2013年7月31日水曜日

2013年7月 ミミズ君&菜園総括

今月は梅雨が明けて暑い日が続いた。
猛暑だ。
東北や山口など豪雨被害が出ている。
同じ日本で異常に降りすぎるところと降らないところがはっきり分かれている。
こんな気象はこれからも続くのだろうか?困ったものだ。

こちらは雨が少なかった。畑はカラカラ。
水は極力与えてはいるが、それでも7月は野菜にとって水不足気味の日々が続いた。
それでもスーパーの野菜の値段を見ると、野菜に関してはほぼ毎日自給出来ているので満足感がある。
水不足の畑で、今年元気がいいのはツクネ芋とウコンだ。
秋の収穫時期が楽しみだ。


暑い中、草取りや水やりをした畑で野菜の収穫をするのは格別だ。

ジャガイモの収穫は終わった。
デストロイヤーの袋栽培の失敗は残念だった。

カボチャは、今年チャレンジした空中栽培や屋上の宙に浮かせたネット状の栽培、満足という結果にはならなかった。特に竹の棚でおこなった空中栽培は、棚の下に植えた苗に水やりがしにくい欠点があった。この点は来年改善の余地ありといったところだ。

その他の野菜では
キュウリ、シシトウ、枝豆は上等だった。上等といってもあくまで私のレベルでは、という注釈を付けなければいけないが。ただ、キュウリはまだまだ食べきれないくらいの収穫が続いている。
こちらは今日収穫したキュウリ。
キュウリは収穫が始まってもう1ヶ月以上になるが、まだまだ立派な実が成っている。

ゴーヤ、ナス、ピーマン、トマト、青シソはまずまず。
インゲンはなぜか今一の出来。モロヘイヤも今年はちょっと元気がない。
普通のズッキーニは最低量の収穫に終わった。これからの白ズッキーニに期待をかけている。
ツクネ芋、ウコン、そして期待のゴボウの結果はまだまだ先の話だ。


果樹園の方は暑くて全く立ち寄っていない。
本当は、肥料やりや柿の実の摘果など、こんな時期にこそしなくてはいけないことがあるのだろうが、熱中症の方が怖かった。


7月のミミズ小屋は生まれた赤ちゃんがどんどん成長しているようだ。
ミミズ小屋や観察小屋で、子供ミミズの姿が目立ち、大人が減った印象があった。
ただ、観察小屋での寿命実験では1年を過ぎて全ての大人が生存中だ。

それでは、現在13個あるミミズ小屋の現況報告だ。

金子3段:7/21堆肥収穫。下段に逃げていたミミズ君1000匹近くは上段に戻した。下段の堆肥はどんぶり2段に一旦移し、数日後堆肥分別。今回はtotal50分で堆肥収穫が出来た。堆肥上等バケツ2杯、餌は冷凍解凍後の梅の実とジャガイモを入れた。
箱形7/28堆肥収穫。上等堆肥。下段にミミズ300匹近く、赤ちゃんの数も凄い。また、液肥溜めにも完全な堆肥と赤ちゃんミミズいっぱい。余り赤ちゃんの数が多かったので、堆肥分別は時間20分で制限、バケツ1/4にどどめた。後の赤ちゃんを多く含んだ堆肥は上段へ加えた。餌はカボチャ、ジャガイモなど。

どんぶり1号7/1収穫、バケツ2/3上等、最下段100匹くらい分別30分、餌はズッキーニ茎は、梅など
どんぶり2号7/3バケツ1/2上等堆肥堆肥収穫100匹近い大人ミミズ分別40分、餌はズッキーニ茎葉、キクイモ、梅の実
どんぶり3号7/6堆肥収穫はバケツ1/3堆肥上等。200匹くらい大人ミミズと卵多数。分別30分餌は梅の実、キクイモ
どんぶり4号: 7/6下段150匹くらい。堆肥は立派バケツ1/3。赤ちゃんと少数子供ミミズ。餌は梅、キクイモ
どんぶり5号:7/6下段250匹くらい元気な大人、受け皿には30匹くらい、20分堆肥バケツ1/2、赤ちゃん多数、いい状態
小どんぶり:6/25先月25日に小さな赤ちゃんや子供多数で設定した小さなどんぶりの3段重ねだ。作って存在そのものを忘れていた。今日そのことに気付いたのでチェックした。まだみみず君が小さいので堆肥収穫せずに、中の段と上の段に餌だけを追加していた。


