2014年3月2日日曜日

寿命実験第1弾21ヶ月目(38匹、生存率70%)。昨年12月(18ヶ月目)から今月までミミズ君の減少は1匹もない。キジバト。

シマミミズの寿命実験をおこなっている。
昨年夏の猛暑による大惨事(数の激減)で、一昨年6月に始めた寿命実験のほとんどが中止に追い込まれた。
唯一実験を継続しているのが、この寿命実験1だ。

一昨年6月に54匹の赤ちゃんで実験を始めたが、昨年7月までは生存率が100%だった。
それが昨夏の猛暑の影響で、他の観察小屋のように全滅することはなかったが、昨年12月(18ヶ月目)には38匹(生存率70%)にまで数が減っていた。
ところが、その後1月、2月と全く数の減少がないのだ。

さて、21ヶ月目のミミズ君の数はどうなっているだろうか?

下の写真が寿命実験1の観察小屋、今ある観察小屋の中で最小の小屋だ。

 上の観察小屋の内容を別の容器に移し、ミミズ君を集めてみた。
元気なみみず君が38匹。
数は全く減っていない。
今回も多くのミミズが環帯が膨らんだ妊娠ミミズだった。

 卵は50個程あったように思う。もちろん見つけた卵は観察小屋から除外した。

ミミズ君は数の数え間違いがないことを確認しながら1匹づつ観察小屋に戻した。
やはり38匹で間違いなかった。
ミミズ君の最近の状態が非常に良いので、
餌は食べ残しのサツマイモに、ここ数ヶ月と同じく腐れかけのサツマイモを加えておいた。
サツマイモを餌にすることはミミズ君の環境としては理想的なようだ。


平均寿命の暫定的な出し方として、全体の数が半数(生存率50%)、すなわち27匹になった時点を平均寿命とすることにしている。
だから、この観察小屋ではまだまだ平均寿命は伸びていくだろう。
しかし、最終的にこの観察小屋の平均寿命には昨夏の猛暑の影響が出ることは間違いない。

もちろんこの観察小屋の平均寿命も大事なデータになるので最後までしっかり続けていこう。
寿命実験としてのより正確なデータは、昨年末から始めているいくつかの寿命実験に期待したい。もちろん、夏の猛暑の影響を余り受けないことが条件になる。

どちらにせよ、シマミミズの寿命が2年くらいとすると、もうこの時期には必ず少しずつ数の減少があるはずだ。
とこらが、この観察小屋では昨年12月(18ヶ月目)から今月(21ヶ月目)までミミズ君の減少は1匹もなかったのだ。
この感じだと、シマミミズの寿命が2年以上であることは間違いなさそうだ。


今年もミミズ君達にとっては厳しい夏が来るはずだ。
今年こそは実験結果に暑さによる悪影響が出ないように、何か対策を考えなくてはならない。

さて、今日は梅の木で久しぶりにキジバトを見つけた。
通常のハトは、マンションで糞害を被り嫌な存在だ。
このハトは、何となくとぼけた顔をしていてかわいい。


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