2014年3月16日日曜日

参ったな〜 初物のダラの芽、誰かさんにきれいに盗られていた。そこで「ふかし」作業のまねごとをやってみた。

山菜採りは楽しい。
九州では東北のような山菜は採れない。
それでも、我が家の果樹園では、2月末のツクシに始まって、この時期ダラの芽、ツワブキ、そしてワラビが採れる。
昨年はこの時期、この4種の山菜が一度に採れていたのだが、今年はちょっと違う。
ワラビがまだ出てこないのだ。

そこで今日はダラの芽を収穫しに行った。
先週見たとき、今日がベストの収穫時期と確信していたのだ。

ところがところが、様子がおかしい。
下の写真がダラの木を植えている場所だ。

何がおかしいって?
丁度葉が開きはじめの、一番美味しいはずのだらの芽がなくなっている。

こちらも同じ。 期待したダラの芽は誰かさんにきれいに盗られてしまったようだ。

残念だが仕方ない。
この果樹園のある場所は山に登る人や散歩する人などが側を通る。
管理されている果樹園ではないので、入って来るのに抵抗がないようだ。

第2弾のダラの芽はあと1週間程でまた収穫時だろう。自分が育てて、口に入らないのではたまらない。
今ある小さな芽を確実に食べれる方法として、以前ネットで見かけた「ふかし」作業のまねごとをやってみることにした。

 本来のやり方で「ふかし」と言う方法をおこなうと側芽がすべて(2mの穂木なら20本くらい)収穫できるとのことだ。
 
今日私がやったのは、何本か小さな芽の付いた木を切ってきて、適当な長さに切り、それをバケツの中に入れただけだ。
目的は、今付いている小さな芽が食べれる状態になればいいだけだ。
側芽を全て収穫しようなんて思っていないのでこのやり方でいいだろう。
短い枝でおこなう「ふかし」と同じように、バケツの下の方には水を入れている。
手前のバケツに入れた枝には小さな芽が付き始めている。
無事大きくなったら、間違いなく収穫出来る。
後ろの芽が見えない枝はどうなるか観察のため置いている。
「ふかし」の本来のやり方はもっと短く切って、見えないような小さな芽から芽を吹かせるらしい。
水の入ったバケツに枝を入れただけ。まだ出てきてない小さな芽が節々にある。
保管は日の当たらない家の中がいいとのことだが、小さな蟻が居る。
日が当たっても仕方ない。野外での保管となった。
ダラの芽は美味しいが、たくさん食べれるものではない。
必要量以上の収穫は要らないのだが、やはり初物は食べたかった!

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