2013年10月12日土曜日

シマミミズ寿命実験第3弾、前回93→80匹にまで減ったミミズ君、今回(16ヶ月目)は?全てが老衰ミミズ?金子ミミズ小屋のトビムシが凄い!

先月、15ヶ月目で93匹居たみみず君が80匹まで減少し、そのうち小さくなった?ミミズが20匹程いた。卵は少し見られ新しい繁殖期が始まりかけている気配もあった寿命実験第3弾の観察小屋、今日はこの小屋の1年4ヶ月目(16ヶ月目)のチェックだ。

先日の寿命実験第1弾でも、ミミズ君の減少(86%)と老衰みみず4匹を認めていた。
寿命実験第2弾では、ミミズ君の数の減少はなかったが、若干老衰ミミズを思わせる痩せたミミズが増えていた。

さて、この寿命実験第3弾で、もし前回の痩せたみみず20匹が老衰で小さくなったのなら、今回全体の数が60匹くらいにまで減っている可能性が出てくる。

さあ、チェックしてみよう。

まず驚いた事は、1匹の大きさ。
前回チェック時は大部分が大人ミミズだったが、今回は大きいものでも青年ミミズの大きさしかない。全てが痩せたミミズなのだ。
それでその青年ミミズの大きさのものが65匹だ。
彼らはは全て老衰ミミズなのだろうか?
またこんな痩せたミミズでも環帯が肥大したものが結構いた。

だとしたら、シマミミズの寿命が1年半くらいと記載されているものが多いが、あながちこれは間違いではないような気もしてきた。
私はこの数ヶ月の寿命実験の経過から我が家のシマミミズの寿命は2年くらいになるのではと推測していたのだ。
もう丸まると太ったミミズが1匹も居ない。
しかし。この痩せたミミズの中にも環帯が膨らんだものが居る。
ご高齢でも励んでいるのだろう。これからの時期の産卵は高齢出産?
そして、これらのミミズよりさらに小さなミミズが7匹いた。
やや大きめの子供ミミズといった大きさだ。
これらのミミズも元々居た大きなミミズが痩せこけたものと判断した。
この小さなミミズは超老衰ミミズなのだろうか?
という事で、シマミミズ寿命実験第3弾は93→65+7=72匹
16ヶ月目で生存率77%まで減った事になる。
あの小さなミミズが超老衰ミミズなら次回チェック時には姿を消しているだろう。

そして、痩せたミミズ君たちが生んだのだろう。
小さめの卵が20個程あった。
20個程の小さめの卵.もちろん実験からは除外だ。
この時期赤ちゃんは全く見つからなかった。
ということで、この小屋での寿命実験では確実にその数を減らし始めた。
数の減少に他の因子が入らぬように、今回も厳選した1ヶ月分の食事を与えておいた。
餌は別に変わった餌ではない。ウェットに成り過ぎないようには気を使っている。
いつもとほぼ同じ野菜屑だ。量的には十二分に与えている。
この数カ月の数の減少と、ミミズ君の大きさから今後さらにみみず君が減っていくのは確実だろう。これから1ヶ月毎のチェック時のミミズ君の数には注目だ。

ところで、最近の金子ミミズ小屋にはトビムシの数が凄い。
金子3段の上段の蓋を開けて餌を追加しようとしたら、この有様。
トビムシはみみず君にとって有害な生物ではないし、堆肥作りを手伝ってくれるはずだ。
それにしてもこの数は凄い!
ちょっと近づいてみよう。
さらに近づいてみよう。
数匹をアップで見てみると、背中にも細かい毛が生えているのだ。


ミミズ小屋に特に環境悪化のサインはないし、堆肥をひっくり返してみると奥にはいっぱいミミズ君が居た。
ビックリする数のトビムシだが、気にせず無視する事にしよう。
きっとトビムシ君も堆肥作りを手伝ってくれるに違いない。





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