2013年10月5日土曜日

奥手の冬瓜、どんどん収穫開始。弱々しかった自然発生苗のゴーヤ、今や我が世の春。

蔓は伸び葉は元気に茂るものの、なかなか実を付けないと気を揉んでいた自然発生の冬瓜の苗。
ここに来てどんどん実を付け始めた。
これが先月終わりの初収穫。
冬瓜は昨年多量に頂いて、食べきれなかったものをミミズ君の餌として与えていた。
ミミズ堆肥には与えた野菜の種だけ残る事が多い。
ここに見える冬瓜もゴーヤも、今年撒いたミミズ堆肥から出てきた自然発生苗からの収穫だ。


我が家の畑の自然発生苗には2種類ある。
前の年の収穫遅れの種がこぼれて出てきた自然発生苗と、ミミズ君に与えた餌によりミミズ堆肥の中に種が残っていたための自然発生苗だ。

しそは前者で、冬瓜や今収穫出来ているゴーヤは後者の方だ。

堆肥は色々な所に撒くわけだから、自然発生する場所も畑のあちこちに広がっている。

こちらは、ゴボウを植えているダストボックスから出てきたカボチャの芽。
出てきた場所が悪かった。
このカボチャの芽は当然すぐ抜かれた。
そして、こちらはゴボウのガラ袋に出てきた冬瓜の芽。
当然この芽も雑草と同じ運命だ。
自然発生する苗の大部分は雑草と同じ運命をたどる。
ただ、生えてくる場所がよければそのまま残すことが出来る。

ということで、今年は、ゴーヤ1本と何本どこから発生しているか確認出来ていない冬瓜を自然発生の苗として残した。

下の写真が自然発生して間もない頃のゴーヤだ。
しかし、発生した場所が水タンクの北側で、7月の初めまだ元気ない感じだった。
7月の初め、屋上菜園のゴーヤは今は盛りと収穫出来ていた。
ところが、この自然発生苗はその時期はまだ弱々しかった。
この頃までは隣に見えるダストボックスのゴボウが力強かった。
しかし、この余り元気のなかった自然発生ゴーヤ、次第に勢いがついて、隣にあった2つのダストボックスのゴボウを覆い尽くした。
おかげで、一つのダストバックスのゴボウは枯れ、慌てて収穫したものの中のゴボウは腐れてしまっていた。

このゴーヤ、最近ではさらに勢いを増している。
さらに、ゴボウの隣にあるイチジクの木も覆い尽くし、イチジクの木にゴーヤがブラブラ下がっている。
最初弱々しかった自然発生のゴーヤは今では我が世の春。
当然、毎日のように収穫し食べているが食べきれず時々お裾分けしている。


そして、冬瓜の方は意識していなかったが、我が家の畑の数カ所から生えていたようだ。今は実が成っているので苗の状態が大体分かるのだが、蔓はとても長いのでその苗がどこから生えてきたのかはなかなか分からない。

実際、先日サツマイモを畝から一株掘り起こしていたら、誤って冬瓜の自然発生苗を1本抜いてしまった。

冬瓜が実を付ける場所も様々だ。
パオパオトンネルの中の変わり種ブロッコリーはモンシロチョウに食べ尽された。
屋根をあけていたパオパオの中に植えていた変わり種ブロッコリー「ロマネスコ」。
葉っぱが無くなり、茎には幾つものモンシロチョウの蛹が見える。
冬瓜の蔓葉がこの場所を占拠してきたため、幼虫捕獲が出来なくなったための結果だ。

そのロマネスコそばには冬瓜が幾つか居座っている。
パオパオトンネルの屋根の部分は冬瓜の蔓に覆われていた。
そのため、草抜きも虫取りもままならなかった。
ツクネ芋の支柱にもツクネ芋に混じって冬瓜の姿が見える。
まだ小さいが大きくなるのにそんなに時間はかからない。

カボチャの空中栽培のために作った竹の棚にも今では冬瓜が下がっている。


さて、それで冬瓜はどれくらい収穫出来るのだろうか?
最初の収穫の翌日、2個程お裾分けした。
今日10cm以上ものを数えてみた。9個あった。
また、小さいものも次から次になっている。

この分で行くと、今年も最後はミミズ君の餌になる冬瓜が出てくるに違いない。


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