2015年2月28日土曜日

2015年2月の菜園&シマミミズ君

2月の畑は収穫が少なく寂しい時期なのだが、それを補うように鳥たちが吊るしたミカンなどに毎日のように遊びに来てくれた。

こちらは、ほぼ皆勤賞のメジロ君。
メジロは時に曲芸を披露してくれた。

今年はヒヨドリのホバリングも見ることが出来た。



こちらはツグミ
ミミズ堆肥やワラなどを畑に撒くと、どこからともなくやってきて、畑の上をぴょんぴょん跳ねて、立ち止まっては何やらついばんでいる。
中にミミズ君がいるのだろうか?


ムクドリも時折畑の前の田んぼに来てくれた。

こちらはモズ
小さな体でもくちばしは鋭い。
木の枝や電線に止まって畑の方を覗き込んでいる。

この時期、集まるスズメは半端な数じゃない。




さて、収穫が少ない時期といっても第1菜園のパオパオの中のホーレンソウやミズナ、チンゲンサイなとは十分収穫出来た。

ジャガイモは第1菜園と第2菜園の両方に分けて種芋を植えた。

また夏野菜の種植えも室内の簡易温室でボチボチ進めている。
今のところ顔を出しているのはトマトとロマネスコとコールラビだけだ。
出てきた芽を見ても区別の出来ないものが多いのでポットにしっかり名札を付けている。

果樹園では、ミカン類の収穫を継続していたが、収穫の終わったいくつかの木に剪定、マシン油散布などをした。
柿と梅の木も剪定もおこなった。




さて、ミミズ小屋は現在7個。

それでは[ミミズ小屋の現況報告]だ。
金子3段2/2下段のミミズ君は大人から赤ちゃんまで全部で600匹。今回も中段上段には非常に多くのミミズ君たちがいた。収穫した堆肥上等。餌としてはジャガイモが残っていた。堆肥はバケツ2杯であった。
箱3段2/10堆肥上等、バケツ1杯強。受け皿には青年10匹。下の段は青年60匹くらい。上段の方にミミズ君の移動良好。餌はカボチャ、ニンジン、キャベツなど。
バケツ3段:2/1下段にはほとんど餌は残っていない。100匹くらい大人〜青年ミミズ。受け皿には30匹ほど。上段中段にはかなりのミミズ君が居た。餌はカボチャ、サツマイモなど色々な野菜クズなど。堆肥はバケツ1/2杯、上等

どんぶり1号2/7 下段にはミミズ子供中心で20匹、受け皿にも青年中心に50匹。卵胞は少ない、堆肥バケツ1杯。餌は解凍キクイモ&梅。ブロッコリーの茎葉、
どんぶり2号2/10下段のミミズ200、受け皿に200匹。堆肥上等バケツ3/4。中段、上段にもミミズ君いっぱい。餌は解凍キクイモ&梅、ブロッコリーの茎葉。
どんぶり3号2/16 ミミズ君は下段に赤ちゃんや子供中心に200匹、受け皿に青年中心に200匹。堆肥はバケツ1/2杯上等。餌は解凍キクイモ&梅。ブロッコリーの茎葉。中段や上段には移動した大人ミミズがいっぱい。下段の赤ちゃんはまだ移動能力が少ないのだろう。
ボックス3段2/23〜4下段の堆肥はバケツ2杯近く、上等。ミミズは大人中心に200匹、受け皿に大人みみず50匹程。上、中段には非常に多くのミミズ君が移動していた。野菜の収穫が終わったプランターに60匹の元気な大人ミミズや多くの卵胞があった。以前中に撒いたミミズ堆肥の中に多くの卵胞や赤ちゃんが含まれていたのだろう。これらもボックスの上段に足しておいた。餌は解凍梅&キクイモ、その他ブロッコリーの葉。

一方、長期置きっぱなしを予定していた雑草野菜ミミズコンポストだが、ミミズ君の様子を見たくなって1個を内容チェック(設定して5ヶ月目のコンポストだったが、ミミズ君も増えていたし収穫した堆肥も使えた)。その時雑草ミミズコンポストを一つ増やす形になったので計4個になった
最初一つのコンポストを1年に1回くらいチェックしようと思っていたが、半年に1回くらいでいいのかもしれない。

