2014年3月31日月曜日

14年3月のミミズ君&菜園。

さて、3月になると畑は一気に春めいてきた。
畑の側の花壇では色々な花が目を楽しませてくれている。
3月中旬にチューリップが一斉に咲き始めた。
春を感じる嬉しい瞬間だ。


畝の方では、サニーレタス、ホウレンソウ、春菊など葉っぱ野菜がパオパオ内で盛況だ。
こちらはパオパオの下で大きく育っているサニーレタス。

ブロッコリーもヒヨドリが来なかったためか、例年より収穫量が多かった。
アスパラもまだ出てくる芽は少ないが、週1回ペースでの収穫が始まっている。
まだ出てくる芽の数は少ないが、出たあとの成長スピードは日々早くなってきた。
5月の初めまでは出てきた芽は全て収穫する予定だ。

2月に植えたジャガイモ(デストロイヤー)もかなり芽が出揃った。
ジャガイモはもう少し芽が出そろったら、芽掻き作業が待っている。
空豆は花がきれいだ。
今年は、空豆の収穫も楽しみだ。
来月はアブラムシ対策が待っている。
里芋の種芋の植え付けは予定通り終わった。


今年は色々な夏野菜を種から育ててみようと、寒い時期から種を植えてみた。
パオパオ内のポットに直接植えたものと、暖かい窓辺でキッチンペーパーの上で発芽させたものがあるが、キッチンペーパーの方が成長が早かった。
それらはまだ小さいが順調にパオパオ内で育っているようだ。
こちらは2月に種を植えたトマト。
これらの苗、5月の連休の頃に畝に植えれるようになればいいなと思っている。



楽しみにしているゴボウも、水に付けた種から根を出したものを、少しづつガラ袋やダストボックスに植え始めたところだ。

一方、屋上の菜園では、ホーレンソウが収穫出来、スナップエンドウやキヌさやの収穫がが始まった。

4月に入ると、豆類の収穫が屋上菜園でも畑の方でも一気に増えてきそうだ。


果樹園では山菜採りの季節になった。
私が育てていた園芸種のダラの芽の初収穫を誰かさんに持っていかれた。
そこで、残った小さな芽を枝ごと持ち帰りで“ふかし作業”というのををやってみた。
小さかった芽は、そのまま大きくなり収穫出来た。
しかし、天ぷらにして一番美味しかったのは、やはり野生のダラの芽だ。
このくらい葉が開き始めた野生のダラの芽は美味しい。

“ふかし”をおこなっている枝はたくさんあり、それらの中にはすこし膨らみが大きくなった芽が付いているものもある。はたして食べれるまで大きくなるだろうか?

ツワブキも少し楽しむには十分採れる。
やや顔を出すのが遅かったワラビは、その後大量に収穫出来た。
先日、昼休みに15分程でこれだけのワラビ収穫だ。



さて、それでは3月のミミズ君の状況報告だ。
この時期、どのミミズ小屋でも、赤ちゃんが増えてきてきた。
これはどんぶり3段。堆肥収穫をしている時の写真だ。

下段には赤ちゃんや卵がいっぱいだ。
堆肥収穫時のチェックでは2〜3cmくらいの赤ちゃん〜子供ミミズがたくさん出現していた。
これらのミミズが、2〜3ヶ月後には立派な大人になる。
昨夏激減したミミズ君も、もうじき数が回復しそうだ。

