2015年2月17日火曜日

今年も種まきから収穫まで丸1年を要したロマネスコ。収穫出来ないと思って夏に抜いてしまった苗が勿体なかった。


こちらは、昨日収穫した種から育てた変わり種ブロッコリー「ロマネスコ」。


今年も思い起こせば、種植えから収穫まで長〜い、長〜い旅だった。

下の写真が一昨年5月下旬、スペイン旅行の土産にもらった変わり種ブロッコリーの種袋。
一昨年の6月に種をまいて昨年は2月に収穫。
その時も収穫までは長い旅だった。
そこで、今回は昨年3月に種をまいて7月頃の収穫をもくろんだ。

日本のブロッコリーは2〜3月と7〜9月が種のまき時とされている。
そこで、今回は3月初旬に種を植えた。
ロマネスコは青虫に好かれることが分かっていたので、5月頃からネットの中でモンシロチョウを防虫して育てた。
昨年6月防虫ネットの中では成長したロマネスコがもう天井につかえていた。
そこで、そろそろ花蕾をつけているのでは?と期待した。
6月頃、苗はネットの中で順調に大きくなっていたので、そろそろ小さな花蕾を付けているのでは?と期待してネットを外してみた。
茎葉は大きくなっていたが、残念ながらまだ花蕾は付けていなかった。
ロマネスコの花蕾は苗の先端に一個だけ付ける。
しかし、残念ながら苗の先端には全く花蕾を思わせるものがなかった。


そして、いつまでも花蕾を付けないこの苗に対しては、完全に収穫を諦めていた。
というのも、春先にブロッコリーと同時に苗を買って植えていたロマネスコは8月に実を付け始め12月に立派な花蕾を収穫出来ていたのだ。

そこで、畑のやりくりのこともあって、収穫が出来そうもないと判断したロマネスコの苗を、8月終わりにその半分以上撤去した。

そして、収穫は無理だと思いつつも、僅かな望みかけて残しておいたロマネスコの苗が、種をまいてほぼ1年、ついに収穫出来るようになったのだ。

下の写真が、収穫までの道のりの長さを現している。
何と言う茎の長さ。
夏以降ずっと、その葉っぱはミミズ君のいい餌になっていた。
他に2本残していた苗があったが、それらももうすぐ収穫出来そうだ。

こちらは収穫したものとほぼ同じ大きさだ。
もう1本の花蕾はまだまだ小さい。

ということは、もう花蕾は付けないと判断して夏頃抜いてしまった多くの苗が、ん〜残念!

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