[観察小屋]では、瓶での実験が酸欠で全滅してしまったのが残念だった。
さて、今月の観察小屋の様子を報告だ。
54匹寿命実験132ヶ月目(2/1)ミミズ君は極めて元気で22匹いた。先月21匹だったが、正月早々のチェックで1匹数え間違えていたようだ。とにかくこの実験でのミミズ君が何時まで生き延びるかに一番興味を持っている。
50匹寿命実験215ヶ月半目(2/14)50匹(100%)ほとんど大人ミミズ、妊娠ミミズはそれなり。卵胞は少々。餌のジャガイモは今回もほとんど食べていない
35匹寿命実験310ヶ月半(2/10)35匹(100%)、卵胞は50個以上。赤ちゃんも5匹以上。
50匹寿命実験414ヶ月目(2/13)。29匹(生存率58%)。卵胞は大きい。子供は0匹
40匹寿命実験520ヶ月目(2/15)37匹(93%)、ミミズのサイズが大きめ、
10匹寿命実験6(瓶の中)10ヶ月目(2/25)ミミズは全滅。実験終了。
2匹繁殖実験29ヶ月目(2/22)25匹(12.5倍)
8匹繁殖実験38ヶ月目(2/5)23匹。とても元気、卵胞が100個くらいに増えていた。
150個卵胞孵化実験:4ヶ月目(2/26)孵化した赤ちゃんは大量と思いきや、ほとんどヒメミミズみたい。内容チェックせず。



2015年2月27日金曜日

今年もプランターで過密になったミョウガの地下茎を移植。

寒い!
北日本では大変な荒れ模様で、こちらでも午後から急に寒くなり雲行きが怪しくなってきた。
しかし、春を呼び込む花が次々に咲いている。
今日の昼時、畑の前の水路は春景色。




さて、ミョウガの場合、地下茎が発達する。
広い場所ならそれで収穫もふえるのだが、プランターの中などで地下茎が密集すると逆に収穫が少なくなることだ。

昨冬プランターの中のミョウガの地下茎をイチジクの下に移植したら、その場所でまずまずの収穫を得ることが出来た。
それまで満足な収穫を得ることが出来なかったミョウガ。
去年の夏、イチジクの木の下に移植すると“ほどほど”の収穫出来た。

一方、プランターの方は一昨年より収穫は少しは多かったが、葉はよく茂る割に収穫が少なかった。やはり地下茎が密集し過ぎたのだろうか?
この時期のプランターを上から眺めても地下茎の様子は分からない。
現在のプランター、どこにどれだけ茎葉が出ていたかも分からない。
このプランターをこのまま放置すると、また地下茎が密集し過ぎるて今年は収穫出来なくなるかもしれない。
ということで、プランターをひっくり返して見た
すると、やっぱりという感じ。地下茎が所狭しとびっしりだ。
地下茎か根か区別はつかないが、とにかくびっしり詰まっている。

そこで、今回もプランターの中の地下茎を1/5程残し、プランターに戻した。

そして、余った地下茎は植える場所が見当たらなかったので第2菜園の方に移植することにした。ここならどれだけ増殖しても大丈夫だ。



今年は第2菜園でも色々な野菜を作る予定なので、このミョウガの地下茎を植えた場所にも時折立ち寄るだろう。
そして、夏頃は、イチジクの木の下、プランター、そしてここでもミョウガが収穫出来るに違いない。
今年の夏は、ソーメンを食べる機会が増えることが予想される。
そして、初のミョウガのお裾分けが出来るかもしれない。

2015年2月26日木曜日

150個の卵胞での冬の時期での孵化実験、4ヶ月目。大量に孵化したと思った赤ちゃんはもしかしたらヒメミミズ?