こんな感じで、全部で8個あるミミズ小屋はすべて順調だった。
堆肥の収穫量も全盛期に少しづつ近づいている。
ということで、今月は個々の部屋の報告はおやすみだ。


一方、[観察小屋]では、寿命実験、繁殖実験、卵孵化実験をおこなっている。
21ヶ月の老体(?)ミミズが若いミミズに負けないような繁殖活動をしているのには少し感激だ。
54匹寿命実験1:21ヶ月目(3/2)70%(38匹)、ここのところミミズ君の減少がない。卵も多い。
50匹寿命実験2:4ヶ月半目(3/20)ほとんど青年ミミズ。一部大人ミミズ。卵も出現
54匹寿命実験3:4月中旬に生まれたての赤ちゃん50匹を選抜して設定する予定。
50匹寿命実験4:3ヶ月目(3/18)設定。48匹(生存率96%)。
40匹寿命実験5:9ヶ月目(3/24)38匹(95%)、卵は130個。計算では1匹が10日に1回産卵。
8匹繁殖実験2:11ヶ月目(3/9)、24匹(3倍)のまま、卵は100個ある!
8匹繁殖実験3:9ヶ月目(3/14)8匹のまま、卵は40個に増加
高齢ミミズ2匹での繁殖実験1:21ヶ月目(3/21)今回も2匹元気。2匹共に妊娠。卵は11個はあった。

400個卵孵化実験:3月初めにミミズ小屋の堆肥や観察小屋(寿命実験)から集めた卵で400個の卵が入った予備ケースを2個用意していた。3ヶ月後にはの孵化状態のチェックをする予定だったが、どちらの観察小屋にも寿命実験から外す卵を今月に何回も追加して入れてしまった。ということで孵化実験は中止。ただ、4月中旬には生まれたての赤ちゃん50匹を選抜して寿命実験3を設定する予定だ。

2014年3月30日日曜日

珍しいスペイン産キャベツの種を植えてみよう。はたして育つかな?今年の桜。

スペインの北部にカンタブリア地方というところがあって、そこでの特産のキャベツの名を“ASA DE CANTARO”というらしい。
その種袋が下の写真だ。

この種、以前お土産に頂いたものだが、種袋に付いている説明では、種を植える時期は4〜6月になっている。
また、収穫時期の方は9月から3月になっている。

日本ではキャベツの種まきには春まきと秋まきがあって、春まきは2〜3月に種をまいて6月頃収穫するみたいだ。
ン?これはブロッコリーと同じだ!
ということは、夏前に収穫しようと思えば、この種ももう種をまいておかなければいけない。ブロッコリー“ロマネスコ”の方はもう苗が本葉を出している。

しまった!! 
ということで、一昨日慌てて、スペイン産キャベツの種まきをした。
 これまでの成績では、パオパオ内のポットに種を植えるやり方は、窓辺のキッチンペーパーの上に置いたものより発芽状態は遅れる。
しかし、今回も一応、両方のやり方で種まきをしておいた。
こちらに種を植えたポットは直接パオパオ内へ移動。


苗を作ったあとの育て方は、ブロッコリーと同じでアオムシやヨトウムシなどの害虫対策が一番肝心なようだ。虫が多い我が家の畑では防虫ネット等が必要になりそうだ。

まずは早く苗を育てよう。

さて、桜は満開になったが、昨日はあいにくの天気。
花見を予定していた人には残念な天気になった(私もその一人だが)。
花見できれいな写真を撮ろうと思っていたのだが、かなわなかったので
数日前に撮っていた桜の写真を数枚見て頂こう。
こちらは、筑紫戦「浜崎」駅の桜。
2日前の写真だが。まだ開いていない蕾もある。
こちらはForest Inn Imariという宿の部屋から昨日の朝の景色。
そしてこちらは昨夜の福岡タワーの夜桜。



2014年3月29日土曜日

「ロマネスコ」の苗作り。窓辺でキッチンペーパーの上で発芽させた方がパオパオ内で発芽させた苗より育ちが早い。

変わり種ブロッコリー“ロマネスコ”の種をキッチンペーパーの上とパオパオ内のポットに植えたのが3月の初め。
10日程して窓辺に置いていたキッチンペーパーの上に置いた種から小さな芽が出たのでポットに植え変えた。
移植したばかりの苗はとても小さい。果たしてこのあと順調に成長するか不安になる大きさだ。
上の写真がその時のものだ。
そんな小さな苗が2週ちょっとで下の写真の大きさまで成長した。
少し苗らしい感じになってきた。
あと1ヶ月もすれば畝へ移植出来るかもしれない。

