地面から80cmくらいのとても低い位置で静止してミカンをつついている。 重そうな体からは想像出来ないような動きだ。 でもさすがに長時間のホバリングは出来ない。しばらくするとすぐ横の竹の棚でひと休み。 |
と思っていた仕掛けで、見事ヒヨドリがホバリングを見せてくれた。
話には聞いていたが実際見るのは初めてのことで、重い体でホバリングしている姿に見とれてしまった。
写真を撮るのも忘れそうに見入っていたので、慌てて撮った写真は今ひとつの画像だと思う。
それでも、初めて見たヒヨドリのホバリングを写真に収めることが出来て幸せだ。
あとでミカンをチェックしてみると、ほとんど食べられている。
そこで新しいミカンへの交換をおこなった。
さて、ダストボックスでのゴボウ作りは今年が3年目だ。
この作り方の最大の利点は同じダストボックスがほとんど劣化せず毎年使えることだ。
ガラ袋やビニール袋で作るゴボウのように真っすぐ地面に刺さるような長いゴボウは出来ないが、十分食べれるサイズのゴボウは出来る。
今日は、そのダストボックスで昨春種を撒いたゴボウの最後の収穫だ。
これまでも先端が10cmほど直角に曲がったものはいくつもあったのだが、今回収穫したゴボウには見事にL字型になったものがあった。
L字型ゴボウ |
今回は食べれるサイズのゴボウは5本。一応合格だ。 ただ、前回ガラ袋で収穫したような太いゴボウはなかった。 しかし、そこにはL字型になったゴボウが2本出来ていた。 |
さて、このL字型のゴボウ。どうしてこんな形のゴボウが出来るかって?
それはこのダストボックスの底に根がぶち当たって、これまでも見られたような先端直角ゴボウがそのまま伸びていってL字になったのだ。土嵩が減っていることも曲がった先の部分が長くなった一因だろう。
土嵩が減って底までの距離は50cm弱くらいだろうか? 土の表面にはどこにもゴボウの姿が見えない。土の上には枯れた葉が数枚あるだけだ。 |
何本ゴボウがあるか全く見当がつかなかったが、まずダストボックスをひっくり返して土を取り出した。
全てのゴボウはこの土の中に入っていると思った。
これがダストボックスをひっくり返して取り出した土。 左側の底の部分には先端が曲がったゴボウや多くのひげ根が見える。 |
ところが今回、ひっくり返したダストボックスの裏面に、底に開けている穴からゴボウが飛び出しているのが見つかった。
分かりにくい写真だがよく見ると6cm程根が飛び出している。 食べる側から見ると、このような先端飛び出しゴボウよりL字型ゴボウの方が嬉しい。 |
先端飛び出しゴボウを、ダストボックスの内側から見てみると、こんな感じ。
穴から根を出したゴボウは身動き出来ない。
ゴボウはこのまま引き抜こうとしたがうまくいかなかった。 穴から飛び出した部分は折って捨てるので食べる長さは短くなる。 |
ダストボックス内にあるゴボウのみを収穫だ。
で、先端飛び出し折れゴボウとL字型ゴボウの長さを計ってみた。
直線部分は37cmしかなかった。思ったより短かった。 L字型ゴボウを直角に曲がった先まで計ってみると63cm。 同じような育ちのゴボウだが、L字の方が食べる分が多くなる。 |
上に並べたゴボウ、直線部分の長さは当然ほぼ同じだ。
40cmは超えていると思っていたその長さは37cmしかなかった。
これはちょっと意外だ。
一方、L字型ゴボウも折れ曲がった先の方まで食べれる部分の長さを一応計ってみた。
63cmだ。
もし真っすぐ伸びていたら、長さ的には.今年ガラ袋で収穫した最長のゴボウと同じで、タイ記録だ。
ということで、昨年春に種を撒いたゴボウの収穫が全て終わった。
来年のゴボウの袋栽培はガラ袋から肥料用ビニール袋に変わる。
ダストボックス栽培は今年と同じ方法でいこう。
楽しいゴボウ栽培、春になったらまた種植えを始めよう。
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