2014年5月31日土曜日

2014年5月の菜園&ミミズ君

さて、この5月の畑は夏野菜の植え付けが終わり、それらがどんどん成長している。
畑の側の花壇ではユリが目を楽しませてくれている。


畝の方では、長い期間収穫してきたサニーレタスとセロリが背が高くなってきた。
セロリは先日撤収、サニーレタスはまだたくさんあるので少しづつ撤収だ。
先日撤収したセロリ

こちらはサニーレタス。こんなに伸びてもまだ葉っぱは食べれるのだ。
ただ、邪魔になっているので少しづつ撤収だ


アスパラのサポート体制は昨年よりちょっと気合いを入れ、3段縄梯子とした。
縄梯子からはみ出してくるものもあるが、概ね私の予想通りに管理出来ている。

アスパラは週2回のペースでの収穫が続いていたが、現在株育成のために最近はあまり収穫せず伸ばす茎を増やしている。



2月に植えたジャガイモ(デストロイヤー)、5月中旬の雨風の強い日に倒れた。
風で倒れたデストロイヤーはその後は順調に育ち、食べる分だけ収穫出来る状態になっている。

休閑地第2菜園の方は風が弱いので、ここのデストロイヤーは益々順調に育っている。
先日よりいくつか試し堀りをしたが上々。来月からはジャガイモも本格的に収穫だ。

空豆は順調に収穫出来た。

スペイン産空豆も豆はやや小振りだが、莢に入っている豆の数が多く味も好評だった。


3月に植え付けが終わった里芋は第1菜園の畝に植えた種芋だけが芽を出すのが遅い。
土の問題か?それともマルチが悪かったのか?

ゴボウは整然と植えたいるが、概ね順調に大きくなっている。
こちらはダストボックス栽培。

こちらはガラ袋とビニール袋栽培。
今からしばらくのゴボウ管理は、水やりとアブラムシ対策だ。

さて、ニンニクも食べる分だけ収穫を始めている。
ニンニクは2カ所に植えていた。
5月中旬から食べる分だけ収穫を開始した。
6月には全ての掘り上げが必要だろう。


屋上菜園では土嚢袋に買ってきた苗でアバシゴーヤ、やカボチャが順調に育ち、ジャガイモは収穫を始めている。
乾燥に対し水やりが追いつかないので、全ての土嚢袋を腰水法にした。
どの苗も今のところ順調そうだが、今日のかんかん照りではやはり葉がしぼんでいる苗もあった。
今日の昼時、屋上はもう真夏の暑さだ。


今月植えたズッキーニはどんどん大きくなっている。
来月早々収穫が始まるはずだ。

果樹園では小梅の収穫が無事終わった。これまでで一番の大豊作だった。
今日は、この時期の一大イベント大梅の収穫と梅漬けなのだが、こちらも大豊作。
詳細は明日報告だ。

“ふかし”をおこなっていたダラの枝。これらの枝は果樹園の端に挿していったが、かなりの割合で根付いたようだ。




さて、それでは5月のミミズ君の状況報告だ。
今月はどのミミズ小屋でも堆肥収穫時に赤ちゃんが多く、どうしても少しでも多く救出しようとするので分別時間が若干長かった。
先日、金子3段でのミミズ。
ミミズ君が小屋の上の方に大勢集まっていた。暑くなった時に起こる小屋内の環境悪化を心配させられた。
とにかくここのところ急に暑くなっている。
昨年の二の舞を踏まないようにミミズ小屋の環境は時にチェックするようにしよう。

今月は餌としての落ち梅が嫌というほど手に入っている。
この梅の餌をみみず君に与えるために、堆肥収穫のサイクルが少し早くなりつつある。そのため月2回の堆肥収穫となった小屋が多かった。

それではいつものようにそれぞれの小屋の様子を簡単に紹介。
金子3段5/6下段に大人ミミズ700匹以上居た感じ、赤ちゃん子供も多数いた。卵胞も2千個以上ある感じ。収穫出来た堆肥は上等だったが、なぜか少なくバケツ1杯5/24今月2回目の堆肥取り。5/26堆肥バケツ2杯、上等。餌は小梅、空豆など
箱3段5/12堆肥きわめて上等、バケツ2/3。下の段には赤ちゃん多数300匹くらい?卵もまだまだ多い。大人ミミズも液肥溜めに200、下段に200匹くらい残っていた。餌はレタス、5/27堆肥バケツ1杯。上等。下の段のミミズ約200匹。上の段への移動は良好。餌は梅など。
バケツ3段:5/11下段の150匹くらいの大人ミミズ。それに赤ちゃんミミズ多数で500匹はいた。卵胞もまだ2000個近い?餌は空豆の莢とレタス。5/28下段のミミズ150、堆肥はバケツ2/3。餌は梅など。

