2012年7月31日火曜日

7月ミミズ総括

さて、7月は台風が2つ近づいて,梅雨の終わりに豪雨があった。そして下旬は恐ろしく暑くなった。
さて、みみず君たちの7月の総括だ。

台風は直撃しなかったため、みみず君に直接の風の被害はなかった。
そのあとの豪雨ではプラコンの上にはひさしが付いていたのだが、横殴りの大雨でいくつかのプラコンの受け皿が満杯状態となり、受け皿プールの中でみみず君が死んでしまっているものもあった。それでも被害としては小さくすんだと思っている。

暑さ対策は、先月末の室コン5号(金子)の全滅のあと、大多数のミミズ小屋を風通しの良いところに移動したので、7月のチェックで問題になったミミズ小屋は一つもなかった。ミミズの環境としては暑さもさることながら風通しというのがとても大事であることを痛感させられた。ただ、最近では堆肥が乾燥気味の小屋も出てきているので雨が降らない日が続く場合はスイカなどの堆肥がウェット気味になる餌を多めに与えても良さそうだ。

ミミズ小屋の管理は1ヶ月ですべてのミミズ小屋を何とか一通りチェック出来た。

9個あるプラコンは概ね堆肥の状態もみみず君の状態も良好だった。堆肥収穫量は大体一つのプラコンでバケツ1/2くらい。

大きな蓋付きプラBox、ボックス1号、の横移動実験。
期待していたがこれはうまくいかなかった(7.27)。
横移動をうまく行うためには新しい区画に餌を与え続ける必要がありそうだ。
また、堆肥取り出しのためには2つの区画を分ける金属メッシュも垂直である必要を感じた(ボックス1号では区画分けの金属メッシュが斜めに挿入されていた)。
堆肥収穫法はこれまでと同じく(ボックス2号も同じ)、やや原始的な方法で続けてみることにした。今回の堆肥収穫量はバケツ1杯あまり。
ボックス2号の堆肥収穫はそれなりに上等。堆肥収穫量はバケツ1杯弱。

横プラは7.12にチェック。堆肥は上等な感じだった。廻りの座布団収納袋が一部破損してみみず君が、収納袋の外の枯れ葉の中に20匹程さまよっていた。座布団収納袋の破損は初めてだったが原因は人為的なものだった(ミミズ小屋の引きずり)。

縦プラは先月入れた餌が直後にアルコール臭の強い発酵をしてちょっと大変だったが、その後問題なし。堆肥はバケツ2/3ほど収穫。


金子ミミズ小屋は順調。日々の食事の野菜クズの後処理をお願いしている。
金子2号は現在600匹の赤ちゃんの成育実験中。

今月は3〜5月に溜めた堆肥の中の赤ちゃん救出方法を検討したがこれといった名案はなかった。強いていえば、表面かすり取り法が時間的に少なかったが、さぼり分別法が一番効果的だった?ような気がする。

食べ物チェックでは腐りかけの桃やスイカなどで発酵条件になるかどうかのチェックをしていたが問題なかった。観察小屋全体にこのような餌を入れない限りはみみず君の全滅などの条件悪化はなさそうだ。

今日は7月最後の一日、やはり暑かった。夏休みに30℃を越えるか越えないか位の気温の中で、外で真っ黒になるまで遊んでいた私の小学生の頃(50年程前)とは地球環境が間違いなく変わってきている。
夕方、家に帰って来たときの部屋の温度は37.8℃もあった。みみず君にとってもまだまだ要注意の日々が続きそうだ。

今日の夕焼け



2012年7月30日月曜日

屋上菜園:カボチャ



灼熱の屋上バルコニーでの野菜作り。
作っている野菜の中で最も苗の数が多いのがカボチャ。今日はこれを紹介しよう。

4つのプランターに種から育てた苗が7本ある。もちろんミミズ堆肥はたっぷり入れていた。苗の育ちは6月の中旬まで順調な感じだった。苗の育つ方向に遮光ネットを敷いていった。

そのうちめしべの下にカボチャの赤ちゃんが姿を現し

どんどん大きくなっていった。

ところが、6月下旬になると暑い日のカボチャの葉は傘をすぼめたようになった。あわてて、少しでもコンクリートの熱がプランターに伝わらないようにプランターの下に断熱用発泡スチロール製のブロックを置いた。

