これは先日設定したひょうたんの種取り用に投入した子供みみず君が設定3日目にして外に出てきて干涸びたところの写真だ。
これは私にとっては非常事態なのだ。
みみず君の食性からして、ひょうたんに入れたみみず君は数ヶ月後、ひょうたんの果肉を確実に食べ尽し、種だけ残して、大きくなったみみずが種と共に取り出されることを願っていた。
成長具合がよくわかるように子供みみずを入れていたが、予定外にひょうたんの外に出てきたのだ。もちろん外に出てきたみみず君は干物になる運命だ。このみみず君の脱出劇は中の果肉が腐り始めたサインのある2個のひょうたんの1個からのみ認められた。閉ざされた空間でウェットになり、みみず君にとって不得意の嫌気性菌感染などが起こってきたのかもしれない。とにかくこのひょうたんは投入した子供みみず君にとって居心地が悪かったことだけは間違いなさそうだ。
特殊なファイバースコープがあれば覗いてみたい所だがそうはいかない。
そこで、まずはこのひょうたんを逆さに置き、液成分と共に残ったみみずが出てくるかどうかを観察してみた。
ひょうたんにみみずを入れたのが8月26日。
脱出みみずの発見が29日。
逆さに置いたのが30日だ。
8月30日ひょうたんを逆さに置いた。出てきた液やみみずはこれでチェック出来るはずだ。 |
逆さに置いた次の日少し液が出ていた。
9月3日の今日、逆さに置いたひょうたんからはもっと液成分が出ていると思いきや、受け容器の中は逆に先日出た液も乾いていた。
そして、みみず君の脱出はあの日以来増えていない。
逆さに置いていたひょうたん。少しカビがついているがこの数日液が出てないのでしばらく普通の方向に置いておくことにする。 |
こちらも中がウェットになっている感じのひょうたんだがこちらからはみみず君の脱出は見られなかった。 |
こちらの一番大きなひょうたんも表面の色が変わってきた。恐らく中の果肉がかなりウェット状態になっているのだろう。 |
今後、逆さにしたときに液成分と一緒に死んだみみずが出てきたらこのひょうたんは以前の種取り法、すなわちひょうたんの中に水を入れては振って出す、原始的な方法をとることにする(これは思い切りクサイ)。
もし、生きているみみずが出てきたら一旦ひょうたんの中に戻しひょうたんを普通の方向にしばらく置こう。そして週に1回くらい一時的に逆さにして溜まった液を出してみよう。一緒に出てくるみみずはその都度ひょうたんの中に戻すことにしよう。
はたして残ったみみず君たちは元気にしているだろうか?
外から中の様子が分からない所が辛い所だ。
今の所、辺り一面臭くなってはいない。これがみみず君が果肉を食しているためかどうかも全く分からないままである。
しばらく注意しながら経過観察の日々が続く。
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