どんぶり1号:5/22 下段にはミミズ100、卵胞多数、赤ちゃんも多い、堆肥バケツ1/2。餌は大量の梅。
どんぶり2号:5/1まずまず。下段にはミミズ200、卵胞それなり、赤ちゃんは?受け皿にもミミズ40匹→新中段がミミズ少なかったのでこちらに。餌はキクイモ、かなりの量のサニーレタス。5/29下段&受け皿のミミズ120、餌は梅、空豆の莢
どんぶり3号: 5/5まずまず。下段にはミミズ200、赤ちゃん子供を合わせると400匹くらい残っていた。卵胞も多数、受け皿にもミミズ10匹。餌は大量のレタス、花壇の花ガラ。
どんぶり4号: 5/15まずまず。下段の大人ミミズ100くらい、卵胞それなり、赤ちゃんも100匹くらい、受け皿にも大人ミミズ40匹。餌はレタス、ブロコリーの茎と葉、中段、上段のミミズが少ない感じがしたので、新しい上段に予備小屋から赤ちゃん300匹?くらい追加。

ボックス3段5/13堆肥はバケツ1杯と1/3。卵胞は1000個以上はあった感じ。ミミズは大人80赤ちゃん400匹くらい?餌は空豆の茎葉、レタス大量。後日小梅を大量に追加。大人ミミズは上の段に比較的よく移動していると思われるが、とにかく生まれたばかりの赤ちゃんが多く、若干多めに堆肥収穫の時間を要した。

一方、[観察小屋]では、今おこなっている実験は寿命実験、繁殖実験、卵孵化実験だ。

54匹寿命実験1:23ヶ月目(5/1)70%(38匹)、この6ヶ月ミミズ君の減少がない。
50匹寿命実験2:6ヶ月半目(5/20)50匹(100%)ほとんど大人ミミズ。卵胞も増える
54匹寿命実験3:1ヶ月半(5/11)35匹(100%)、子供〜青年ミミズ
50匹寿命実験4:5ヶ月目(5/17)。50匹まだ青年ミミズ(生存率100%)。卵胞は1個
40匹寿命実験5:11ヶ月目(5/22)38匹(95%)、卵胞は100個くらい。計
10匹寿命実験6:1ヶ月目(5/28)に設定。小さな瓶に10匹を投入。
8匹繁殖実験1:(5/8)妊娠ミミズ8匹を投入。これから2〜3ヶ月に1度のチェックとしよう。
8匹繁殖実験2:(5/8)、29匹(3。63倍)12ヶ月目と思ったものが13ヶ月目だった!卵胞は230個ある!これだけの卵胞でこの次期赤ちゃんが見つからないのが不思議だ!
8匹繁殖実験3:11ヶ月目(5/16)8匹のまま、卵胞は40個くらい?
高齢ミミズ2匹での繁殖実験1:23ヶ月目(5/22)今回も2匹元気。2匹共に妊娠は?。卵胞は15個あった。


新たに卵胞500個くらいで予備観察小屋作った(5/8)が、ミミズが少ないどんぶり4号に追加(5/16)

2014年5月30日金曜日

小さな卵胞と普通の卵胞での孵化状態、小さな卵胞からの赤ちゃんは約半分。暑くなった、ミミズ小屋の環境には要注意だ。

堆肥で見かける卵胞には通常サイズのものと小さなサイズのものがある。

親がまだ若く小さい時には小さな卵胞となるらしい。
そこで、2ヶ月程前、金子3段の堆肥から得た100個の小さな卵胞と、他のミミズ小屋から得た通常の大きさの卵胞100個で孵化率の比較をおこなうことにした。

下の写真で、金子3段の堆肥からの卵胞が左側、サイズが平均1.5mmくらいだ。
右の通常のサイズ(平均2mm)のものより若干小さい。


さて、卵胞のサイズが小さいと孵化率は落ちるのだろうか?