ボックス型7/22下段に100匹、赤ちゃんそれなり。分別時間20分。堆肥上等。収穫バケツ2杯、餌は冷凍解凍後の梅とキクイモなどたっぷり。ところが翌日環境悪化、大量に脱走死亡ミミズ。上段の温度上昇が原因と考えられた。水ぶっかけで何とかその後脱走ミミズ出現せず。

バケツ1号:7/6約20分で分別終わる。堆肥は上等バケツ1/3。
バケツ2号:7/30チェック堆肥環境は問題なし。堆肥上等バケツ1/3。
バケツ3号(白):7/12堆肥収穫バケツに1/3、
バケツ4号(赤)7/12堆肥収穫バケツに1/3、旅行前でいい加減分別


観察小屋の方は13ヶ月目を迎えた寿命実験3つすべてが生存率100%だった。
我が家のミミズは長生きなのだろうか?

7月にチェックした観察小屋は下の5個
観察小屋1(90匹寿命実験3):前回減ったと思われたが100%(92匹)
観察小屋2(54匹寿命実験1)54匹(100%)
観察小屋3(8匹繁殖実験第3弾)7/11設定
観察小屋5(50匹寿命事件2)50匹(100%)
観察小屋6(30匹寿命実験4)7ヶ月半30匹(100%)

来月は盆の時期にちょっと長めの旅行に出かける。
ミミズ君も畑の野菜も、主人の居ない間、何とか元気に乗り切ってもらいたいものだ。

2013年7月30日火曜日

屋上菜園の芋づる「スイオウ」収穫

2ヶ月程前に芋づるの専用種、スイオウの苗を植えた。

スイオウを育てようと思った場所は、カボチャの棚の下のスペース。
まだ、たまねぎの収穫が終わってない頃、その中の数本を抜いて、その場所にスイオウの苗を植えた(挿し穂)。
たまねぎを数本抜いてスイオウを植えた。
この地植えしたスイオウは、当然立派な芋づるが収穫出来るだろうと思っていた。

しかし、棚の下のスイオウは育たなかった。
中途半端な植え方が悪かったのか?それとも水やりが出来なかったのが悪かったのか?

ただよかったのは、別に屋上の2個の土嚢袋にも2本づつ苗を植えていた。
期待していなかったこちらの苗の一つが成長してきた。
屋上の土嚢袋に植えた苗。この2本だけが何とか食べれるところまで成長した。

土嚢袋に植えたスイオウ。ここのところ急速に大きくなり始めた。
手前に置いてあるのヤーコンを植えた土嚢袋の方にも侵入している。
ということで、スイオウの茎葉を収穫した。
これがスイオウの茎葉。
地植えしたものが順調に育ったらこの1.5倍くらいの茎の長さになるはずだ。

今回収穫した芋づるはかなり小振りだが、食べるのには問題はなさそうだ。

スイオウは茎も葉も食べれるのだが、茎の料理法はツワブキと同じ感じ?

何とか食べてみたいと思って、なるべくきれいなものを集めて調理してもらった。
葉は茹でてオカカとお醤油でおひたし。
茎は皮を剥いでお酒とお醤油で煮てもらった。

どちらも、なかなか美味しかった。
サツマイモの収穫はまだまだ先だが、芋づるの収穫はこれからしばらくは続くだろう。
芋づるの皮を剥くのは苦手だが、収穫と食べる方だけは私にまかしてもらおう。


2013年7月29日月曜日

この時期の屋上のゴーヤ、苦戦し始めたゴーヤと元気なゴーヤの違いは?