一方、パオパオ内で直接ポットに植えた苗は少し遅れて発芽した。
こちらはまだ小さい。
一つのポットに適当に種をまくので、このやり方だともうすぐ間引きが必要だ。
しばらく移植操作は加わらないので今後ポット内での成長は早いのかもしれない。
同じ時期に種を植えても、発芽のさせ方で成長の差が出る。
もう一度両者の苗の大きさを並べて比較してみよう。
左側のポットがキッチンペーパーの上で発芽させたもの。
1本づつポットに移植しているので、今後間引きの必要がない。
右に見えるポットは、直接ポットに種をまいてパオパオ内で育てたもの。
比較してみると、今の時点ではかなり育ちが違う。
ということで、今の時点では苗の育ちには大きな差が出た。
もちろん、今後の苗の育ち方がどうなのかはまだはっきりはしてない。
しかし、寒い時期に種から発芽させる方法として、小さな皿の上にキッチンペーパーを濡らしその上に種を置く。そしてそれにビニール袋を掛けて窓辺の暖かいところに置いておくという方法は、どうやら非常に有効のように思われる。
また、このやり方だと今後の間引き操作が要らないというのも嬉しいことだ。

今後このやり方の苗が順調に育てば、小さな種から苗を育てる時の我が家での主流はまずキッチンペーパーの上で発芽させて、ということになるかもしれない。


ところで、この時期は桜の花がほぼ満開で、そちらにばかり目がいきそうになる。
しかし、この時期は畑の側にも頑張って咲いている花が多い。今日は“シャガ(著莪)”の紹介だ。
アヤメ科の花だ。
生命力はあるようで、畑の端の管理されてないとこのにあるのだが、少しづつ勢力を広げている。




2014年3月28日金曜日

今年最初の豆の収穫。スナップエンドウ&キヌさや。

今年、豆の苗に最初に花を見つけたのは、1月下旬だ。
屋上の土嚢袋の豆の苗が、寒い中に早くも花を咲かせていた。

2月も半ばを過ぎると花の数が増えていった。
そして、よく見るとその苗ではもう実を付けていた。
扁平な実を見てこれはキヌさやに違いないと思っていた。
ところが、時間が経つにつれ私の判断が間違っていることに気付いた。
3月に入ると最初薄っぺらかった豆は次第に太くなった。
これはキヌさやではない!スナップエンドウだ。
最初キヌさやと信じていた苗は、スナップエンドウだったのだ。


そして、2月中旬に黄色い花を付け始めていた下の苗は、上の苗とは花の色が違うので苗の種類も違うだろうと思い、こちらをスナップエンドウだと思っていた。

しかし花が増えると、こちらも白い花に変わっていった。
そのため苗の外見からは、最初の苗との区別がつきにくくなった。
蕾には今でも黄色い色をしたものがある。しかしこの苗も花の色は基本的に白だ。
 しかし、この苗の下の方を見てみると、こちらにも豆が成っていた。薄っぺらい!
こちらが、正真正銘のキヌさやなのだ。

今成っている豆は、まだまだ収穫するにはかわいそうな程小さな豆だが、次々に豆を付けてもらうには、どんどん収穫していった方がよいようだ。

ということで、今年の豆の初収穫は僅かなスナップエンドウと
ごく僅かなキヌさやだった。





さて、暖かくなり桜の花が一気に咲き誇ってきた。あちこちで満開が近づいているようで色々な桜が目を楽しませてくれている。
この時期、畑の側にある花壇の花も賑やかになってきた。
ニラの花のようなこの花。去年より増えている。
2年前球根を植えた。
何という名の球根を植えたのか忘れたので花図鑑で調べてみた。
どうやら“アリウム・コワニー”という花らしい。

2014年3月27日木曜日

キッチンペーパーの上で育った“ひもとうがらし”の苗、ポットに移植

昨年、知り合いの方に“ひもとうがらし”の苗を5本程頂いた。
シシトウ類は結構苗を植えていたので、余り期待せずに空いた場所に植えていった。

ところが、この“ひもとうがらし”、予想を超えて重宝する野菜だった。
まず、適度な辛さなのでどんな料理にも合わせ易いし、大量に食べれるのだ。
そして、1本の苗からの収穫量が非常に多いし、収穫期間も極めて長かった。特に真夏の他の野菜が減ってくる時期にはとても助かった。