この実験はある程度ミミズが数え易くなる設定から3ヶ月後にチェックの予定だったが、外から眺めてみるともう餌が余りないようだった。
それに最近は有り余る梅の餌がある。

そこで2ヶ月にまだ満たないのだが、赤ちゃんみみず君の数をチェックしてみた。


結果は予想通り
通常サイズの卵胞を入れた観察小屋からは104匹の赤ちゃん。
中には子供ミミズのサイズになっているものもあった。


小さな卵胞を入れた小屋からは51匹の赤ちゃん
こちらも子供ミミズのサイズになっているものもあった。

小さな卵胞から出てきた赤ちゃんが通常のものの約1/2という結果
当然という気もする。
小さな卵胞では、一つの卵胞から複数の赤ちゃんが生まれたものはないのではないだろうか?
孵化しない卵胞もたくさんあったに違いない。



ところで下の写真は、今日ちょっと覗いた金子3段の下段の様子。
これは下段の堆肥の上。堆肥の上にこれだけのミミズが集まる時はちょっと注意だ。
集まったみみず君を見ると、この段に赤ちゃんが多数生まれていることが分かる。

この段の上縁にまでいっぱいミミズ君が移動してきている。
この下段の堆肥を見てみたが、そこにもみみず君はいっぱい。
特に悪臭や、堆肥の温度上昇もないので今回はこのまま経過を見ることにした。

最近生まれた赤ちゃんミミズから大人ミミズまで様々なサイズのミミズ君が塊になって上の方に集まっていた。
これは暑い時や、小屋の中のミミズ君が増えすぎた時などに起こる環境悪化の注意サインだ。
確かに最近暑くなってきた。とてもまだ5月とは思えない。
去年は暑さのためかなり悲惨な状況となったミミズ小屋。
今年は、危険と判断した時は小屋全体に冷水シャワーを掛けるつもりだ。
今日の状態はまだ危険と判断するには及ばないが、今後はかなり注意してミミズ小屋のチェックが必要になるだろう。

2014年5月29日木曜日

今年の空豆の収穫には満足。スペイン産空豆も本日最終収穫。ジャガイモの試し掘り、上等。

5月の初めから日本産の空豆は収穫が続いていた。
思った以上の収穫で満足している。
そして、先週ついに最終収穫&苗撤去となった。
そして、収穫したあとはさっそくショウガの畝となった。

一方、少し遅めにスペイン土産にもらった種を植えて育てていた空豆。
5月上旬はまだ空を向いていた。
一つの莢に入っている豆が多く、莢も細長い。
どう見ても日本産のような大きな豆が出来るようには見えなかった。

日本産と違い莢が細長く豆がたくさん入っているのが分かる。
最初はこんな小さな豆では食べ堪えがないと思っていた。
しかし、こちらの豆も次第に大きくなり2cm強の豆もたくさん収穫出来るようになった。
そして、5月中旬頃から食べる分だけの収穫が続いていた。
豆の皮が薄いので豆ご飯にはこちらの空豆が好評だった。



さて、いよいよ残った空豆は2本だけとなった。
下の写真を見ても、いかにも収穫して下さいといった感じだ。
 そして下のこれが最後に収穫したスペイン産の空豆。
日本産より少なめに植えた空豆だったが、十分満足出来る収穫量だった。


ということで、今年は初めて空豆を収穫することが出来た。
結果は、満足!だった。
来年は?
もちろん来年も空豆作りに挑戦だ。
幸い、スペイン土産の種は量的にはあと数年分はある。保存状態が良ければ来年は十分使えそうだ。



ところで、そろそろジャガイモの収穫時期が近づいてきた。
今日は畝からアンデス赤1本、屋上菜園から男爵芋1本の試し堀りだ。

屋上菜園のジャガイモはほとんどが男爵芋だ。その状態は土嚢袋によってマチマチ。

こちらは茎葉ともに元気いっぱいだが、こちらは収穫にはまだ早い感じ。
 こちらは元々余り元気のなかった茎葉だが、もう枯れてきている。
 今日はこれを試し堀り。
元気のなかった茎葉からは想像出来ない程度の男爵芋が10個余り入っていた。