7月に入ると、ぼちぼち収穫が出来るようになったが、苗はかなり弱っているように見えた。
カボチャと一緒に写っているの右の丸い野菜は、熱でやられたのだろうか?最終的に食べれないまま苗が枯れてしまったウリ(この実は美味しくなかったので食べていない)。

7月中旬、苗が非常に弱ってきたので、一通り成っているカボチャを5個程取りきって、枯れかけた苗の先を切り取ったりして様子を見ていたが
7月下旬、何とか次の実を付け始めた。

屋上菜園のカボチャは、種から育てた苗7本とミミズ堆肥から自然発生した苗が2本加わり、全部で9本も苗がある。
畑にこれだけの苗を植えると、通常は大量収穫ということになるのだろうが、初めての屋上菜園、そううまくはいかなかった。
今の所、7月中旬までに収穫したカボチャが7個。その後はまだ収穫していない。
ただ、その後付けた実もボチボチ大きくなり始めている。それらはなんとか収穫出来るだろう。

屋上のコンクリートの上は予想を超える暑さで、先日スイカは熱で煮えて?食べれなかった。カボチャの実が同じように熱でやられないように早速スリッパを敷いた。効果はあるだろうか?
灼熱の日差しと、コンクリートの熱の間で、弱々しく生き延びているカボチャ。
それでも新しく実を付けてくれているので、実の下にスリッパをあてがっている。
100円ショップのスリッパも色々役に立つ
こちらは小さなカボチャだが色から判断するともう成長はあまり見込めない感じ
こちらはもう少し大きくなれそう


今はまさに、夏だ。コンクリート上は歩けない程の灼熱状態で屋上野菜が苦戦しているのもうなずける。
こんな環境でも来年はもう少し野菜に優しい屋上環境が作れるよう、策を考えないといけない。









2012年7月29日日曜日

みみず君の食べ物:青柿結果、天日干し梅の取り込み


緑化したジャガイモには皮にソラニンという毒がある。
念のため、青い柿は大丈夫かどうかをチェックしてみようということで7月8日に設定したこの実験


外から見る限り、みみず君も元気だし、柿の姿もほとんど見えなくなった。
恐らく、1ヶ月経っていないのでまだ完食には至っていないと思うが、今回の実験は青柿がみみず君の餌として問題ないかどうかのチェックなので設定3週以上経った今日さっそく御開帳だ。

受け皿には僅かに液肥が溜まった

 内容を広げてみると、3週程で青柿で残っているのは皮のみ。何と完食だ!
投入した20匹の大人ミミズも極めて元気だった。
青柿はみみず君の餌として全く問題ない。


ちなみに下の写真が我が家の富有柿の木
富有柿1号

富有柿2号

今回の実験で青柿は極めて良好なミミズの餌であることが分かった。
晩秋の落ち柿や、冷凍柿は大量に与えると発酵したことがあったが、青柿では問題なさそうだ。
摘果する時はみみず君の餌として多量に与えてもオーケーと思われる。


ところで、今日も晴天、3日間梅を干すのに絶好の天気が続いてくれた。
今日は干した梅の取り込みだ。
こちらは全体像



 こちらは大梅、いい感じに皺が寄っている。

 こちらは大梅、小梅、それにザルのスペースが足りなくて去年干せなかった梅(写真右)
小梅はシワシワに果肉が縮まっている。早速朝方取り込んだ。大梅は夜の取り込み予定だ。

2012年7月28日土曜日

ボックス1号みみず君の横移動うまくいった?

6月6日に設定したボックス1号

みみず君を横移動させて、堆肥の収穫を簡単にしようとする実験的試み。

6月6日には古い堆肥とみみず君を左に集め、右に新しい餌を入れた。
みみず君に横移動してもらい、今日、左側の堆肥を収穫し、次に新しい餌を左に投入して、1〜2ヶ月して今度は右側の堆肥を取り出そうという魂胆だった。新しい草などが多量に入って、ボリュームとしては新しい区画の方が多い感じだった。
真ん中の金属メッシュの差サイズが合わず右と左の区切りは斜めになっているのはお愛嬌。私の工作能力はこんなものだ。

さて、早速チェックに入ろう。
まずは、ボックス1号を包んでいる座布団袋の内側をチェック。やはり数匹の旅好きみみず君がいた。座布団袋も破れることなく役目はしっかり果たしてくれている。

