2014年5月12日月曜日

シマミミズの孵化シーンに立ち会うのは難しいなあ。

こちらは、我が家で時々シマミミズの赤ちゃんを観察しているガラス瓶。
この瓶の中には卵胞がたくさん入れておいた。2週間程して外側から見てみると、大小さまざまな赤ちゃんが瓶の内側にたくさん徘徊している。
ただ、このガラス瓶の中には多くの卵胞を外から観察出来るのだが、卵胞から赤ちゃんが出てくるところはまだ一度も見たことがないのだ。
写真上は卵胞、まだ赤ちゃんは孵化していない。下は生まれたての赤ちゃん。
この赤ちゃんは上の卵胞から出てきたわけではない。
シマミミズの孵化シーンに立ち会うのは難しいのだ。


そこで、先月末から、キッチンペーパーを置いた皿の上で卵胞から赤ちゃんが出てくるところを観察しようと試みている。

こちらは、4月20日に皿の上でキッチンペーパーの上で芽出しをしているナスの種の側に卵胞を置いてみたところ。
ナスの根出しとミミズの赤ちゃんの顔出しを同じ皿の上で見てみようと思ったのだ。
少し黄色っぽいのがナスの種。焦げ茶に見えるのがシマミミズの卵胞。
ナスの根出しと、卵胞からの赤ちゃんの顔出しを同時にこの皿の上で観察しようと思った。

それから、10日近く経つと、ナスは根出しのあと双葉も出てきてポット移植の時期になった。さて、卵胞の方はどうだったろうか?
残念ながら赤ちゃんミミズの孵化シーンには立ち会えなかったのだ。
もくろみは失敗。ナスの方だけ根が出てきてそのあと双葉も伸びてきた。
卵胞の方はいくつかが孵化が終わったようでスケルトンになっていた。
その頃、この皿の卵胞のいくつかはスケルトンになっていたので、どこかに赤ちゃんミミズがいるはずだ。キッチンペーパーの上には見当たらなかったので、剥いで見てみた。
分かりにくいと思うが、下の写真には赤ちゃんミミズが2匹見えている。
やはり、私が見ていない時に赤ちゃんが生まれていたのだ。
よく見ると左下の区画に2匹の赤ちゃんが見える。
やはり、孵化シーンに立ち会えなかったのだ。

そこで、こんどは皿の上の1カ所に卵胞7個を集めて置いてみた。
レタスの葉っぱの上の方が赤ちゃんが出てくる気になる?かもしれないと、勝手な推測をして、それらの卵胞はレタスの葉の上に置いた。
特に意味はないのだがレタスの葉の上に卵胞を置いてみた。
白い赤ちゃんが出てきたときキッチンペーパーの上より見やすいかもしれない。
 そして、見ている時に赤ちゃんが出てくるように。鉛筆の先でツンツンとつついてみた。

ん〜なかなか赤ちゃんは出てこない。
卵胞を潰すとかわいそうなので最初の日の刺激は軽いツンツンで我慢していた。

赤ちゃんが見ている時に出てくるにはツンツン刺激するのが一番いい方法に思えたので、しばらくこのやり方で様子を見てみていた。

しかし、ミミズの赤ちゃんは顔を出さなかった。
そして、我慢出来なくなり刺激を強くした結果がこの3つの卵胞。
卵胞が潰れるまで強く押すと、中からゼリー状のものは出てきたが、赤ちゃんは出てこなかった。
かなりの刺激にも関わらず、潰れていない4個の卵胞からは、やはり赤ちゃんみみずは顔を出さなかった。

そこでレタスの上に残った4個の卵胞と、新たに今日分別した堆肥の中から卵胞を少し取り出して新しいキッチンペーパーの上に置いてみた。もうツンツン刺激はしないことにしよう。
左が前回から引き継いだ卵胞。右側が今日取り出した卵胞。
今日卵胞を取り出した堆肥には赤ちゃんが結構居たし、スケルトンな卵胞もたくさんあった。
ということで、小さめの卵胞だが近いうちに一つか2つは赤ちゃんが顔を出すかもしれない。
シマミミズの孵化シーンに立ち会うのは難しい。
今度は少し数を増やして経過を見ることにしたが、果たしてどうなるだろうか?


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