今年の屋上の土嚢袋にゴーヤをたくさん植えた。
1本植えた白ゴーヤ以外は自家採種の種から育てたもので、サラダゴーヤとアバシゴーヤを植えていた。
なぜかサラダゴーヤが圧倒的に芽出し状況がよかった。
そのため、今年のゴーヤの収穫は9割程がサラダゴーヤだ。

このゴーヤ、7月初めから毎日のように収穫出来るようになった。
よく食べてはいるが、食べきれないゴーヤがミミズ君の餌になることもある。

そんな順調だったゴーヤだが、ここに来て少し苦戦をしている苗が出てきた。

これらの苗ではゴーヤが大きくならないうちに熟れてしまう。
通常収穫するゴーヤの半分くらいの大きさなのにもう熟れてしまっている。
こちらのゴーヤもそうだ。
こちらは1本で頑張るアバシゴーヤ.ちょっと元気がなくなってきた。
苦戦しているゴーヤではやはり苗自体が少し弱っているようだ。

ほぼ同じ時期に植えたゴーヤの苗だが、元気を保っているゴーヤと弱ってきたゴーヤの違いは何なのだろうか?

まず、こちらが一番苦戦しているゴーヤ。
緑のカーテン構想で窓にゴーヤがかかるように網をかけている。
白ゴーヤとサラダゴーヤを1本づつ植えていた。
これまで十分食べる分は収穫出来ていたが、ここに来て急に実の育ちが悪くなった。
この場所はいつもかんかん照りだ。
風も強いためゴーヤを這わせている網が大きく動いている。
こんな場所ではやはり苗が弱り易いようだ。

上の弱ったゴーヤ以外のゴーヤは下の写真に見えている。
ここにはゴーヤ以外にもキューリ、サツマイモ(スイオウ)白ズッキーニなどを植えている。
一番元気なゴーヤは右端に見えている苗。

こちらは少し苦戦しているゴーヤ。
葉は茂りはまずまずなのだが、実の太り方が今ひとつ。ここは風の当たりが強い。

こちらは、一番元気なゴーヤ
上の写真と葉の茂り具合いは変わらないのに、実の付き方が全然違う。
このゴーヤの奥には、お隣さんの樹木が茂っており、風よけと若干気温を下げる効果があるようだ。
苦戦しているゴーヤとの環境の差は、風当たりとわずかな気温の差くらいだろうか?
どんどん実を付けている。このサラダゴーヤは苦みが少なく大量に食べれるのがいい。
条件的に近くに樹木があり風当たりが弱い。
また、同じように日に照らされても他のゴーヤを植えている場所より気温が低い感じがする。

ま、苦戦しているゴーヤでも、去年は8月に入ると屋上のゴーヤはほとんど収穫出来なくなっていったので、去年より少しは進歩している。




2013年7月28日日曜日

ジャガイモの保存状態確認。リンゴを加えて再保存。

今年は、結構ジャガイモの収穫があった。

収穫したジャガイモは
 デストロイヤー
 男爵芋
 アンデス赤
だ。

お裾分けもしたし、片っ端から食べてはいるが、まだ3つの米袋の中にはそれぞれの芋がかなりの量入っている。


今日はとても蒸し暑い。
数年前、ジャガイモを保存していて、こんな時期にジャガイモの一つが腐れて、それが周りの芋に伝染して保存していた芋が全てダメになるという悲惨な経験がある。

そこで今日は腐りかけのジャガイモがないか、米袋から一旦出して芋の状態を見てみた。

まずはデストロイヤー。土嚢袋の芋を新聞紙の上に広げてチェック開始だ。
よかった。腐れかけの芋や腐った芋は一つもない。
怪しいニオイも全くしない。
しかしよく見ると、表面がシワシワになり始めている芋があった。
よく探してみると、こんな少し皺が入ったような芋が6個程あった。
食べるのには問題がなさそうなのでこれらの芋は早めに料理に使ってもらうことにした。
また、いくつかの芋には小さな芽が出ていた。
こんな芽は掻いでいた方がよいとのことなので掻いでおいた。
デストロイヤーのいくつかの芋からは小さな芽が出ていた。
これらの芽は掻いだ。


