2012年9月5日水曜日

みみず君の餌:イチジク

暑い夏の果樹園には足が遠のいていた。
果樹園に行く時はいつも軽トラだ。
先日、柿の摘果を行って以来10日ぶりにその軽トラに乗り込んだ。
さて出発と思って軽トラのエンジンをかけようとして、エッ!エンジンがかからない。
よく調べると前回閉めたはずのドアが半ドアだったみたいだ。
恐らく半ドアでバッテリーが上がったのだ。
仕方なくお助け隊に電話。オババん家の若旦那が10分程で来てくれた。程なく無事始動開始。オババん家には何かあるといつも助けてもらって感謝!だ。

さて、今日の山での仕事の予定はというと、
1)植木の支柱用の竹の切り出し 2)イチジクの収穫 3)みかんの薬かけ
だった。
ところがイチジクをちぎり、竹を切り出したところで大雨が降ってきた。
切り出した竹で余裕があれば、風対策に植木の支柱作りまでやりたかったが、この雨で今日の作業はこれにて終了。みかんの薬かけは出来ずじまい。

みかんにはアブラムシがいっぱい付いていたので近日中に薬かけに行こう。

ということで、今日はイチジクの紹介。
山の果樹園に2本、畑に1本イチジクの木がある。
5年程前に植えたイチジク

この木は10年以上前に植えた木だが一度虫にやられて枯れかけた。殺虫剤をボンドに融いて、木の穴に注入したら、功を奏したのか木は復活してきた。それでも幹や枝にはまた新しい穴がたくさんあいている。
確かすべてドーフィンという品種だ。
果樹園の1本は植えて10年以上になる。虫にやられて何度か枯れかけたが、何とか復活している。
果樹園のもう1本は植えて5年くらいだろうか?この2本の木で食べる量のイチジクの実をそこそこ提供してくれる。
しかしイチジクの木は虫たち、特にカミキリムシの大好物なのだろう。どちらの木もカミキリムシの幼虫が噛み砕いた木屑があちこちに見られる。これは私にとって果樹園の管理の限界で今後ともこの虫たちを根絶することは難しいと思われる。
幹の下に木屑が見える。よく探すとそのすぐ近くの幹に穴が開いており、そこから木屑が出てきている。これはカミキリムシの幼虫の仕業だ。これまでこの穴の中に殺虫剤と木材用のボンドを入れて被害を食い止めようと何度かトライした。その都度効果はあったが、果樹園管理にあまり時間がとれない現段階ではやはり虫の力に勝てそうもない。

そこで、いつでも目の届く仕事場側の畑に、この4月、1本の苗木を植えた。
まだ80cm。元気はいいのだが実を付けるにはまだ3年くらいかかりそうだ。
ただしこの木はしっかり管理が出来るだろうと思う。
畑の端に今年植えたイチジク


今日は予定の仕事が中断したので、収穫したイチジクの食べれない実でみみず君の餌実験だ。
今日はいつもの餌実験の観察小屋がないのでワンサイズ大きな観察小屋容器を用いた。


上の写真のイチジクの半分くらいが入っている

右が昨日設定したカボチャ実験、左が1週間程前に設定したナス実験。イチジクの観察小屋容器は、両横の観察小屋の1.5倍くらいありそうだ。
観察小屋容器は少し大きいが、イチジクは柔らかい餌でもあるし、みみず君は同じく30匹で、15日間の観察期間としよう。


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