2013年10月6日日曜日

54匹で始めた寿命実験第1弾16ヶ月目、45匹に減少したが卵が100個以上あった。秋の繁殖期スタート?

元々54匹いたミミズ君の寿命実験第1弾。昨年6月に生まれたての赤ちゃんミミズで実験をスタートして16ヶ月目になる。

先月までは52匹96%、とまだまだミミズ君の減少はごくわずかだった。

シマミミズの寿命は一般に1年半くらいだろうと記載されているものが多い。
ただ、正確な寿命実験のデータを見せられたわけではない。
恐らく長年のシマミミズ飼育経験からの推測によるものだろう。

そこで、正確なデータが欲しくなった。
そこで、いくつかの実験小屋で寿命実験をおこなっている。
初めは6月生まれのシマミミズだけを使って実験をスタートさせた。
みみずの数は多いものから少ないものまで色々設定した。
数は多い方がいいのではと思っていたが、新たに生まれる卵や、そこから孵化する赤ちゃん、そして子供みみずなどを除外する必要があるので、最終的には50匹前後が正確に数える事と除外操作をするのにいいように思われる。
時期も主な繁殖時期が春と秋あるので、秋の産卵で年末孵化したミミズ君の寿命実験も組んでみた。しかし、この実験は先月、観察小屋が極めて小さかった事もあり、恐らく夏の暑さのため失敗した事が判明した(みみず君が全滅していた。先日のブログで報告)。

もうこの時期になると、暑さのためのミミズ君の環境悪化は心配しなくてよい。

さて現時点で4個ある寿命事件の16ヶ月目のチェックの皮切りは寿命実験第1弾。
54匹が先月52匹と僅かに減少、さて今月はどうだろうか?
下の写真が、この実験のチェック風景だ。
寿命実験第1弾のチェック風景。観察小屋(右上)は今あるものの中では一番小さい。
ミミズと卵を分別(茶色の皿の中)した後の内容が黄色いバケツに入れてある。
内容は立派な堆肥だ。餌は完全に食べられていた。新しい餌は冬瓜が中心だ。
さて問題のミミズ君の数だが、大きな元気な大人ミミズが41匹。
環帯が膨らんで妊娠していると思われるみみず君が結構いた。
はっきり大人ミミズと断定出来るのはこの41匹だ。
他に4匹のミミズが痩せていた。
青年ミミズの大きさだ。
この小屋に赤ちゃんや子供ミミズがこの2ヶ月間居なかったので、
この痩せたミミズは老衰ミミズ?という事になるのだろう。

4匹の老衰ミミズ?大きさは青年ミミズの大きさ。
一応、この痩せたミミズは元々居たミミズという判断で、
今回のミミズ君は41+4=45匹という事になる。
初めてこの観察小屋で、1ヶ月に7匹というかなりの数の減少があった事になる。

ところで今回妊娠ミミズも居たが、卵も100個以上あった。
多くのミミズ君の環帯が膨らんだことから判断しても
この観察小屋のシマミミズは、どうやら秋の繁殖期に入ったのだろう。
卵はやや小さめだが100個以上あった。
今日新しく与えた餌は冬瓜が中心だ。
冬瓜はとてもみみず君が喜ぶ餌なのだが、普通の投与法をとると、水分がいっぱい出て環境悪化が起こる事がある。
そこで下の写真の様に乾いたココ繊維をまぶして与えると丁度良い環境になる。

下の写真が新しい餌を入れた観察小屋。
この中に45匹のミミズ君が入っている。
このおいしそうな冬瓜を食べて、残った45匹には、また1ヶ月間元気でいてほしい。
観察小屋の側に置いている卵は他のミミズ小屋に入れた。
少ないが、取れた堆肥は、堆肥収穫用バケツに足しておいた。
この寿命実験、1年と4ヶ月で86%に減少した。
残ったミミズ君の元気さから判断して、この小屋で平均寿命が1年半を越える事は確実だろう。
しかし、今回4匹の老衰みみず?が居た事により、これから少しずつ数を減らして行くのも確実なような気がする。

さて、秋らしくなってきたこの時期、バルコニーのゼフィランサス(タマスダレ)が満開だ。
もう10年以上小さなプランターで咲き続けている。
この時期咲くので水仙の仲間じゃないだろうと思っていた。
以前、調べてみたらヒガンバナの仲間だった。それで納得した。


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