一方、畝の方にはほとんどデストロイヤーを植えていたが、今年一番早く1月終わり頃に植えたのはアンデス赤だった。今日はこれを1本試し掘りだ。
一つの種芋から20個近い収穫。大きさも上等だった
これは、立派なものだ。

ということで今日の試し掘り、これから先の本格的なジャガイモの収穫をワクワク期待させる結果であった。

2014年5月28日水曜日

屋上プランター艦隊、カボチャの蔓が宙に浮かせた遮光ネットの植えを這い始めた。

屋上の下の写真のプランターを屋上プランター艦隊と呼んでいる。
宙に浮かした遮光ネットを広い海原に見立てた表現だ。
4月の終わりに屋上のプランター艦隊は昨年と同じような配置をとった。
ここに植える野菜の主力はカボチャだ。
カボチャ1本の苗に1枚のネット、ということで6本の苗を土嚢袋に植えていった。
そのうちの1本はコリンキーだ。

1ヶ月後にどうなったかというと、予定通り中に浮かせたネットの上をカボチャの蔓が這い始めた。
こちらが奥の3枚のネット。
摘芯のやり方はよくわからない。主枝が伸びすぎたら先端を摘芯するつもりだ。
人工授粉とやらは滅多にやったことがない。
本当に必要なんだろうか?
摘芯や摘果もこれまではきわめていい加減にやってきた。
元々多収穫は望んでいない。放っておいても適当に実はなるので人工授粉はやっていない。

こちらは手前の3枚のネット、ちょっとカボチャの成長は遅れている。

こんな苗の中で、コリンキーだけは元気がない。
実は付けているが今ひとつ元気がないコリンキー。
買った時の苗が結構大きくなっていた。
ポットに伸びた根が、土嚢袋の土とまだうまくマッチしていないのかもしれない。

まだこの時期、気温が30℃を超えることはない。
しかし、今日は暑かった。黄砂もすごかったのだが。。。
6月の後半から気温がグングン上がると屋上コンクリートの上は灼熱地獄になる。

屋上菜園のカボチャは、昨年も一昨年も6月の中旬までに一つの苗から1〜2個の結構立派なかぼちゃの収穫が出来たのだが、そのあとが続かなかった。

摘芯のやり方にも問題があるのかもしれないが、
やはりその主たる原因は、高熱と水不足、そして強風だったように思う。
今年は、全てのプランターに腰水法をおこなっているので土嚢袋の苗が水不足になることはないはずだ。
あとは、高熱と強風に対する対策だが問題が起きた際に何か追加対策を練ってみよう。

さあ、今年はどんな収穫が待っているだろうか?
今しばらくは今年の初収穫に向けてのんびり待つことにしよう。

2014年5月27日火曜日

里芋の芽出し状況。第1菜園の畝の里芋だけが芽出しが大幅に遅れている。なぜだろう?

こちらの写真は一昨日山歩きしたとき、その麓で見かけた里芋畑。
もうきれいに芽が出揃っている。
プロの方の畑だろうが、よそ様の畑は立派だ

我が家では毎年この時期に、ツクネ芋と里芋、ショウガ、ウコンが先を争うように芽を出してくる。
というより、この時期これらの種芋から早く芽が出てほしいので、毎日のように畝を眺めるのだ。しかし、どれもなかなか芽を出さない。

ただ、ツクネ芋は2週前に芽が何とか出揃ったと思うやいなや、今はグングン成長している。
次に里芋の芽が出揃うはずなのだが、第1菜園の畝に植えた里芋がなかなか芽を出さない。

こちらは土嚢袋の里芋。こちらはまずまず芽が伸びてきた。

こちらは実験的袋栽培の里芋。4月の初めに余った小さな種芋2個を実験用に逆さ植えと順方向植えにしたものだ。

逆さ植えの方はようやく芽が出た程度だが、3カ所芽を出している。

先に芽を出した順方向植えの方は1カ所だがかなり芽が伸びてきた。
ということで、実験的袋栽培では
芽出しにおいては順方向植えの方が早く、
逆方向に植えた芽は数本出ている
これはは予想通りだった。


それでは、マルチを掛けた第1農園の畝の里芋はどうだろうか?

