2019年3月1日金曜日

ビニールトンネルの育苗スペースは、ペットボトルの水封マルチもどきで夜間の低温予防。キッチンペーパーで水吸い芽出ししたトマトの種をポットに移植。

早いもので、もう3月。
菜園の端っこには、タンポポの仲間。
春の訪れを喜んでいる。
一歩先に咲いていたタンポポは、
早いものは綿毛状態になっている。
昨日紹介した、ひよこ草、ミミナグサ、オオイヌノフグリも揃い組だ。
昨日紹介したオオイヌノフグリは花びらが閉じていたが、昼時の花は皆開いていた。


さて、この時期は夏野菜のための種まきが忙しい。
ただ、種まきできるのは、まだ寒いこの時期は狭い温室の中だけ。
ここは種まき中心の場所だが、ここでも小さな苗は育っている。
だが、新しい苗を育てるために、ある程度育った苗には移動してもらわなくてはいけない
今日はこの温室の中に10日前から巻いたキッチンペーパーで水吸いさせていた種の芽出し状態の確認をした。
トマトや赤ピーマン、ナスなどの数種類の種に水吸いさせていた。
ほとんどの種が芽が出ているかと思ったのだが、芽が出ていたのは1種類のみ。
巻いたキッチンペーパーを解いていくと、芽が出た種が見える。
これは今年初めて育てるタイプのトマトだ。
芽が出たのは、細長い料理用トマトだ。
そんな芽が出た種は、ポットの上に置いて、
真ん中に小さな芽が出た種が見える。
表面には鹿沼土を掛けておいた。
白い鹿沼土で覆土すると、水が足りているか色で分かりやすい。
こんなポットは当然温室内でしばらく育苗することになる。
1週間もすれば他の種類の種も芽を出すに違いない。
そうなると、いよいよこの温室の中は窮屈になる。

そこで、これまで温室の加温装置の上にあった苗⇨温室の加温装置の外⇨最後はビニールトンネルの中 へと移動していくことになるのだ。

そこで、こんな小さな苗の温室の次の居住地、ビニールトンネルの準備を先日おこなった。
それは、最近までパオパオトンネルの下でPak Choyを育てていた小さな畝だ。
ここのPak choy(日本でいうチンゲンサイではなくて、小松菜に近い)は収穫を始めたと思ったらすぐトウ立ちが始まった。
1週間前こんな感じに成長し、慌てて収穫していたPak Choy。
あっという間に花が咲き始め、2日前に全収穫。
さすがにここまで育ったら、全てを収穫した。
ここが、小さなポット苗たちの育苗スペースになった。

夜間気温が下がりすぎないように、水を入れたペットボトルを10本ほど中に置いた。
水封マルチもどきだ。
こうしておくと昼間にペットボトルの水が熱を吸収。
夜間や明け方の極端な低温を妨げるらしい。
これは初めての試みだが、これからここに置いた苗がうまく育つか楽しみに見ていこう。
温室からここに移動させた苗は、今日のところはトマトとリーフチコリー(パラロッサ)
こちらは5月に畝に移植したいと思っているトマトの苗。
温室の中にあったパラロッサは全てポットに移植して、このビニールトンネルに移動させた。
こんな苗を1本ずつ小さなビニールポットに移植した。
ポットに移植するには丁度いいサイズだった。
畝に直接植えるにはまだ小さすぎる。
こちらは、ビニールトンネルを被せたところ。

このビニールトンネルには、これからいろいろな苗がやってくると思われる。
最初の住民となったパラロッサは、2週間もすれば転居(畝に移植)を余儀なくされるだろう。

ところで、ビニール温室でもそうだが、このビニールトンネルでもポットへの水やりだけは忘れないようにしよう。
これまで何度か失敗したのだが、幼い苗たちにとって、水不足は致命傷になるのだ。

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