次に男爵芋。
こちらは完璧な状態だ。
腐れかけの芋もないし、皺の入った芋もないし、芽が出た芋もなかった。

そして最後はアンデス赤。
こちらは全て袋栽培から収穫したものだ。
数は少ない。アンデス赤にも腐りかけの芋は一つもなかった。
芽の出かけていたものがいくつかあったので、芽を掻いだ。
また、少し皺の入った、形の悪い芋2個を外しておいた。
皺の入った芋2個を外した。


さて、今日調べたところでは、心配していた腐れ芋は一つもなく、今のところ米袋に入れていたジャガイモの保存状態は上等のようだ。

一方、ジャガイモを長期保存するにはリンゴを一緒に入れておくとよいと聞いたので、芋を米袋に戻すときに、リンゴをそれぞれの袋に1個づつ入れておいた。

今日確認して再保存した芋の数は結構多かった。今後の保存期間はかなり長期になりそうだ。

リンゴの効果も期待しておこう。


2013年7月27日土曜日

パオパオトンネル内の雑草に曝されたロマネスコ、これからの成長は?

今年6月中旬に植えた変わり種ブロッコリー「ロマネスコ」
ここに植える前に、ポットに植えていたのだが、まだ小さな苗のとき早くもモンシロチョウの幼虫(青虫)に苗の葉っぱの大部分が食い荒らされていた。
植えた時、苗は悲惨な状態で植えては見たものの気合いが入らないような状況だった。
そのためパオパオ内が雑草だらけなのは分かっていたが半分あきらめて放置していた。
植えたときはほとんど雑草はなかったが、1ヶ月ちょいの時間を経てこうなった。
パオパオ内は雑草で思う存分伸びていた。
この雑草の中でもロマネスコは育っているのだろうか?
ロマネスコの苗に注意しながら雑草を抜いてみた。


そこで雨上がりで草抜きが容易になったので、雑草を抜いてロマネスコの状態を見てみた。
雑草を抜いていると、こんなものも姿を現した。
餌がなさそうな場所じゃないので老衰かな?
ロマネスコは何とか生き延びていた。


上から見ると下の写真の様にまだgive up するのは早すぎる?
周りに雑草がなくなったので、これからのびのびと成長を始めるかもしれない。


ブロッコリーの種まきや苗植えの適期を正確には知らないが、一応春蒔き、夏蒔きがあるようだ。夏蒔きは秋から冬にかけて収穫とのことだ。
ということは、これらの小さな苗もこれから順調に成長すると収穫にたどり着ける?
これからは、時にパオパオ内の雑草抜きなどをしながらロマネスコの育ちを見てみよう。

2013年7月26日金曜日

カボチャ栽培、次の1個がなかなか収穫出来ない。

今年のカボチャを育てた場所は
1)屋上菜園の土嚢袋に5本、コンクリートから30cm程浮かせたネットの上 
2)竹を組んだ棚による空中栽培(土嚢袋と地植えを4本づづ)
3)雑草の中の土嚢袋栽培(5〜6本)

これまでのカボチャの収穫は予想より少ない。
まだ、全部で10個の収穫に留まっている。
これでは寂しい!