下の写真は、問題の里芋の主力畝に3月17日、14個の種芋を植えた時のものだ。
その時の植え方は、下の写真で奥から6個が親芋の逆さ植え、その手前5個が親芋の順方向植え、さらに手前3個が赤芽大吉の順方向植えだった。
3月17日に種芋を植えた時の様子。
昨年の里芋の収穫は今ひとつの結果だった。
そこで少し気合いを入れて畝を耕し種芋を植え、そのあとマルチを掛けていた。
さて、現在の芽出しの状態はどうかというと?
下の写真が親芋の逆さ植えをしたところ。6個中1個も芽を出していない。

親芋の順方向植えをしたところでは、5個中1個がやっと芽を出している。

赤芽大吉の順方向植えは、3個中1個が小さく芽を出している。

ということで、順方向植えだけが2本芽が出ているが、逆方向はまだ全く芽が出ていないのだ。
どちらにせよ、第1菜園の畝の里芋は芽出しが大幅に遅れているのだ。
なぜだろう?



一方、第2農園に余った種芋を植えたところからは一歩先に芽が伸びてきていた。
こちらは10日以上も前の写真だが、この時点で植えた種芋からは全て芽が出揃っていた。
最近この畑は見てないが、今ではこれらの里芋もっと大きくなっているはずだ。
ただ、ここに植えた種芋は余り物の小さな種芋ばかりだった。
その上、植え方も適当。雑草予防に掛けたマルチに穴を明けて植えただけという感じだ。




里芋の種芋としては、第1菜園に植えたものが立派なもので、他の場所に植えたものはいわゆる余り物、すなわち小さめの種芋だ。
それなのに、第1菜園の畝の里芋だけが芽出しが遅れている。
この理由がどうしても分からないのだ。
第1菜園の畝の里芋、果たしてこれからどんな風になるのだろうか?

2014年5月26日月曜日

パソコン部屋にショウジョウバエ。よく見ると観察瓶に発生、こりゃまずい。新たに10匹の子供ミミズで狭い空間での寿命実験を設定。

パソコン部屋の机には家人と私が椅子を並べて座っている。
以前ここの部屋にショウジョウバエがやたらその姿を見せることがあった。
原因はみみず君の生態を観察するため、部屋の中にいくつも並べた観察瓶だったのだ。
非難を浴びて、それからしばらくは部屋の中に観察瓶は置かなかった。

今回、卵胞の孵化シーズンに、卵胞から赤ちゃんがまさに顔を出す瞬間を何とか見てみようと、部屋の片隅に2個の観察瓶を置いていた。
残念ながら目的は達することが出来なかったのだが、またショウジョウバエがパソコンの周りを飛んでいる。

こりゃまずい!
こちらは、3分前まで目の前を飛んでいたショウジョウバエ。
先程優秀な狙撃手に撃ち落とされたショウジョウバエ。
生々しいので少しぼかした写真。
もちろん、跡形なく片付けておいた。

原因は?というと、もちろんパソコン部屋に置いていたこの2個の観察小屋。
ショウジョウバエ外出禁止用のネットと輪ゴムが施されていたのだが。
確かに輪ゴムが緩んでいた。
ということで、今回も観察瓶での赤ちゃん誕生の瞬間は目にすることが出来なかった。

それならと、皿の上に卵胞を並べて時に眺めていたが、孵化した赤ちゃんは数匹見つけたが、孵化の瞬間は目にすることが出来なかった。
やはり、日に1〜2回覗くだけではその瞬間にはなかなか立ち会えないようだ。


さて、そのショウジョウバエの原因となった観察瓶をのぞいてみると、生まれたての赤ちゃんや2〜3cmの子供ミミズになったものまでたくさんの姿があった。

そこで、この2個の観察瓶から、
狭い空間での寿命実験として、10匹の3cm程の赤ちゃんを選抜した。
4/14卵胞を入れた観察瓶だったので
生まれた日を4月26日
今日が1ヶ月目とした。
残したのは直径6cm程の小さなこの観察瓶。
始める実験は狭い空間での寿命実験6とした。
ネットカバーを2重にして、輪ゴムを3重にした。
当然、輪ゴムを外して中をチェックするのは室外での仕事となる。


見たいのは
狭い空間でもシマミミズは長生き出来るか?
狭い空間で夏の暑い時期に環境悪化を乗り切れるか?
狭い空間でも10匹程度なら通常の大きさの大人に成長するか?
狭い空間でも大人ミミズになったら他の観察小屋と同じように繁殖を始めるか?
といったことだ。

