


ニンニクは今年全てを自家採取したのものを種ニンニクとして植えた。
芽出しが遅れて心配していたが、どうやらほとんど芽が揃ってきた。
調べてみると芽出しを早めるにはいくつか方法があるようだ。
来年は、種まき前に種の皮を水にしばらく浸けたり、冷蔵庫の中に置いたりする、他の方がやられてい方法も取り入れようと思っている。

フェンネルは昨年の株から出てきた芽を移植し、種蒔きして出ていた小さな芽を同じ畝に植えていった。
去年のこの時期よりかなり状態は悪い。
もみ殻の力も借りてこれからの成長に期待しよう。

ディルも自然発生苗と種まきで出てくる芽を育てている。
例年より出遅れ感はあるが、消費量からしても育てる苗は少なくていいようだ。

ニンジンは、マルチに穴を開けて植え付ける春先うまくいうまくいったやり方を踏襲したが失敗して、例年通り足踏み法でうまくいっているようだ。
こちらは第1菜園のニンジン。

今年のショウガは元気。
必要なものは十分収穫出来ている。
年内は収穫が続くのでまた大きいのが採れたら報告しよう。

カボチャは、ひょうたん型が最終収穫出来た。


10月の果樹のは、極めて順調。
2年間収穫出来ず期待の富有柿は大豊作。
収穫用の秘密兵器を作ろうとしたが失敗で、結局枝ごと切って実を収穫するという方法になった。


渋柿では久しぶりに吊るし柿を作った。

ミカン類ではまだ熟れていない温州みかんにサル被害が出ていた。
で、仕方なくまだかなり青さが残る実を収穫して食べてみた。
思ったより甘くなっていて美味しかった。
全ての実がサルにやられなければ、来月上旬にはもう少し美味しい実を収穫できるはずだ。

今年大豊作が期待できるポンカンの収穫も11月に入ったらすぐ始めた方がよさそうだ。
たくさん実を付けているのポンカンだが、こちらも猿の大好物。

来月前半にはポンカン、後半には八朔や伊予柑、そして来年に入ると2本ある晩白柚の木では、昨年よりも多い収穫が期待できそうだ。

イチジクは大豊作で先月までは何回か家人にジャムを作ってもらい、乾燥イチジクも作った。
今月なっている実は、手が届かない高いところのものが多いのでペットボトルを切って自作のイチジク収穫器を作り、非常にうまくいった。
今年のイチジク、11月いっぱいは収穫が続きそうな勢いだ。



というようなことで、10月は畑仕事をしっかり楽しませてもらった。

来月も収穫の秋が続きそうなので、気持ちのいい晩秋を楽しみながら畑仕事を頑張ろう。

2021年10月30日土曜日

もみ殻をたくさん頂いたので、この時期花が咲き始めたラッキョウの畝や乾燥や寒さに耐えてほしい小さな苗元に撒いておいた。

 こちらは今花が咲いているラッキョウ

9月初めに芽を出し始めた頃はこんな感じだった。

今では葉の茂りも増えてきた。
ラッキョウの苗元には藁を敷くといいと聞いていたが、今年は藁が手に入らず枯れたトウモロコシの苗を藁代わりにしていた。

ところで、先日畑友達のおじいさんからもみ殻をたくさん頂いていた。
で、今日はそんなもみ殻を色々なところに使うことにした

まずはこのラッキョウの畝に藁の代わりに撒いていった。
これで寒い冬の時期も元気に育ってくれそうだ。

こちらはデストロイヤーを失敗した場所に種まきして集団で発芽したフェンネル
これらの小さな苗を、昨年の苗から出てきた芽を植えた隙間に植えていった。
これで、この畝は立派なフェンネルの畝になるはずだ。
ただし、今日移植したのは赤ちゃん苗
ちょっとの乾燥で枯れてしまいそうだし、寒さにも弱いはずだ。
そこで、ここのフェンネルの小さな苗のところにもみ殻を撒いた
手前は畝に広く撒いて、奥は苗を植えた場所のみに撒いた。
広く撒いたところはこんな感じ。
こちらは苗のところのみに撒いた。

また、デストロイヤーが育たなかった場所にはホウレンソウの種も撒いていたが、こちらも芽が集団発生
そんな小さな芽を、今日は畝に移植した。
こんな芽も乾燥や寒さに弱そうなので、移植した場所にもみ殻を撒いていった
もみ殻を撒いたところはこんな感じ。

頂いたもみ殻はまだたくさんあるので、これからも空豆やエンドウ豆、そして移植して弱っているアーティチョークなどにも撒いていこうと思っている。