ということで、去年苗を撤収したあとに種を採っておいた。
それを、皿の上のキッチンペーパーの上に置いていたのだが、もう立派に芽を出した。
種をまいたのは3月1日。成長は早い?遅い?
まだ、双葉は開ききっていない。
しかし、根っこはキッチンペーパーを突き破って2cmくらい伸びている。
以前こんな感じのトマトの苗をポットに移植するとき、数本根が切れてしまった。

あまり根が長く伸びると、ポットへの移植が難しくなる。
ということで、今日とても小さな苗の状態でポットに移植した。
とても小さな苗で、写真ではほとんど確認出来ないが、移植は無事完了だ。
こんな小さな苗は乾燥に弱い。
そこで、腰水法の真似ごとで、ポットの下から水が浸み上がるように皿に水を入れておいた。
この状態でパオパオに置いて1〜2ヶ月これらの苗が地植え出来るまで育てよう。

ところで、今回ポットに移植したのは3月1日に種植えしたものだ。
下のようにキッチンペーパーの上に置き、ミニール袋を掛けて窓辺に置いていた。
左の黒っぽい種が種袋に入れて保管していたのは、種の周りが腐れ赤い皮が黒くなっていた。
生き残る可能性がありそうな種だけを皿に置いていたが、やはりこちらの種は発芽しなかった。
右のきれいな色の種は野外保存の種で、今回芽が出たのでポットに移植した。

キッチンペーパーの上で芽出しをさせた野外保存の種は無事発芽し、今日ポット移植することが出来た。

一方、同じ日に直接ポットに種を植え、パオパオ内に置いているものもあった。
こちらはまだ一つも発芽していない。しかし、少し遅れて発芽するのは間違いないだろう。

ところで、こちらは今日植え替えした“ひもとうがらし”と同じ条件のキッチンペーパーの上で芽出し、同じくらいの大きさのときポットに移植したトマトの苗。
ポットに移植したのが丁度3週間程前だ。
3週間前、今日植えた“ひもとうがらし”と同じくらい小さな苗だったトマトの苗。
本葉も出てきて少し苗らしくなってきた。
まだまだ小さいが、若干苗らしくなり始めている。
今日植えた“ひもとうがらし”の苗もとても小さいので、畝に移植出来るようになるまでは2ヶ月くらいはかかるのだろう。
種から育てる野菜、確かに時間はかかる。しかし、小さな苗が大きくなっていくところを見るのは面白い。
収穫の際の喜びも一層大きくなるのは間違いない。



2014年3月26日水曜日

ハーブをいくつか植えてみた。

先日これまで育てたことのない小さなハーブの苗をいくつか買ってきた。
買ってきたハーブのことを全く知らなかったので、植えたついでにちょっと勉強してみた。

こちらは“ペインティドセージ”
セージと名がついているがシソ科の1年草らしい。
小さな花も可憐なようだが、苞(ほう)と呼ばれる葉っぱのようなものが、色づいたものが紫やピンク色でかなりきれいで、これを見て楽しむのが普通のようだ。シソ科なら種を採って来年まくことも出来るだろう。

こちらは“フリンジラベンダー”
これもシソ科で花がとてもきれいなようだ。
ただ、育てるのに、弱アルカリ性の土と乾燥気味のところがいいらしい。ということは私の菜園では育てるのは難しい?
遅ればせながらプランターの外側に苦土石灰をばら撒いておいた。
この花も、風呂やお茶に使われるより観賞がメインになりそうだ。
とにかく、雨の続く梅雨時期には軒下に移動させよう。

