2013年10月23日水曜日

今年のアスパラはどうだった?ジャングルのようになったアスパラからはホワイトアスパラ収穫?

今年2年目のアスパラはほぼ収穫は終わった。

ここで、今年のアスパラ栽培を振り返ってみよう。
果たして、収穫や管理の方はどうだっただろうか?

まず、下の写真は1月初めのアスパラの畝の様子。
昨年から残っていた茎は完全に枯れていた。
昨年苗を買ったものが手前に3株、こちらは昨年も少し収穫出来た。
種から育てたポット苗をその向こうに4株植えていた。こちらは昨年は収穫なしだ。
この時点でアスパラを植えている畝はとても細い。
そこで、茎を根元で切ってマルチを剥ぎ、肥料やりをした。
畝が小さ過ぎたのは分かっていたが、畝周囲の溝部分を浅く掘ってみるとアスパラの根が露出してきた。根の先を追ってみると隣の畝まで達していた。

畝の間の土を少し剥ぐと、右下に伸びている根が見えた。
こんな感じで隣の畝の方まで根が伸びていたのだ。
アスパラの根は予想をはるかに超えて横に広がるのだ。

そこで、茎の周りにみみず堆肥を撒き、畝の外側には新しい土とバーク堆肥、牛糞堆肥、鶏糞、化学肥料を混ぜて、畝の幅が両側10cmづつ広がるように土を盛った(下の写真)。

堆肥や肥料が入り、畝は心持ち広がった。この状態で春を待った。
3月2日、早春の光を浴びて今年のアスパラの初物が出てきた。
最初に芽を出したのは、手前から2番目の苗だ

4月になると、どのアスパラもニョキニョキと顔を出しはじめた。
この頃食べたアスパラは旬の美味しさがあった。
そして。昨年アスパラが倒れてしまった反省からアスパラを支えるために、下の写真の様に縄梯子のような囲いを作った。
4月初めに太めの紐を梯子のように組んで、このような囲いを作った。

そして、この方法での管理は5月初め頃までは順調のように思えた。

この頃までは、アスパラの苗の方に目を向けると出てきた芽を簡単にしきべつすることができ芽が出てきたものは時々気が向いたときに収穫していた。
去年はこの時期からほとんどアスパラの収穫をしていなかった、というか収穫出来る程のアスパラは芽を出していなかった。
その記憶のためか、今年も夏になるとアスパラの収穫を忘れる日々が多かった。
また、アスパラは夏にかけて茂り始め、遠くから眺めて出てきた芽を簡単に見分ける事が出来なくなっていたのも収穫を忘れた原因だ。

しかし、アスパラは確実に次から次に芽を出していたのだ。
気付いてみると、夏の終わりにはアスパラはジャングルのように茂っていた。
そこで秋になるのと同時に、アスパラの根元を時にチェックしてはアスパラの収穫を再開していた。

この頃になると、茂りすぎたアスパラは縄梯子では支えきれなくなっていた。




ただ去年のように完全に倒れてしまうのは何とか予防出来ていたようだ。


そしてこれが今日の収穫?そろそろ最後の収穫だろう。
最近のジャングルのようになった所から出てくるアスパラには光が当たらないためか、ホワイトアスパラのようになったものもある。味の違いは分からなかった。
光の当たらないところから出てくるアスパラは白っぽい。ホワイトアスパラのようだ。
さて、今年のアスパラ栽培を振り返っての反省会だ。

まず収穫に関してはまずまずといったところだろうか?
やはり、元々苗を買った3つは太めのアスパラが収穫出来、種を植えた自家製の苗はまだ細いものがほとんどだった。
種から育てた自家製苗では収穫サイズはまだ細かった。
しかし、芽は次々に出てきて苗は大きく成長した。
来年は一回り太いアスパラが出てくるに違いない。
どの苗も、昨年より苗自体が大きく成長しているので、来年はもっと収穫量が増えるに違いない。

次に管理面だが、

土作り:これは問題なかったのではなかろうか?
全体的にアスパラの苗は昨年に比べ大きく成長した。

:畝はまだ狭いと思うが、昨年よりは広くなっている。来年はもう少し広げてみよう。

縄梯子:高さ30〜40cmの場所に作った縄梯子では背が高くなったアスパラは支えきれなかった。支柱の強度も弱かったのかもしれない。
来年も4月頃、40cmと80cmくらいの高さの2段の縄梯子を設置してみよう。
縄梯子を支える支柱も、カボチャの立体栽培に使ったようなしっかりしたものがいいだろう。

収穫の仕方:春、秋だけでなく、夏の時期にも収穫は時々やっておいた方が良さそうだ。
収穫忘れは、今年のようにジャングル状態を作ってしまう。
この状態では風の通りが悪くなって、病気し易くなるに違いない。

収穫した種:大した量ではないが種を収穫している。2〜3月頃植えて芽が出たものは、屋上の土嚢栽培(腰水法)で育ててみようと思っている。



この冬にはまた、苗の周囲を片付けてミミズ堆肥や肥料などを施し、来年春の訪れを楽しみに待とう。


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