まずこちらは屋上菜園の宙に浮かせたネットの上で育てたカボチャ。
下の写真のようなカボチャがを5個程収穫出来た。
屋上のカボチャの収穫は全て7月上旬に終わった。

しかし、現在の風景は下の写真の様になった。
これじゃもう新しい収穫は望めそうもない?
それでも僅かに残っている蔓が元気を出して実を付けるのを期待しよう。

確かにどの苗も元気がなくなった。
枯れているところが広がり、実の成りそうな元気な茎葉は伸びてきていない。
下の写真の苗などは完全に枯れてしまっている。
屋上のカボチャは昨年と同じく、1つの苗で1個しか収穫出来なかった。
全ての苗が上の写真のように枯れてしまうまでは屋上のカボチャは撤収せずにおこう。


一方、こちらは空中栽培のカボチャ。
7月初旬に2個程収穫した。
竹のところで蔓が固定されているカボチャは安定した感じだ。
竹組だけでなく、ノリ網を利用したネットを張ってはいたが、ぶら下がるカボチャは重そう?
そして、7月中旬にまた2個を収穫した。

こうして見ると蔓を支えるネットが役に立っている。

そして下の写真が現在の様子。上から写真を撮ってみた。
期待した空中栽培、これまでの収穫は小さなコリンキー数個と4個のカボチャ。
8本も苗を植えていたのだから、こちらは1本の苗に1個以下の収穫だ。
上の写真のように、誘引が悪かったのか、水やりが不足したのか、蔓は一部に偏っている。
本当は、蔓は竹の棚全体に広がって、棚から実をブラブラ下げてほしかったのだ。

空中栽培のカボチャは4個のカボチャを収穫した後は、今のところ収穫出来そうな実はなっていない。
8本(+コリンキー1本)の苗を植えて4個(+コリンキー数個)の収穫ではあまりに寂しい。
雨が少ない中、水やりが出来たのは8本の苗のうち、上の写真の棚の手前の方に置いてある土嚢袋に植えた2本だけ。
棚の下の苗には事実上水やりが全く出来なかった。
これも収穫が少なかった一因かもしれない。
しかし、丁度今朝雨が降って、野菜が元気を出したな〜と思いつつ、夕方畑の見回りに行ったら、枯れて実を付けないと思っていたコリンキーが1個実を付けていた。
今日収穫したこのコリンキーのように、他のカボチャももうひと頑張りしてほしいものだ。



さて、こちらは雑草の土嚢袋の中に植えたカボチャ。
雑草とのしのぎ合いが続いている。

5〜6個の苗を植えたような記憶があるが、収穫出来たのは今のところ1個だけ。


こちらはまだ、蔓葉は元気にしているものが多いので、もう少し時間を置けばまだいくつかは収穫出来るのかもしれない。ただ残念なのは、こちらのカボチャのチェックに行く時間がこの1週間は取れなかった。月曜まで雨が降るとの予想もあるので来週中には大きくなっているかもしれないカボチャのチェックに行ってみたいものだ。

さて、どちらにせよ苦戦しているカボチャ。
次の1個の収穫は、どこに植えたカボチャで、いつ頃になるのだろうか?



2013年7月25日木曜日

ミミズの糞は肥料になるだけではない。糞に含まれる物質でその時々の地球の気候が分かるのだ。

私がミミズに興味を持っているということで、知り合いの方からBBC newsの一節を読むようにメールが届いていた。

BBC NewsのScience7月10日のところに出ている
Worm poo's window into past climateという題の文章だった。


要するに、過去のミミズの糞に含まれる物質(calcite granules)に含まれる酸素やアイソトープなどに割合はその時の温度を反映しているとのことで、ミミズの糞により過去の時代の気候が分かるというのだ。
丁度、氷の中に閉じこめられている気泡からその年代を推定するのと同じような話だ。

私には縁のない話みたいだった。
しかし、ミミズ君の糞は色々な所で役に立っていることを知りちょっぴり嬉しくなった。

ところで、福岡は6日連続の猛暑日。
こんな暑い日が続くと、ミミズの糞にはその温度を反映した物質が含まれているということで、遠い未来の研究者が暑い福岡の夏を知る日があるのかもしれない。
何ていうのも面白いとは思うのだが、この暑い気候条件でミミズ小屋の環境悪化をいかに防ぐかが、私にとっては当面の課題だ。

ここまで暑いと、我が家の愛犬「金太」も少しでも涼しいところを求めてリラッックスポーズだ。
いつもは活発な犬だが、我が家で唯一クーラーを入れている部屋に入ってきて動かない。




2013年7月24日水曜日

ミョウガ初収穫。サツマイモの挿し穂まだ間に合う?

