さて、今年のサツマイモは紅あずまと安納芋を育てることにした。
昨年もこの2種類植えたのだが、紅あずまはその大きさとホクホクの食感に感激し、安納芋は何といってもその甘さに舌を巻いた。
そこで今年もこれらの挿し穂苗を5月下旬に買ってプランターや土嚢袋に挿しておいた。
下の写真が本来のサツマイモを育てる畝、昨日朝の状況だ。
水やりはしているものの、畑の作物は概ねもう少し雨を欲しがっているみたいだ。
見えている蔓植物は自然発生の冬瓜。 その手前が安納芋、向こう側に紅あずまを挿し穂している最中だ。 |
サツマイモの畝はジャガイモの収穫あとにやっと準備が出来た。
それにしても今年は昨年に比べ、サツマイモの挿し穂の時期が遅れた。
畝が空かなかったのが原因ではない。
5月下旬から、挿し穂苗から伸びてきた蔓を挿し穂として採っていたのだが、今ひとつ育ちが遅かった。恐らく雨が少なかったのが原因だろう。
だから今のところ、上の写真のように予定の2/3くらいの面積に挿し穂が終わった所なのだ。残りは、遅くなったがまた伸びてきた蔓を使って挿し穂することになる。
最初挿し穂したものの中で、地植えや土嚢袋で育てているものは、そこで最終的に収穫出来るからそのまま放置だ。
こちらはカボチャの空中栽培の下で挿し穂していたもの。
カボチャの空中栽培をしている竹の棚の下のサツマイモの苗。今日の雨は嬉しそうだ。 |
伸びた蔓を挿し穂用に次から次に切られて2cmの茎と葉っぱ1枚しか残っていない。
こんな状態でも1週間のすればまた蔓が伸びて挿し穂用にとることが出来る。 しかしそろそろ伸びた蔓を切らずにこのまま育ててあげたい感じだ。 |
只、下の写真のようなプランターで育てていたものはここでは芋は育たないので、そろそろ掘り起こしてこのまま畝に移植しよう。
ここには4本の挿し穂苗を植えていた。 植えて2ヶ月近く経つので、もう根は十分張っているはずだ。 |
掘り起こしてみるとそれなりの根が伸びている。 植えて1ヶ月半ではさすがにまだサツマイモは出来ていなかった。 |
ところで、昨年はサツマイモのさし穂がいつまで可能かを見てみる実験をした。
9月に入って挿し穂したものも一応芋は出来た。
食べれる大きさの芋ということでいえば、7月中旬まで挿し穂がOKという結論になった。
7月中旬までに挿し穂したサツマイモは12月収穫時に立派な芋をつけていたのだ。
ということは、去年より遅れてはいるが、今おこなっている挿し穂は全く問題ないということだ。
何とか今月中旬までに全ての挿し穂を終わろう。
ところで、昨日からの雨でズッキーニ以外の作物は本当に嬉しそうだ。
下の写真は昨日朝移植したあと、昼にはぐったり弱っていた里芋。
雨はありがたいものだ。たった1日で元気を取り戻している
喜んでいるのは畑の大部分の作物だけではない。
今年、梅雨に入ってからもなかなか集まらないと思っていたサギたちが、ようやく畑の側の田んぼに群がっていた。
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