こちらは“ローズマリー”
愛や貞節の象徴とされるこのハーブ、草丈1.8mにもなるらしい。
臭みのある肉料理に添えてもいいし、ドライにしてお茶としても楽しめるとのことだ。
記憶力や集中力を高める効果があるとのことなので、私には必要なハーブのようだ。
やはり、シソ科で種でも増やせるとのことだが、たくさん使いたい時は挿し木で増やすのがいいらしい。
買ってきた苗はまだ5cmにも満たない。
大きくなるとのことなのでやや大きめのプランターに植えてみた。

こちらは“コモンタイム”
タイムは古代から使われてきたハーブ。エジプト人は香油として用い、ギリシア人はお風呂に入れ、また寺院のお香に用いられたとのこと。その芳香と殺菌作用から空気を清浄にするために重宝され、悪臭や疫病から身を守るとして、ノーズゲイと呼ばれる花束に加えて携帯されたりもしたらしい。
こちらは小さなプランターに植えてみた。



さて、昨年冬越しに失敗した“レモングラス”は先日3株買ってきて3カ所に植えてみた。
こちらは花壇の端に植えたレモングラス。

昨年のレモングラスは収穫後ハーブティーに使ったが、美味しかったので1ヶ月も持たなかった。
今年は収穫後しばらく絶やさない程度の量を収穫したいものだ。


一方、同じレモンの名がついても“ レモンバーム”の方は寒さに強かった。
昨年種から育てたレモンバームがしっかり冬越し出来ている。
レモンバームは高血圧、神経性の消化不良、頭痛、ストレスなどに良いとされ、更に脳の活性化や若返りといった嬉しい効果も秘めているとのこと。
実際、この香りはかなり気持ちよい。夏の蚊よけに体に擦り付けて使っている。
冬を越した苗はさっそく使える程に葉を茂らせてきた。
レモンバームは強かった。株分けしたものも別のプランター内で負けないくらいに元気だ。

一方。こちらのハーブは“レッドヤロウ”
一苗は室内に置いていたいと家人が言うので、窓際に置いた。
初夏になると赤いかわいい花を咲かせるとのことだ。
兵士の傷薬とも言われ、創傷治癒を助けるらしい。
これも葉っぱでもハーブティーが作ろう。
葉の形から、西洋ノコギリソウとも言うらしい。
ところで、ハーブとは何か?と聞かれてもうまく答えられない。
苗屋さんで、ハーブ売り場で売られているものがハーブだろうと思っていた。
また、スカボローフェアーという曲の歌詞の中にくり返されるParsley, sage, rosemary, and thymeという、4種のハーブの名が出てくる一節が妙に心には残っていた。

それでハーブとは何かを調べてみると、広い意味では“人間に役に立つ植物”をハーブと言うらしい。

ただ、一般にハーブという場合、薬用やスパイス等として有用な植物を指すようだ。
だから野菜や穀物、それから観賞植物は除外されるのが普通のようだ。
しかし、香りや辛み、苦み等の風味を楽しむための植物を指すのなら、最近収穫しているダラの芽やツワブキ等の山菜や、紫蘇、梅、ショウガやウコンも当然ハーブだろう。
ダラの芽には山菜の王様という言葉しか浮かばないが、これもハーブだろう。
こちらは野生のもの。この状態は天ぷらで食するのに最高、まさに山菜の王様だ。
手の届かないところにあったものを、今日知人に採って頂いた。

こちらは芽を出したばかりのサンショ。今日採ってきたものだ。
これも当然ハーブだろう。さっそく味噌漬けの味噌に入れるつもりだ。

ハーブという言葉が舶来なので、やはりその言葉が指す植物も舶来(主にヨーロッパ)になるのだろうか?