先日スーパーマーケットを覗いていたら、ミョウガが売っていた。
確かにこの時期はミョウガが似合う季節だ。特にミョウガが入ったソーメンはなかなか旨い。

思い出してみると、私が小学生の頃、お袋に頼まれて庭の隅に自生していた(?)ミョウガを取っていた。時期的にはアブラゼミが鳴いていたから7月の終わりか8月の初め頃だったのだろう。

昨年も小さな種芋を一つ植えたが残念ながら早く枯れてしまった。
今年はそんなミョウガをこの時期食べれるようにと、3月末に種芋をプランターに植えた。
すると5月の初めには芽が出てきた。
説明を追加
6月の終わりには、プランター一杯に乱立状態になった。
最近では更に背は高くなったが、葉っぱの一部枯れたものも出ている。

さあ、この時期、我が家のプランターのミョウガもそろそろ花芽が出てくるはずだ。
一般に売られているミョウガはミョウガの茎の根元に出てくる花芽なのだ。
そこでプランターの中で乱立している茎の根元を探してみた。
茎はいっぱい出ているが花芽は見当たらない。

残念ながら、今のところミョウガの花芽は見当たらない。
これだけ茎葉が元気に育ってくれたら、食べる分には不自由しない程度に花芽の収穫が出来るだろうと思っていた。
果たして私の思惑はまた外れるのだろうか?

と、去年植えて枯れたと思っていたエアコンの室外機の間に植えていたミョウガが1本茎を伸ばしているのを思い出した。
去年春頃植えて、この時期にはもう枯れていた。球根はダメになっていると思っていた。
ところが今年の春、1本だけ立派な茎芽が出てきた。手前に見える葉っぱは著莪(シャガ)。

そこで、期待せずにそのミョウガの茎元を覗いてみた。
あっ!ここに見えるのはミョウガの花芽だ。
白い花の下に何やら塊が見える。
思わぬところにミョウガの花芽が出ていたのだ。

ということで、予想外の場所でミョウガの初収穫ができた。
今後どれくらいの収穫が出来るかは分からないが、まずはめでたし、めでたしだ。
初収穫のミョウガ。




ところで、サツマイモの挿し穂はいつ頃までできるのだろうか?
調べてみると、福岡地方では7月15日くらいまで何とかさし穂出来るとあった。
しかし、今の時期に挿し穂して、無事サツマイモを収穫出来たという記事はどこにも見当たらなかった。

果たして10日近く遅れて、この時期サツマイモの挿し穂をして収穫出来るまで育つだろうか?
実はジャガイモを収穫した跡地に、少しオクラやヒモトウガラシの苗を植えたのだが、まだかなりスペースが余ってしまった。
しばらく何も植えないで畝を遊ばせておこうとも思ったのだが、根っからの貧乏性だろうか?何か植えないと勿体なく思えてきた。
そこで、収穫出来るる可能性の方に賭けてサツマイモの挿し穂をしてみたというわけだ。
ジャガイモ収穫後の跡地。
時期としてはかなり遅いが、ここにサツマイモの挿し穂をしてみた。
挿し穂する蔓苗は、以前植えたサツマイモの蔓が伸びているので、そこから採苗した。



家庭菜園の経験もまだ浅いので、畝の管理はなかなか難しい。
狭すぎたり、高さが足りなかったり、収穫した後に何を植えるか考えていても思うようにいかなかったりする。
ま、それを楽しんでいるようなものだけど。

時期が遅れて挿し穂したサツマイモからも、芋が収穫出来るようなら、その時はサツマイモの生命力に改めて感激することだろう。


2013年7月23日火曜日

白ズッキーニの収穫はいつの日か? 事件だ!昨日設定したばかりのボックス3段重ねが環境悪化!!