我が家の室内には最近いい香りが漂っている。
その香りの元はこのジンチョウゲ。
ジンチョウゲには色々な色の花があるようだが、我が家のは白。



さて、この観察小屋、遠くから見るとこんな感じ。
卵胞を150個入れて、寒い時期での孵化状態をチェックしようと思った。
卵胞を入れたのはもう4ヶ月も前の話だ。
容器の内側に張り付いた小さなミミズ君が見える。
中間距離から見るとこんな感じ。
ちょっと赤みがかったものもあり、これらは全てシマミミズの赤ちゃんだと思っていた。
別の場所を見てみても同じ感じ。
非常に細いミミズとちょっと大きくなりかけているように感じるミミズ君も居る。

真ん中に見える2匹のやや太めのミミズ君
これはシマミミズの赤ちゃんで間違いないと思うのだが。
どうやら多くのヒメミミズと僅かなシマミミズの赤ちゃんが混じっているみたいだ。

やや大きめのミミズも、シマミミズの赤ちゃんだとしたら、まだ1ヶ月も経っていない感じだ。
それにしても、容器にくっ付いているミミズ君、150個の卵胞が孵化したにしては数が多過ぎる。


やや細めのミミズ君を更にアップして写真を撮るとこんな感じだ。
この感じ、どうもヒメミミズのようだ。

すると、大量に孵化したと思ったみみずのほとんどはヒメミミズということか?
ちょっと蓋を外して上から覗いてみた。
ン〜ちょっと茶色く見えても、これはやはりヒメミミズ?
1〜2ヶ月後に内容を全部取り出して再チェックしてみよう。
果たしてどれくらいのシマミミズの赤ちゃん〜子供が居るだろうか?

2015年2月25日水曜日

小さな瓶の中のシマミミズの寿命実験、10ヶ月目に全滅!実験終了。原因は恐らく酸欠。スズメの学校

メジロの姿を見る機会は減ってきたが、暖かくなってくるとスズメたちが元気だ。
お隣の木に大勢で止まっている。
なかなか忙しそうに鳴いている。
パタパタ羽根を動かして落ち着きのない輩も居る。
大勢集まって、もしかしてここはスズメの学校?
 先生がどこに居るかは分からないが、落ち着き払ったこの2羽がどうやらそれらしい。
それにしても、ここのところ花粉とPM2.5で空気はどんより。
お陰で私は運動不足気味。
年末年始に旅行したニュージーランドの澄んだ空気が懐かしい。


さて、先月まで8匹が元気にしていた小さな瓶の中でのミミズ君
狭い空間で、酸欠になり易い条件で。。。。
ちょっとした環境悪化が命取りになることは分かっていた。
しかし、先月(9ヶ月目)までは元気に育てることが出来ていた。
よほど与える餌などを間違わない限り、他の寿命実験と同じように長生きしてくれるだろうと信じていた。

ところが。。。
外から見るとミミズ君の姿はあるがちょっと白っぽい。

慌ててミミズ君をチェック。
ン〜ん。全滅だった。合掌!
かわいそうなことをしてしまった。
先月与えた餌はこれまで与えてきたものとほとんど変えていない。
また、内容がウェットになり過ぎないように細心の注意を払ったつもりだ。
内容を取り出して状態の確認をした。
若干はウェットだが、決して一見問題がある環境には思えなかった。
ただ、酸欠で嫌気性菌がはびこるときに特有のいやな匂いが少しあった。
それでも、空気が入りにくい小さな瓶という環境で酸欠が起こってしまったのだ。
どんな動物でもそうだが、食べ物や水は大切だが、それにもまして空気(酸素)が生きていくのに大切であることを思い知らされた。
難しいと分かりながら、自分の飼育の腕試しのような気持ちで続けていたこの実験。
このタイプの実験は今後やらないことにする。

ところで、昨日半切したデストロイヤーをすべて植え付けた。
同じ深さに植えた。
切離面を上にした方が芽から地表までの距離ができる。
その分芽出しが遅れると思っているが、どうだろうか?
今年は、切離面を上にするか下にするかでの、芽出しや収穫の比較をおこなうようにしている。
来年は浅植えと深植えでの比較をおこなってみようと思っている。

2015年2月24日火曜日

自分の家が分かったメジロ君。簡易温室での種まき(ロマネスコ、アーティチョーク、フェンネル、コールラビ)。ポットから多数芽を出したトマト、間延びした感じだがこれでいいのかな?