2014年3月25日火曜日

予定の畝がまだ空かない。今年のツクネ芋の種芋は、まずはポットに植え付けだ。

 毎年ツクネ芋は4月初め頃、直接畝に植えていたのだが、今年はまだしばらく予定の畝が空きそうにない。

写真下のパオパオが見えている1列がツクネ芋の畝が出来る予定地だ。
ここに見える1列がツクネ芋の畝を作る予定地だ。去年より若干広くなりそうだ。
このパオパオの中にはまだ食べきれていないサニーレタスがいっぱいある。
それらの整理が終わってから本格的な畝作りが始まる。まだしばらく時間が要りそうだ。
ところで、この畝には通常の土と栄養の少ない山の赤土の2種類を使おうと思っている。

この場所に今あるブロッコリーは早速片付けることも出来るが、パオパオ内のサニーレタスがまだしばらく片付かない。
そこで今年は畝に直接種芋を植えることをあきらめた。

今年はポットに種芋を植え付けて、5月初め頃、芽が出た頃に畝に植え替えをすることにした。
今年は種芋用として大きな芋を残してないからポット植えには丁度良いだろう。


さて、ポットに植え付けるとしていつ頃がいいのかの判断が難しい。
早く植え過ぎると、寒さで土の中で種芋が腐れてしまうことがあるそうだ。
一方、遅くまで待っていると、室内で保存している種芋がダメになる。

ところで、今年はツクネ芋の種芋を2カ所に分けて保存していた。
室内の中で、新聞紙に包んで保存したものと、新聞紙で包んだものをさらに米袋の中に入れていたものだ。

そこで、まずそれらの種芋の状態をチェックしてみた。
やはり、米袋の中で新聞紙に包んでいた種芋はまだほとんど大丈夫だった。
米袋の中で1つでも種芋がカビると、全体にそれが広がりそうで、今回半分の種芋しか米袋の中に保存しなかったが、どうやらツクネ芋の保存は室内で新聞紙に包み、さらにそれを米袋に入れて保存するというのが一番いいようだ。
というのも、新聞紙に包むだけで保存していた方は、2割強の種芋が使えない状態になっていたのだ。
これまで、種芋が使えなくなった場合、種芋の大部分がカビたり、腐れたりするものがほとんどだった。ところが今回使えなくなった種芋は干涸びたものが一番多かった
新聞紙で包むだけでは若干乾燥し易いということだろうか?
下の写真がそれらの使えなくなった種芋だ。
上の芋は使えなくなった種芋。1個だけ腐れた芋があったが、あとは全て干涸びた芋。
どちらにせよ、新聞紙で包むだけの保存法、あとの8割の種芋が無事でよかった。
来年は全ての種芋を新聞紙で包んで、それを米袋に入れて保存しよう。
ということで、新聞紙で包むだけで保存していた種芋で、何とか使えそうなものをポットに植えることにした。
今年の種芋は全体的に小さい。
その中でもやや大きめのものは12cmのポットに植えた。
昨年までの種芋では、ほとんどがこの12cmのポットには入りきれなかっただろう。
去年は収穫したツクネ芋も小さいものが多かったが、種芋として残した芋も小さかった。

それより小さな種芋は9cmポットに植えた。
これまでこのサイズの種芋は余り使ったことがない。
果たしてこんな小さな種芋から、20cm以上の芋が収穫出来るようになるのだろうか?

そして寒さで、種芋がやられないようにパオパオ内に置いておいた。
今日は午後から雨になり気温も少しは下がってきた。
今くらいの気温なら植えた種芋が寒さにやられることはないような気がする。
それでも、パオパオの中に置いておくと安心だ。

米袋に保存している種芋は、室内管理でもまだ傷みそうにないので、もうしばらく時間を置いてポットに植え付けよう。

全てが無事芽を出すと仮定すると、最終的に40個近いツクネの苗が出来る。
去年は蔓葉は見事に茂ったが、芋の出来が悪かった。
今年は種芋は小さいが去年以上の大きな芋を作りたい。
そのために、畝は少し広めで高いものにしようと思っている。
芽が出てきた苗の中から元気のよいものを選んで、植える間隔を去年より若干広くして、植え付けようと思っている。植えれる芋は24〜28個くらいだろう。

そして、今年は土にも一工夫。
去年と同じ感じの土が中心になるとは思うが、ミミズ堆肥の量を少し増やそうと思っている。一方、一部の種芋は肥料成分の少ない山の赤土を用いて育ちの違いを見てみようと思っている。
山芋(自然薯)が肥料の少ない赤土の中によく育つとのことで、試しにやってみようと思っているのだ。