2016年11月26日土曜日

大きな親芋を逆さ植えしている里芋、初収穫で早くも収穫量の記録?

こちらは、今日収穫した大きな里芋。今年最高の出来だ。

里芋はこれまで、第2菜園にある小さな親芋を順行植えした株を、10月の初めから食べる分だけ掘り起こしてきた。
食べる分には、それで事欠かないし、まだ第2菜園の里芋は10株ほど残っている。

ただ、一株からの収量はかなり少なめで、収穫時の満足感がイマイチ。
で、ここいらで私が一番力を入れて育てている里芋を掘り起こしてみることにした。

その里芋とは、昨年収穫した10cm前後の大きな親芋を3月に逆さ植えして育てた株で、第1菜園の畝に8株育てている。
下の写真は植え付けの時の様子。
こちらが、今年3月、大きな親芋を種芋として逆さ植えで8個植えたところ。
我が家の里芋は『元々あった里芋』と、『赤芽大吉』『土垂』の3種類。
だが、植えた時点では、どれがどの種芋か不明だ。
その後の成長は順調で、先日まで私の背丈ほどに茎葉が茂っていた。
だから、今年のひと株からの収穫量は記録となるのではと期待しているのだ。

ちなみに、昨年、里芋のひと株から、最大収穫量があったのは下の写真。
これは『土垂』の順行植えだ。
一株から採れる小芋が、このカゴの1段分あれば豊作。
昨年のこの芋は2段目までいっぱいになった。
去年も親芋を逆さ植えしたものからの収穫量は、平均的には多かったのだが、それらの中でこの『土垂』の収穫量を超えるものはなかった。

さて、収穫を前に、今年育っている8株がどの種類だったのかを見て見た。
茎元の色を見たら、区別ができるのだ。
この畝に、今年元気に育った8株がある。
すべて、大きな親芋を逆さ植えしたものだ。
さすがにこの時期、株の勢いは落ちてきた。

3株は、『元々あった里芋』
だった。
このこげ茶の茎元は『元々あった里芋』
逆さ植えの時は、伸びた茎葉の下に4個くらい大きな親芋が出来ることが多い。
順行植えと違って、それぞれの芋に距離ができるので、小芋がたくさんできるのだ。
そして、5株は『赤芽大吉』
この、緑に茶色がかった茎元は『赤芽大吉』なのだ。
ということで、今年も去年と同じように、逆さ植えして育てた株には、『土垂』の親芋は1個も含まれていなかった。
確かに、思い起こすと、去年の『土垂』の親芋の大きさは皆小さかった。
だから、大きい親芋を選んで種芋として植えた第1菜園の8個に選抜されなかったのだ。

今日は、まず『赤芽大吉』5株の中で、一番小さな株を収穫した。
下1段が完全につまって豊作だ。カゴの右手は8cmほどの親芋4個。
この時期、5株中一番小さな株で、この収穫量なら上等だ。
次に、『元々あった里芋』3株はほとんど大きさが変わらなかったが、その中の一株を掘り起こした。
すごい小芋の量だ!いや〜久しぶりに里芋の収穫で満足出来た。
2段+&あるので、去年の最大収穫量に負けないくらいの量だ。
記録更新かどうかの判断は、重さ計測をする方が正確でいいかもしれない。
カゴの右外には10cm近い親芋が3個とやや小さな親芋が2個ある。

これから、この畝ではもっと大きな株の収穫が続いていくので、収穫量の記録更新には大いに期待しても良さそうだ。


ところで、来年は『土垂』の親芋の逆さ植えを1〜2個は行いたい
第2菜園の方を見てみると、残った里芋の中に『土垂』が3株残っていた。
茎元が青々しているので、すぐ分かるのだ。
これから収穫する『土垂』は親芋をしっかり分かるようにしておこう。

早速収穫した、一株の『土垂』
間違えないように、親芋に名前をつけて乾燥させておいた。
これから収穫する親芋も含め、大きいものを来年の逆さ植え用に選別だ。
来年の『土垂』の逆さ植えで、どんな収穫結果になるか興味津々だ。
今年は、同じように『赤芽大吉』、『元々あった里芋』の親芋も、これからの収穫では分別しておこう。
こちらは、『元々あった里芋』の親芋
こうして、親芋だけを見ると
『土垂』と区別が難しい。

こちらは、見ただけで区別がつく『赤芽大吉』の親芋。


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