実はこれまで観察瓶での観察は、夏の時期環境が劣悪になり、一度も長期実験がうまくいったことがない。
環境が少しでも悪化すると、室内に悪臭が放たれ即実験中止になってしまうのだ。
今回の実験では、この夏を乗り切ることができるかどうかが大きな課題だ。


ところで、畑の側の花壇では春の花が一通り咲き終えたあと、最近ではユリが次から次に咲き始めている。
植えっぱなしの球根でも立派な花が咲くものだ。
真ん中の青い花はアリウム

2014年5月25日日曜日

スペイン産の巻かないキャベツ“ASA DE CANTARO”の葉を収穫&試食してみた。

スペインキャベツ“ASA DE CANTARO” が大きくなった。

変わり種ブロッコリーロマネスコとともに防虫ネットの中で育てているのだが、思った以上に大きくなっているのだ。
手前の方にあるやや濃い緑の葉っぱが“ロマネスコ”
奥に見えている薄い大きな葉っぱが“ASA DE CANTARO”だ。
ネットの周囲はペットボトルでモンシロチョウが入らないように涙ぐましい努力。
最近、モンシロチョウを防虫ネットの中でしばしば見かける。
ネットの周囲でスキあれば入り込もうとしている輩もよく見かける。

写真では分かりにくいが下の写真でもネットの中に3羽のモンシロチョウが居たのだ。
モンシロチョウはネットの外からでも葉っぱに止まろうとする。
ネットの中で見つけたチョウは僅かの隙間を見つけて中に入り込んだのだろう。


スペインキャベツ“ASA DE CANTARO” の小さな種を皿の上のキッチンペーパーの上に植えたのは3月の終わり。
そして4月の初めに小さな双葉を出した。
それをポットに移植してパオパオの中に置いていた。
4月の終わりに、ナメクジ被害が出始めたので現在の畝に移植した。
移植した時はまだこんなに小さく弱々しい苗だったのだ。

小さく弱々しかった苗がたった1ヶ月で、よくここまで大きくなったものだ。

さて、このキャベツを育てるのは初めてなので、どんな状態で収穫したらよいのかが分からない。
参考に、種袋に載っていた写真を確認してきた。
このキャベツは下の種袋の写真のように完全には巻かないキャベツのようだ。
我が家のキャベツ、まだこんな感じにはなっていない。
これからこんな感じになるのだろうか。
しかし、育ち方の現状は下の写真。
一枚一枚の葉はこちらの方が大きい?種袋の写真とはかなり違う。
完全には巻かないといっても、今から少し真ん中に寄ってくるのだろうか?

種袋に載っている写真とはちょっと様子が違う。
それでも完全に巻かないキャベツで、葉っぱがこんなに大きくなっているのなら、この大きな葉っぱを食べてみてもいいだろう。
試しに数枚の葉を収穫してみた。葉っぱ1枚1枚はとても広いが薄い。


代表1枚を、サニーレタスの葉と一緒に記念撮影。
1枚の大きさが長径40cm近くある。サニーレタスの葉と比べても分かるが大きいのだ。
裏はこんな感じ。

しかし、よく見ると葉の端っこに何らかの虫に食べられた跡がある。
もう少し待てば種袋に載っているような写真のように変わってくるのかもしれない。
しかし、少しづつでもこの“ASA DE CANTARO” は食べておかないと、そのうち虫にやられてしまいそうだ。
葉っぱに穴は空いていないがかじられた跡がある。

ということで、まずは私が生で食べてみた。
食感は?と言うと
触った時と同じく日本のキャベツより柔らかい。
日本のキャベツのようなシャキシャキ感がない。
甘さもちょっと足りない?
味は確かにキャベツの味だ。
ということで、生での試食では日本のキャベツに負けると判断した。

今後の料理法は家人に任せよう。


ところで、今日も若干暑かったが近場の山を歩いてきた。白岳〜松尾山〜立花山の縦走コースだ。
この時期大好きなのが白岳の麓の竹林。
タケノコの皮を突き破り天にも届く勢いで伸びている新竹が魅力的だ。
今年伸びてきた竹は本当にきれいだ。