2013年10月18日金曜日

初挑戦のガラ袋によるゴボウ栽培、上等じゃないだろうか?


野菜作りは面白い。
特に作った事がない野菜を作るのは面白い。

昨年末頃に今年挑戦してみたい野菜作りとして2つ考えていた。

一つは竹の棚によるカボチャの空中栽培。
もう一つが、ゴボウの栽培だ。

ゴボウ作りは、あれこれイメージして、最終的にガラ袋とダストボックスでの栽培をおこなう事にした。一つだけ長さの短いゴボウに対して土嚢袋での栽培もおこなった。


9月頃から、食べる分を少しづつ収穫してきたが
あと残ったのはガラ袋3つとダストボックス1つ、それに土嚢袋が1袋だ。


これが最後のダストボックスのゴボウ。
ダストボックスとガラ袋には滝野川ゴボウを植えた。

そしてこちらは、土嚢袋に植えた短いゴボウ。
ここに植えたゴボウだけは品種が違う。
種には「うまいゴボウ」と書かれていた。
収穫して評判が良ければ来年もう少し多めに作ってみよう。
種はいっぱい余っているのだ。
そしてこちらがガラ袋のゴボウ。




これまでは出来の悪そうなガラ袋やダストボックスから収穫してきて、ひとつの容器から2〜6本くらいのゴボウを収穫してきた。
今残っている容器。特に残ったガラ袋のゴボウは茎葉の状態から判断してかなりの収穫が期待出来る。

という事で今日は上の写真の3つあるガラ袋の中から一番下の写真のゴボウを収穫した。
下の写真は収穫中の風景。
外側を補強していたビニール袋を外すと、ガラ袋はボロボロ状態。
ガラ袋と土を外しながらゴボウを収穫していく。
ほとんどのゴボウはガラ袋の底面に達していた。
引き抜いたゴボウを見てみると、先端が下の写真の様に折れたものがある。
土嚢袋の底面をひっくり返してみると
確かに数本のゴボウが底面を突き破り、更に下に伸びていた。
それでも収穫したゴボウが下の写真。
数えてみると、一つのガラ袋から17本のゴボウ収穫。
最初のゴボウ作りにしては上等じゃないだろうか。
これまで、一つの袋から最高6本くらいだった収穫が、今回初めて17本もあった。
初挑戦のガラ袋によるゴボウ作りは合格だろう。


思い出してみると、ガラ袋のゴボウもすんなりここまで来たわけではない。

最初、設定するときにガラ袋の真ん中に太めの竹の支柱を立てたのはよかった
下の写真は今年2月にガラ袋を設定したときのもの。
土深く埋める竹支柱をガラ袋の真ん中に挿すために、まず鉄杭を打ち込んだ。
続いてその穴に竹支柱を挿し、土を中に入れこんだ。
この竹の効果で縦長のガラ袋が、収穫時まで大きく傾かずに済んだ。


また、ガラ袋の周りを肥料袋のビニールで補強したのもよかった
下の写真は5月頃よりみられた、“ガラ袋のゆがみ”。
歪んだところの上にあるゴボウはどんな根になるのか心配だった。
さらに、6月になるとガラ袋の破れが見られるようになった。
この小さな裂け目は一つ間違えば巨大な裂け穴になりそうだ。
これらの歪みや破れに対しておこなった肥料袋のビニールでの周囲の補強。
この後は全く問題なかった。


そして今でも、若い葉には付いているアブラムシ対策
アブラムシはゴボウの新芽は大好物。
こちらはアブラムシが好む黄色いバケツや、黄色い粘着テープでの捕捉。さらにアブラムシが嫌う銀色のキラキラテープなどを用いてみたがほとんど効果なかった。
一番効果的だったのは、ビニール手袋を付けてのこすり取りだったように思う。




最初のイメージではダストボックスでは6本、ガラ袋では8本くらいのゴボウを育てる予定だった。
今回ガラ袋で17本も収穫があったのは、最初芽掻きをうまく出来なかった事による。
まさに、怪我の功名だ。それにしても、ガラ袋に17本ものゴボウが密集して出来ていたというのは驚きだった。



種を水に漬け、芽が出てきたところから全てが新鮮で、楽しませてもらったゴボウ作り。
今、残っているゴボウは皆、今回のガラ袋と同じく、育ちが良かったものばかりだ。
最後まで収穫を楽しもう。



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