2014年3月15日土曜日

50匹で始めた寿命実験第4弾3ヶ月目。2匹がどうしても見つからず。

この実験は11月17日に卵を入れた観察小屋から孵化した赤ちゃんミミズ50匹を1月17日に選抜した。
生まれた日を12月17日として寿命実験をスタートしたものだ。
外側からは数匹の子供ミミズが見えるのみ。

今回は初めてのチェック(生後3ヶ月目)となる。
環境は思ったより乾燥気味だった。
ウェット過ぎる環境の中での小さなミミズ探しは大変だけど、ドライな環境の中での赤ちゃんミミズチェックも思ったより大変だった。
もう居ない、と思ったら1匹、また1匹と見つかるのだ。
ミミズ君の大きさは全体的にこの時期にしては小さく、大きさもバラバラだった。
小さいものは、まだ小さな子供ミミズの大きさ。
大きなものでも大きさは小さな青年ミミズのサイズだ。

ミミズ君の食環境は、餌としてサツマイモを与えていたから心配ないと思っていた。
しかし、与えたのがやや乾燥状態のサツマイモだったため、食べにくかったに違いない。
かなりの量のサツマイモが食べきれずに残っていた。
ややドライ気味の内容。上の写真でも見てとれるようにミミズのサイズがバラバラだった。
生後3ヶ月では全てのミミズが青年ミミズになっているのが理想的なのだが。
そして、最終的にミミズ君の数は48匹
見つからなかった2匹が死んだのではなくて餌のサツマイモの内部に紛れて、来月現れることを祈りたい。

赤ちゃんを投入して初めての数のチェックとなった今回、一応寿命実験第4弾3ヶ月目の生存率は96%(48/50)という事になった。

餌は、残っていたサツマイモに冷凍解凍のキクイモを混ぜて少しはウェット環境になるように配慮した。

2年前に設定した寿命実験の多くは昨年夏の猛暑で数が激減して、寿命の判定が出来なくなってしまった。
この寿命実験のように最近設置した寿命実験では1年を通して環境悪化がないように気を付け、シマミミズの平均寿命を正確に出したいと思っているのだ。というのも2年前に設置した寿命実験は昨年夏から秋にかけて数を減らしたが、その後は最近までほとんど数の減少がない。恐らくシマミミズは環境悪化さえなければ2年くらいはほとんど数を減らさず生きていけるのだ。

しかし、この実験では初回のチェックで早くも2匹を失ったみたいだ。
今後、環境悪化がないよう気を付けて管理していこう。

ところで今日は久しぶりに天気がよかった。
昨日寒かったためか、こに時期では珍しく、朝の雷山に雪がかぶっていた。
雨上がりで霞んではいるが、今日の空気は汚くないようだ。
しばらくいい季節になる。きれいな空気の日が多いと嬉しい。

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