2013年10月19日土曜日

40匹で始めたシマミミズの寿命実験第5弾4ヶ月目。初夏に咲いていたアザミがまだ咲いていた。

シマミミズには畑用の堆肥を作ってもらっている。
だから、シマミミズの事を少しでも知り、上手に育てるために、色々な実験をやっている。
寿命実験もその一つだ。
シマミミズの寿命は1年半くらいと記されているものが多い。
そこのところを正確に見てみたい。
また生まれる時期によって寿命が変わるかどうかにも興味がある。


現在、見ている観察小屋は5個だ。
昨年6月に孵化したミミズでおこなっているのが寿命実験1〜3弾。
この3つは1年以上経つが、観察小屋によって生存率にかなり差が出始めた。ちょっと不思議だ。
また、今年9月に孵化したミミズ寿命実験第4弾。
そして、今年6月に孵化したミミズ寿命実験第5弾。
残念ながら、昨年12月生まれの寿命実験が観察小屋が小さかったためか暑さのため全滅してしまったので、可能ならその時期にまた一つ観察小屋を追加いたいと思っている。


そして、今日チェックする寿命実験第5弾は
孵化した時6月20日としているので、現在生後4ヶ月目だ。
参加しているシマミミズは40匹だ。

今回、まず観察小屋の蓋を開けて目に付いたのはトビムシ。
左の方に見える白いつぶつぶがトビムシ。大きさは1mmくらいだろうか?
先日金子3段重ねのトビムシの事を報告した。
そんなにすさましい数のトビムシではないが、この時期は増えるのだろう。
近づいてアップの写真を撮ってみた。先日の金子小屋にいたのと全く同じ種類だ。
トビムシの種類に付いてはよく知らない。アヤトビムシかシロトビムシのどちらかだと思うのだがどうだろう?
お尻の下に跳躍器が付いているはずなのだが、観察出来ない。
危険を察知した時、その跳躍器で20cm程飛び上がる事が出来る。
1mmの虫が20cmも跳ぶ。もし人間の大きさだったら300mも跳ぶ?

さて、生まれて4ヶ月目のミミズ君の状況と数はどうだったろうか?

下の写真の様にミミズ君は全て青年ミミズに成長していた。
これまでの実験では、早いものでは4ヶ月で大人になり妊娠ミミズも見られた。
しかし、今回のミミズ君たちは妊娠するまではもう少し期間が必要な感じだ。それでも生まれて4ヶ月でこの大きさなら一応順調と思われる。
皆元気なミミズだ.サイズは青年ミミズ。数は39匹だった。
まだ、環帯が腫れた妊娠ミミズはまだ見当たらなかった。
数は39匹で、理由は分からないが1匹減っていた。
次は1ヶ月後にチェック予定で、十分な餌を与えておいた。
早ければ次回、この小屋で卵が見つかるかもしれない。


ところで、今日も近場の山歩きをしてきた。
涼しくなってきたので、のんびり歩くと気持ちいい。
白岳という300mほどの山の頂に、初夏に咲いていたアザミがまだ咲いていた。ちょっとビックリだ。我が仕事場の頂(屋上)にある野菜達にもこの生命力を見習ってほしいものだ。
低くても一応山の頂。風も強いはずだ。
枯れた花もたくさんあるが、まだきれいに咲いているものもある。



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