植えた種芋は、実験的な意味を含めて下のような14個だ。
1)親芋1個丸ごと逆さ植え 4個
2)親芋1個丸ごと順方向植え 4個
3)親芋2分割逆さ植え 2個
4)親芋4分割逆さ植え 4個
一番手前には食べ忘れた芋を別に5個程密集して植えている。 |
それが、現在の育ち方はこんな感じ。写真は畝の手前の方から撮ったもの。
満足な大きさになっているのは手前の方にある4本くらい?
さて、植えた種芋と現在までの育ち方のを紹介してみよう。
種芋を撮った写真と同じアングルから苗の写真を撮りたかったのだが、邪魔もの(伸びたアスパラや青シソなど)が邪魔して撮れない。
里芋のそばには自然発生の青シソやアスパラが茂ってきた。 |
仕方ないので反対方向から撮った写真で紹介だ(左右を逆に見てもらえばOKだ)。
14本植えた種芋で芽が出たのは13本だった。
それでは、上の写真で畝の奥の方に見える芋から紹介だ。
まず最初の写真は、一番奥に植えた種芋3個。
写真下左手に見える1個は、親芋1個を丸ごと逆さ植えにしたもの(これが一番大きい。畝の一番奥に植えていた)。
写真下の右手に見えている2個は、親芋を2分割したものを逆さ植えにしたもの。
左の1個は一番大きな苗になるのではと期待していた。 |
写真左手に出てくるはずの芽が出ていない。 種芋を2分割して逆さ植えした2本のうちの1本だ。 大きく育つと思った一番奥の1本は予想よりはるかに育ちが悪い。 |
一番奥の親芋1個を丸ごと逆さ植えしたものは一番大きく育つと思っていたのに、予想よりはるかに育ちが悪い。
手前に2個出るはずの芽も1個しか出なかったが、その一個も極めて育ちが悪い(13本芽が出たなかで最小だ)。
ということは、今年の種芋は保存状態が悪く一部腐れかけたものがあったりしたが、この2分割した種芋は恐らく保存状態に問題があったのだろう。
次の写真は、親芋を4分割して逆さ植えにしたもの。
これだけ小さくして、果たして分割してないものと同じように育つかどうか?
下の写真の4本がこれらの種芋から出たもの.やはり小さい!
それでもその前に示した2分割の芋よりは大きい。
4個の大きさがほぼ同じなのも納得出来る。
続いてその手前に植えた3個は、親芋1個を丸ごと逆さ植えにしたもの。
最初示した逆さ植えの1個より親芋の大きさがかなり小さいものを使っていた。
種芋の大きさが小さいことで、育ちが悪いのではと思っていたが?
結論的にはこの3個から出た苗は、育ちがよかったようだ。
特に3本中2本が、13本出た芽の中で今のところ最も大きく育っている。
そして下の写真の4個は、親芋1個丸ごと順方向に植えたもの。
こちらもまずまずの育ち方で、4本中奥の方の2本が育ちが良い。
手前に2個出るはずの芽も1個しか出なかったが、その一個も極めて育ちが悪い(13本芽が出たなかで最小だ)。
ということは、今年の種芋は保存状態が悪く一部腐れかけたものがあったりしたが、この2分割した種芋は恐らく保存状態に問題があったのだろう。
次の写真は、親芋を4分割して逆さ植えにしたもの。
4分割した親芋(逆さ植え)の大きさは普通の種芋と同じ大きさくらいだ。 |
下の写真の4本がこれらの種芋から出たもの.やはり小さい!
それでもその前に示した2分割の芋よりは大きい。
4個の大きさがほぼ同じなのも納得出来る。
親芋を4分割して植えた種芋が、皆揃って小さめなのは何となく頷ける。 |
続いてその手前に植えた3個は、親芋1個を丸ごと逆さ植えにしたもの。
最初示した逆さ植えの1個より親芋の大きさがかなり小さいものを使っていた。
種芋の大きさが小さいことで、育ちが悪いのではと思っていたが?
結論的にはこの3個から出た苗は、育ちがよかったようだ。
特に3本中2本が、13本出た芽の中で今のところ最も大きく育っている。
そして下の写真の4個は、親芋1個丸ごと順方向に植えたもの。
順方向に植えた親芋。親芋の大きさはやや小さめだった。 |
この4本での育ちの差は僅かではあるが種芋の大きさの違いかもしれない。 確かに奥に植えた2個の方が若干大きかった。 |
何でここまで苗の育ちに差が出たのだろうか?
親芋の大きさの問題だけではない。
一番大きな親芋から出た芽は今のところ育ちは今ひとつ。
また、親芋を4分割したものにすべて芽が出て、2分割したものから芽が出ないなどということは普通はあり得ない。
考えられることは
一つは親芋の保存状態が去年より悪かったので、種芋によってはかなり条件の悪い芋が含まれていた?
もう一つは芽の出始めの時、芋虫(セスジスズメガの幼虫)に幼い芽や葉がかなり蝕まれた。
下の写真は先日まで小さな里芋の芽や葉を思う存分食い荒らしてくれた芋虫。
最近は私の捕獲作戦が功を奏したのか、ほとんど見なくなった。
この芋虫被害の程度により育ちに差が出た可能性もある。
さて、上に紹介した14個と別に手前の方に5個程植えた小さな芋からは結構立派な芽が出ている。
里芋の移植はしたことがないが、芽が出なかった場所に一株移植してみた
狭いところに5個の芋を植えた。取っておいた親芋ではなく食べ忘れた芋だ。 今のところ立派に育っているようだ。 しかし、このまま狭い場所に5本の苗では収穫出来る芋は余り出来ないだろう。 真ん中にあった一株を試しに移植してみた。 |
やはり、里芋はこの時期の移植では遅すぎたのだろうか?
芽が出なかったところに移植した芋。 1日で元気だった葉っぱは縮み上がっていた。 |
果たして元気を取り戻すかどうか???だ。
どちらにせよ、この芽出し&成育状況のバラツキでは、植え方で芋の出来方がどうなるかを見てみようという今年の里芋実験にはあまり期待出来そうにない。
どちらにせよ、この芽出し&成育状況のバラツキでは、植え方で芋の出来方がどうなるかを見てみようという今年の里芋実験にはあまり期待出来そうにない。
さて、先日の大雨のときは畑の前の水田は湖のようになり、稲の苗は水の下に浸かって見えなくなっていた。
今日見てみると、さすがに稲。
水の中に一日浸かっていても全然問題なかったみたい。青々としてとてもきれいだ。
水田の上を飛ぶアオサギも気持ち良さそうだった。
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