次に下皿の役をする2段重ねの下のボックスをチェック。
ここは液肥を溜めるのが目的の空間。ただし、上の段から脱出してきたみみず君はここで死ぬことがないように枯れ葉を入れていた。
その上にウェットな堆肥が溜まり、中にはかなりの数のみみず君が生息していた。
液肥もほぼ予想通りの量が溜まっている。



 次に、ミミズが大量に集まってくれているはずの新しい区画をチェック。みみず君は居るものの思った程の数が居ない。とてもすべてもミミズがこの区画に入ったようには見えない。ここで、今回の想定が完全に狂った。

置きっぱなしにしておくはずのこの新しい区画。仕方なく、すべての内容をひとまずどんぶり型プランターに移した。新しい区画にも餌になるものが何もない。これが移動失敗の原因だろう。

次に、堆肥収穫予定の古い区画の内容を、大きな皿2個に入れた。こちらは当然堆肥は出来ているのだが、まだかなりの雑草の茎が残っている。残念なことに移動してくれなかったみみず君の姿もチラホラ見える。そこに敷いていたネットはほとんど意味をなしていなかった。
ネットの下にもみみず君が散見された。

仕方ない。すべての区画を詳しく内容チェックしよう。
それぞれの区画にはどれくらいの数のみみず君が居るのだろうか

 まずは受け皿として使っている下のボックスからチェック。
液肥でかなりのウェット状態だが、枯れ葉の下などに予想以上のみみず君が居た。そこに居るみみず君は元気だ。ざっと数えてみると数は250匹を越えていた。
やはり、上のミミズ小屋(ボクス1号に美味しい餌が無くなっていたことを意味するのだろう)

続けて新しい区画の方を調べてみた。こちらは200匹強だ。移動したミミズはこれだけだ。受け皿の方に逃げたミミズより数が少なかった。

さらに古い区画の方を調べてみた。こちらにも100匹弱のミミズが残っていた。

ということでボックス1号のミミズの横移動実験についてまとめてみよう。
1)結論的にはミミズ移動は不十分だった。
その原因は新しい区画に十分な餌がなかったこと。雑草はボリュームはあってもミミズを引きつける餌としては不十分だったようだ。
ミミズをしっかり移動させるためには日々新しい餌を新しい区画に加えていくのが好ましいと思われる。
今回のボックス1号ではそのような餌のやり方が出来ないので今の時点ではこのボックス型のミミズ小屋での横移動を利用した効率的堆肥収穫はあきらめることにする。
2)金属メッシュの高さが箱と合わなかったのもどうも今後横移動実験を続けるのに引っ掛かる点だ。今回のようにメッシュを斜めに設定した場合、上の方が狭くなった区画の堆肥取り出しはやりにくい(今回は上が広くなった新しい区画の内容を取り出した後に古い区画の内容を取り出したので問題なかったが、もし横移動がうまくいっていて古い区画のみを取り出すことになった場合は大変だったろうと思われる。)やはりメッシュを置く場合は箱に垂直に設定したい。
なかなか高さを合わせたメッシュを作るのはなかなか難しそうだ。金物屋さんに作ってもらうとべらぼうに高く付きそうだし....。
3)餌が草でも結構液肥が出る
4)堆肥収穫量は古い区画と新しい区画の堆肥を追わせてバケツ1杯程だった。
5)ミミズの数は全体的にはあまり変化なかった。

それで、ボックス1号今回は、堆肥の移動はさせず、2号と同じくただ餌を入れて通常通りの堆肥収穫法で見ていくことにした。
今回はミミズの餌になる果物や木の実などもたっぷり餌として与えた。



2012年7月26日木曜日

屋上菜園:ゴーヤ


日差しも強い、焼けるようなコンクリート製の屋上。

そんなバルコニーで屋上菜園に初挑戦している。

今日は屋上菜園のなかで、まずまずうまくいっている?ゴーヤについて紹介しよう。
2つのプランターにゴーヤを3種類を1本づつ育っている。
アバシゴーヤと白ゴーヤ、それにサラダゴーヤだ。右のプランターには種から育てた白ゴーヤを3本程植えていたつもりが、1本しか育たなかった。白ゴーヤが育つはずの右側プランターの右端には撒いたみみず堆肥から自然発生した苗が見える(後で冬瓜と判明)。