昨日はメジロ君のせっかく家を作ったのに遊びに来なかったメジロ君。
今日やっと顔を見せた。

変な形のザボンの家の中に、「ン?ミカンの餌があるぞ!」
「うん、いつもと同じ美味しそうな八朔だ」
「こりゃうまい!」

と言って、食べているうちにザボンの家の奥の方にメジロ君は消えていった。
そのうち向こうの窓からくちばしが見えた。

居心地は上等?
と、仲間に知らせにいったのだろうか?サッと飛び立った。

きっと明日からは、仲間を連れて遊びにきてくれるに違いない。



さて、簡易温室での種まき(ロマネスコ、アンティチョーク、フェンネル、コールラビ)をおこなった。
用意した種は全てヨーロッパ土産だ。
2年前に手に入れたロマネスコ以外は初めて植える種だ。


これはコールラビという球形の野菜。
キャベツの原種のような野菜らしい。
味はカブとキャベツの中間のような感じ?
とにかく食べたことはないし、育てたこともない野菜なので、種はまいたもののこの先どうなるか全く分からない。
秋まきと初夏まきが普通らしいが、2〜3月種まきで6月収穫でもいいとのことだ。
こんかいはそこを狙っての種まきだ。


こちらはフェンネル
ハーブとして葉を食するタイプと、肥大した茎を食べるタイプがあるらしい。
写真を見る限り、この種は肥大した茎を食べるタイプだろうか?
日本の気候で育てるのは難しいと書いてあるブログもあった。
苗は大きくなって移植しても根付きにくいとのことで、ポットで芽が出たら割と早めに畝に移植するのがいいみたいだ。今の時期種まきすると収穫は7月の頭くらいになるらしい。


さて、こちらは2種類のアーティチョーク
場所を取るらしいので、第2菜園に早くから植え場所を確保している。
アーティチョークは今年の菜園での楽しみにしている野菜の中でも“目玉”だ。
花を愛でるのもいいし、蕾を食べるのもいい。また葉を使ったお茶も体にいいようだ。
フランスでゲットする種には耐寒性のものが多く、日本の高温多湿な気候には合わないことが多いらしい。上の写真の種はイタリア土産だ。ならば大丈夫?

そしてこちらは、我が家では定番野菜となりつつあるロマネスコ
同じ種で、今年が3回目の種植えになるので、少し発芽率が落ちるかもしれない。
昨年は種まきから収穫まで丁度1年かかった。
今年も去年と同じ時期の種まきだが、何とか6〜7月には収穫したいと思っている。


さて、これら四種類の種は、室内で厚手のビニール袋をかけた発泡スチロール箱の中に並べたポットに植えた。

与える水は少し薄めたミミズ液肥を用意している。



ところで、一足先に同じ条件で植えたトマトはもう芽を出している。
といっても一つのポットから数本の芽が出ている。
そして、よく見るとヒョロヒョロで間延びした感じだ。
トマトは10日程で発芽した。
同じ時期に種を撒いたナスの発芽はまだだ。

トマトの細く小さな苗、こんな感じで大丈夫かな?
間引きに関して調べてみると、「本葉が出てきたら1回目の間引きをして2本を残す。
本葉が3枚の頃2回目の間引きをして元気な方の1本を残す。そして本葉が4〜5まいになったら畝に植え付ける。」とのことだ。
それにしてもどの苗を残すのがいいのかの判断も難しそうだ。

とにかく今年も、このように種からの野菜作りをやっていくつもりだ。
これからもスペインキャベツ、chilli pepperなどに続いて、4月に入ったらズッキーニ類やカボチャ、ゴーヤなども同じように簡易温室でポット種まきを予定している。
苦労や失敗もたくさんあるとは思うけど多いに楽しもうと思っている。
ただ、ポットで育った苗は、昨年のようにナメクジの大被害に逢わないように気を付けて育てよう。

2015年2月23日月曜日

2匹でスタートのシマミミズ繁殖実験は8ヶ月目で25匹(12.5倍)、卵胞は80個以上。メジロ君の家を作ってみたが。。。

窓の外にぶら下がったザボンの皮。
こちらはメジロの家。
ここに入ったメジロ君が餌のミカンを食べながら、時々こちらに顔を出してくれるという今日作った仕掛けなのだ。
吊りしているのはザボンの皮。
中にメジロが十分入れる大きさがある。
ところが今日は上天気、急に暖かくなった。
メジロ君は近くの満開の梅の花の方に行ったのか?
それとも暖かくなり、どこか遠くへ旅立ったのか?
用意したメジロ君の家には、終日その姿を見ることが出来なかった。
ん〜明日はメジロ君の姿をここに見れるかな?


