2020年10月6日火曜日

この時期の宇宙芋。ムカゴ(宇宙芋)は蔓植物に見られる不定根が変化したものだった。台風で完全に倒れた苗は少し起こしてみた。

 昨年から育て始めた宇宙芋を、今年も楽しく育てている。

こちらは部屋の中で観葉植物として育てている宇宙芋

植木鉢に余った小さな種芋を植えた。
葉がきれいなので、十分楽しめている。
この室内で育てている宇宙芋では、ムカゴが出来始めるところが観察できる

下の写真は、葉の付け根をアップしたところ。

一般に蔓植物葉と茎を結ぶ葉柄の付け根のところから不定根が出る。

先日紹介したトランペット型ズッキーニもこの不定根が発達していたため、元々の苗元を引き抜いても、不定根からの栄養で広がった苗先に実を付けていた。

左に見えている髭のようなものは新しい芽。
葉柄の付け根にあるうす緑の饅頭のようなもの出始めたばかりのムカゴ
このムカゴ(宇宙芋)は不定根が変化したものだったのだ。

ところで、今年の宇宙芋は去年より多くの種芋を3か所に植えて大収穫を期待していたのだが、先日の台風でほとんどの苗が倒れかなり苦戦している。

こちらは完全に支柱が倒れてしまった苗
このまま枯れてしまうのかと思ったこちらの苗だが、先端の方にまたきれいな葉が茂ってきた。

そこで、苗と竹支柱を少し起こして固定し直した。


嬉しいことに、起こした蔓葉の下にいくつもの宇宙芋が見えてきた。



早くから5㎝大の大きな芋を付けていた第1菜園では、台風だけでなくその前の大雨の影響もあったのか一部苗が枯れた。

こんな枯れた苗に付いている宇宙芋は近いうちに落ちるに違いない。
それでも第1菜園の苗は一部まだ元気だ。

こんな苗からも、まだまだ大きな宇宙芋が育つに違いない。

第2菜園のメインの畝でもほとんどの苗が倒れたが、隣の四角豆の苗などに寄りかかり、完全に倒れずに済んだ。

そんな倒れかけた蔓葉の下には、かなりの宇宙芋が出来ているようだ。

見える中で一番大きなこの芋はもう8cmくらいありそうだ。

というようなことで、台風被害には見舞われたが、どうやら力強い宇宙芋は今年も去年に負けないくらいの最終収穫状況になりそうな気がしている。

12月に、また個性ある宇宙芋を収穫でき、その大きさや形を楽しめるのが待ち遠しい。

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