一番成りはサラダゴーヤだった。


これが7月初めに収穫した一番なりのサラダゴーヤの大きさ

2番なりはそれより大きく育てて収穫しようとしたが失敗。
結局、みみず君の餌と種取りになった。

その後、白ゴーヤ、アバシゴーヤ、サラダゴーヤと大きさは小さいが順調に成り始めた。
やはり屋上菜園で条件が一番適しているのはゴーヤ類なのかもしれない。
同じ棚に3種のゴーヤが成っているのは大きくなるのを競っているようで見ていて結構楽しい。




屋上菜園の我が家のゴーヤ、まずまずうまくいって、楽しませてもらってはいるが、他の方の畑などを覗いて目にするゴーヤには愕然とする。
他人の芝生は青く見えるというが、他人のゴーヤは実際に鈴なり状態なのだ。

みみず君の餌:スイカ、たっぷり与えた場合

昨日収穫したものの、コンクリートの熱にやられて食べれなかった屋上菜園のスイカ。

半分はミミズ小屋に餌として与えた。半分を実験に使うことにした。
みみず君の餌としてミニチュアスイカは現在実験中だ。
これは、餌が小さめのため外から観察しにくいし、観察小屋に対して餌の占める割合が小さいので、じっさいのミミズ小屋にスイカを与える環境と少しずれがあるかもしれない。ということで、今回はたっぷりスイカを入れての実験だ。

このスイカには水分が多量に含まれている。何せ食べれなかった実の部分もすべて含んでいるのだから。観察小屋で餌として与える場合、このスイカにどのくらいのドライなココナッツ繊維を加えるかの判断が難しかった。
そこで乾燥ココナッツ繊維の塊に全く水を加えず、スイカの果汁のみでココ繊維をほぐしてみた(乾いたココナッツ繊維の塊ににスイカを混ぜて一日置いていた。スイカの果汁がしっかり出るように赤い実の部分はかなり潰した。一日置いたスイカのニオイはその昔カブトムシにスイカをやってしばらく置いた時のあのニオイだった。果汁を含んでかなり柔らかくなったココ繊維をスイカと共に観察小屋に入れた。)


みみず君には20匹に参加してもらった。外から見て食べ具合がよくわかるように、外から目立つスイカの皮の方を容器の壁にくっつけて置いている。実は潰したので分かりにくいがココナッツ繊維の中に混じっている。

この実験で、見たいのは
1)観察小屋の中の環境
ココナッツ繊維とスイカだけの環境で発酵するかどうか?ニオイははいつ発酵してもおかしくない感じだ。
2)みみず君がこの環境に慣れたとして、どれくらいの期間であの量のスイカを食べ尽すのか?
観察小屋の大きさからするとかなりのボリュームがスイカで占められている。みみず君は20匹なので1ヶ月で食べきるのは難しいような気がするがどうだろう?
3)下皿に液肥が溜まるかどうか?
実際、スイカをたくさん与えたミミズ小屋は液肥が増え、環境がかなりウェットになっているものが多い。今回の実験でも下皿に液肥が溜まってきたら、それはほとんどスイカの果汁のはずだ。20匹のみみずの食事量ではそう簡単に液肥が出てくるはずがない。


今日も一日暑かった。ベランダの天日干ししている梅は少し皺が寄って順調な感じだ。こんな日はビールが美味しい。夜中には、なでしこジャパンが頑張ってくれた。これから始まるオリンピックの映像もいい酒のつまみになるだろう。

2012年7月25日水曜日

さて、いよいよ梅を干すぞ!

いよいよ梅漬けから梅干しに変身する時が来た
梅を干すと日光消毒やら水分が飛んで塩分濃度が若干上がるなどという理由で長期保存に耐えうるようになるとのこと。
しかし、そもそも、梅を干す最大の理由は干した後の食感だろう。
干した梅を梅酢の中に戻さないままでの食感を好む人も居るらしい。

まずは下の写真を見て欲しい。
2個とも去年の梅だが、左の写真が干さなかった梅。いわゆる梅漬けの状態。
右の写真が3日3晩梅を干して梅酢に戻したもの。
味はそんなに変わらない。しかし食感が違う。
私はやはり干した梅を梅酢に戻したものが好きだ。

さて今年の梅だが、6月10日に収穫し、最初、漬け物用の小樽と中樽に漬けた。
今年も10%の減塩で漬けている。
漬けて1週間程して、中樽の梅酢が濁り、いくつかの梅にガスが発生してパンパンに腫れ上がった。一つ一つ爪楊枝でガスを出して、重しを足し、気持ち塩を加えることにより状態は落ち着いた。
7月1日紫蘇を収穫し、その日のうちに紫蘇もみをして漬け込んだ。