今年は、ズッキーニが茎腐れ病で大きな被害にあった。
その原因の一つには茎の固定が悪いために折れやすく、そこに茎腐れが発生したのではないかと推測した。
そこで、時期を遅れて植えた白ズッキーニの苗が5本あったが、なんとか縦方向に固定出来る2本の苗を下の写真の様に固定してみた

その後、固定した2本の苗はいい感じに上に伸びているように思われた。
 下の写真はプランターの中に置いた土嚢袋に植えた白ズッキーニ。
縦方向に固定するには時期が遅く、そのまま見ていたら、横方向にグングン伸びてきた。
左のプランターの中の土嚢袋に植えている。
横にはどんどん伸びてくるので、右においているプランターで支えて茎が折れないようにしている。
印象として白ズッキーニは通常のズッキーニより茎が長く伸びるような気がする。
葉っぱも通常のカボチャに近いが茎に伸びもカボチャに近い?


土嚢袋から出た芽は横方向にはどんどん伸びていった。
しかし、実は下の写真の大きさまではなるのだがそれ以上育たない。
一方、縦方向に固定出来たと思っていた白ズッキーニ、こちらには、上向きにちょっと期待を持たせるような実が成ってきた。
ところが数日後見ると、固定したと思った茎の先端は大きく横に倒れていた。
固定が不十分だったのだろう。茎が長く伸びるのも倒れた一因になったのかもしれない。
上の方が倒れていたので、仕方なく倒れた状態で固定し直した。
実の方も大きく成長したものは今のところ一つもない。
ということで、白ズッキーニにまだ茎腐れ病は発生していないがとても苦戦している。
下の写真は、何とか生き残っているズッキーニの苗から時折収穫している極小(15cmくらい)のズッキーニとサイズを比べたところ。
育たないミニミニ白ズッキーニの状態が分かる。
もちろん、これじゃ食べられない。
白ズッキーニ、大きくなる前にしわしわになったり腐ったり。
虫の受粉がうまくいっていないのだろうか?右は15cm弱の小さなズッキーニ。
果たして、白ズッキーニは収穫の日を迎えることが出来るのだろうか?


ところで、昨日、30分以内の分別時間でバケツ2杯の収穫があったと喜んでいたボックス3段重ね。
残念ながら、さっそく事件が発生s。
今日見てみると、ボックス3段重ね付近のコンクリートには干上がったミミズがいっぱい。
ボックスミミズ小屋を置いているそばのコンクリート。
中にはまだ干上がっていないミミズの姿もある。
さっそく、ミミズ小屋の中を覗いてみた。
ン〜餌の表面あちこちに逃げてきて集団を作っているみみず君が見える。

下の写真は、ボックスの餌の表面の端っこに集まったミミズ。一部はボックスの容器の内側を這って上がっている。
写真の右側のピンぼけのミミズはボックスの内側を這い上がっているミミズ。
そしてこちらはボックスの外側に這っているミミズ。
彼らはあと30分発見が遅れたら、コンクリートの上で干上がったミミズ君と同じ運命?
そしてこんな赤ちゃんミミズまで必死に小屋の外に逃げようとしている。

原因は、もちろん昨日設定した上段の環境悪化だ。
このかんかん照りの天気での気温上昇と、発酵し易かった冷凍解凍後のキクイモや梅が、発酵しかけて熱を発生し、内部環境を悪化させたのだ。
発酵?といってもアルコール臭はないし、嫌気性菌によるクサイ臭いもない。発酵前段階で熱を発生したことが、ミミズ君の居心地を悪化させたのだろう。

とりあえず、逃げようと表面に出てきたミミズたちは他の小屋に移動させ、ボックス3段小屋には温度を下げる目的で水を掛けた。
もう大丈夫だと思うが、ミミズ君がまた逃亡しないか明日またチェックしておこう。

いや〜発見がこれ以上遅れないでよかった。
干涸びたミミズ君はかわいそうだったが、どうやら大惨事一歩手前というところで食い止めれたと思う。