今日はヒヨドリ君の登場。
ちょっと大きめのミカンを吊るしたら、早速ホバリングを見せてくれた。
ホバリングといっても体が重いので長時間は出来ない。 写真のように実をつついたら、一旦竹の棚か、ブロッコリーのところで一休み。 |
さて、去年のこの時期、ミカンの木にはカイガラムシが大量に発生し、それが原因と思われるスス病が発生していた(2014.2.11当ブログで紹介)。
それで、去年のこの時期はテデトール法とマシン油散布をしていた。
それで、今年のミカンにはスス病が無くなるかと思いきや、今年もスス病が発生した。
手入れするので昨日最終収穫した八朔。やはりスス病に冒されたものが多い。 表面をタワシで擦るときれいになる。食べるのには全く問題ないが。。。 |
今年もカイガラムシが発生したのかと思って木を調べてみると、今年はカイガラムシはほとんど居ない。
昨年のテデトール法やマシン油散布は効果があったのだ。
ならば今年のスス病の原因は??
ネットで調べてみると、スス病はカイガラムシ以外にもアブラムシやコナジラミなど吸汁性害虫の排泄物が原因になるらしい。
日当りや風通しが悪いと発生が増えるとのことだ。
確かに、今年は梅の木の広がりで日当りが悪くなったミカンの木が増えていた。
もちろん、昨年のミカンの剪定が足りなかったのも一因かもしれない。
どちらにせよ、来年は少しでもスス病が減ってくれることを信じてミカンの木たちの手入れをやっておくことにした。
もちろん、この時期手入れするのはこの時期までに収穫が終わった下記のミカンたち。
そして手入れの内容は、剪定と幹周りの掃除(ネキリムシ予防)、そしてマシン油散布だ。
1)温州みかん
去年の冬はサルたちに枝を折られて弱ったが見事に復活した。 この木はスス病にかかっていない。サルの剪定が良かった? |
昨日がこのシーズン最後の収穫だ。 こちら側は、梅の枝が張り出してお互い競合していたのでどちらの枝も切った。 この写真に見える実を収穫したのが一番上の写真。 ぱっと見た目より収穫量が多かったのは茎葉が密集して実が見えていないからだ。 |
最初の写真のようにスス病の被害に逢っているものが多かった。
剪定後の八朔。ここまでスカスカ状態になったのは久しぶりだろう。 |
3)伊予柑
剪定後の伊予柑。この木も手前側が梅の影になっていた。 悪影響を与えそうな梅の枝も大幅に剪定しておいた。 剪定後の伊予柑も、ここ数年では最もスマートになった。 |
この冬初めて収穫出来た晩白柚。 この木も梅と競合しやすい枝は剪定した。 やはり、スス病に冒されている。昨年出た新しい茎葉が弱っている。 アブラムシ被害なのかもしれない。 |
そして、昨年その効果が間違いなくあったマシン油は今年も散布することにした。
60倍に希釈したマシン油、何回も散布すると木が弱るらしい。 今年の散布はこれが最初で最後だ。 |
ということで、ミカンの木に悪影響を与えそうな梅の枝は、可及的に剪定したし、ミカンの方も出来る限り剪定をしてみた。
来年はスス病が減ることを期待したい。
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