そして今日梅を干すことが出来た。一時期ピンチを迎えた梅干し作りだったが、どうやら今年も問題なくおいしい梅干しが出来そうだ。
右端に小梅も見える。小梅は大梅より1日早く2日程干したら取り出す予定だ。
一度パンパンに腫れ上がった梅は皮が硬くなるとのことだが、箸で掴んだ感じではそこまで気になるものは無かった。

ところで、先日紹介した屋上菜園で作ったスイカ。食べれそうな1個を持って帰ったが、持った瞬間熱い!かんかん照りの日差しでコンクリートの熱がそのままスイカに伝わっている!これでは煮えているかもしれないと心配しながら、家に持ち帰って切ってみた。
悪い方の予想が的中。見た目はそこまで悪くなかったが、一口食べてみると、とても食べれる味ではなかった。仕方ないので、これはそのままミミズ小屋の餌になる。ウェットになりすぎないよう注意しての餌投与になる。
とにかく、来年の屋上でのスイカ作りは色々と工夫が要りそうだ。


2012年7月23日月曜日

撒いたみみず堆肥から出てきた予定外の苗たち

朝6時過ぎ、わ〜しわ〜しわ〜しわ〜し、クマゼミの鳴き声の喧噪の中に目を覚ます。これを蝉時雨というのだろうか?間違いなく真夏の到来だ。昨日北部九州もやっと梅雨明けした。

今日はこの暑い中、堆肥の中にあったと思われる種から自然発生的に育ち、けなげに実を付けてきた苗についての話だ。

みみず堆肥を畑や屋上菜園に使っている。どうやらミミズ堆肥の中には色々な種が残っているようだ。
畑の苗の側に撒いた堆肥からも芽が出ているが、通常は雑草と同じように抜去している。
やはりカボチャの種から出てきた芽が一番多かった。これは昨年秋頃、みみず君にかなりの量の食べれなくなったカボチャを餌として与えていたのでうなずけるところだ。

ただ、堆肥も撒いたところの本来の芽が出なかったり育ちが悪いときには、堆肥から自然発生してきた芽をそのまま残して育てたものがいくつかある。
下の写真は、プランターの中にしろゴーヤを2本植えていたつもりだが、1本だけ順調に育ち、後3本カボチャらしい芽が出てきた。左側の白ゴーヤに近い場所の苗は抜いて、右側の2本はそのまま育てた。

右下の苗は初めカボチャだろうと思ってそのまま育てていたら、冬瓜の実がなってきた。コンクリートにじかに置かれたのでは煮えてしまいそうなのでスリッパをあてがった。もうじきスリッパから落ちてしまいそうだ。

堆肥から自然発生してきた他の苗のいくつかも実を付けてきた。
昨日はスイカのプランターに育ったトマトを紹介した。
これがそのミニトマト。育ちは決していいとは言えないがぼちぼち収穫出来ている。



 こちらは白ゴーヤを植えたところに育ってきたカボチャ。こちらも実をつけている。プランターには十分水は与えているのだが、コンクリートの上に這っているカボチャは日差しの強い時は葉が傘のようにしぼんでいる。

ところで、8個植えた白ゴーヤの種からきちんと育った苗は1本だけだった。これは予想外の悪い結果だった。

堆肥から出てきた予想外の苗の中で最も元気なのが、畑の隅に蔓をはわせているカボチャだ。もちろん何も手を加えていないのだが、非常に元気で草にも負けずどんどん蔓を伸ばしている。下の写真のような実もいくつか付け始めている。やはり同じように堆肥から出てきたカボチャの苗でも屋上菜園と畑では育ちが全く違う。これが畑の土の底力というヤツだろうか?

こんな感じの実が次々に付き始めた。1本の苗から一体何個くらいの実がなるのだろうか?
ところで、上のカボチャの写真に里芋が見えているのでアップしておこう。
こちらは親芋を逆さまに植えて種芋とした里芋だ。1mくらいの高さになり、とてもとても元気だ。親芋を逆さまに植えるという方法、なかなか良さそうだ。


さあ、梅雨明けした。早速やるべきことは?
漬けた梅の天日干しだ。明日の予定にしよう。