ところで、今日はシマミミズ君の繁殖実験の話。
繁殖実験ではその母数がある程度なければ正確な感じにならない気がする。
この繁殖実験は僅か2匹でスタートしたので、先月まで25匹で12.5倍と理想的に増えているが、10匹が125匹になったのとは信頼性にどうしても差が出る。
それでも125匹を数えるには20分くらいかかるが、25匹だと5分で終わる。
ということで、2匹スタートの繁殖実験は私にとっては楽〜な実験なのだ。

さて、ミミズ君の数は少ないがこの観察小屋の環境は相変わらずいいようだ。
今回、8ヶ月目でミミズ君は25匹と増加はなかった。
しかし、そこに居たミミズ君たちは皆ブリブリに太ってほとんどが妊娠していた。

卵胞は80個以上と前回と比べ著明に増えていた
これだけの卵胞があれば、今後暖かくなる時期にかなりが孵化するのでは?
与えた餌のうち、カボチャは食べてしまっているが、下の写真の様にジャガイモの皮は残っていた。
全体的にウェット気味で、こんな餌が残っていれば、この中に赤ちゃんが居ても正確に数えることは不可能だ。

実際、大きな赤ちゃんなら数えることが出来るが、下の写真のような生まれたてと思われる赤ちゃんは、まだヒメミミズとの区別に自信も無いし、見つけてもミミズ君の数に入れていない。
もしかしたら?シマミミズの赤ちゃん。

餌としては、残ったジャガイモの皮などの餌に、またすぐ食べてくれるであろうカボチャを加えておいた。

ということで、2匹でスタートのシマミミズ繁殖実験は8ヶ月目で25匹(12.5倍)。
今後1年目の最終チェックでは、これからの卵胞の孵化の仕方により大きくその結果が左右されるだろう。最終的な繁殖率が何倍になるのかが楽しみだ。

2015年2月22日日曜日

ショウガ、一部保存失敗。使い切れないものは冷凍保存すべきだった。

ショウガは昨年豊作だった。
私の経験上初めての十二分量の収穫で、その保存に関しては気を使ったつもりだったが、採れた量が少し多過ぎた?
その保存に一部失敗してしまった。
これがその保存失敗のショウガだ。
シワシワになってきたショウガ、これではもうすりおろして使えない。

結論から言うと、使い切れなかったショウガは最初からその量を判断して冷凍保存すべきだった

ショウガの収穫時は新ショウガと種ショウガが同時に採れる
通常芋類の収穫時なら種芋をまた収穫できることはないのだが、ショウガは親も子も収穫出来るという優れものだ。
ただ、親ショウガは繊維が強いので大部分をスライス乾燥させてお茶にブレンドして使っている。
今年は親ショウガの収穫も多かったので1年間使える分を確保出来た感じだ。

ショウガ蜂蜜は小さなびんに1個作ったが寒い夜、泡盛を入れて何度か飲んでとても暖まるし美味しかった。が、思った程の消費量にはならなかった。
作る量は小瓶一瓶で丁度良かったみたいだ。
飲んだ後にかなりショウガの繊維が残るのがちょっと残念だった。

ショウガの甘酢漬け味噌漬けも十分量作ったので、この時期まだかなり余っている。


もちろんショウガは料理に合わせて生ですりおろして使うのが一番だ。
ただ今回のように余らせて保存に失敗するなら元も子もない。



一応、萎縮したショウガに使えるところがあるかどうかチェックしてみた。
かなり萎縮が進んだショウガ。表面には一部青カビもある。
 その断面を見てみるとこんな感じ。
中がスカスカになったショウガは捨てた。
こんな感じでまだ中は充実しているところは使えそうだ。
カビが付いていそうなところなどを外し下の写真くらいのお茶用のスライスが採れた。

お茶にしたときの香りなど、若干気にはなるがこの状態なら体に害はなさそうだ。

貴重なショウガだ。
使えるところだけでも使っていこう。
そして、今年のショウガも去年と同じように豊作なら嬉しいが、その時はその保存法には気を付けよう。