2019年3月9日土曜日

この時期のセリ科の野菜たち。

セリ科の野菜には芳香があり、好きなものが多い。

こちらは3月というのに咲き始めたディルの花。

バラ蒔きした種から育った多くの苗から、優秀な苗を選抜し1本1本移植した畝では冬の寒い時期も全く苗が弱ることもなく、すべての苗が元気いっぱい育っている。
去年は5月中旬に満開になったのだが、今年は1ヶ月くらい早く満開になりそうだ。
大好きな花が畝いっぱい咲きそうなので、とても楽しみだ。

一方、バラ蒔きした種から育った苗をそのまま残していた畝では、苗は小さいままで、冬の時期に茶変した葉の色もそのままだ。
この畝の苗は残す必要はなさそうなので、近日中に片付けよう。


続いてフェンネル
フェンネルの苗は通年で育てている苗と、昨年春と秋に種まきして育てている畝がある。
こちらは葉の収穫を目的に残していた通年栽培の苗。
今年は、ディルの葉をずっと収穫できたので、こちらは出番がなかった。
株元を覗いてみると、たくさん株別れした株元は太った部分がたくさんできている。
こんな、太った株元を先日収穫して帰ったが、生で食べるには硬すぎた。
もちろん、熱を加えると問題なく料理に使える。

一方、こちらの畝には昨年4月と9月に蒔いた種から育った苗が混在しているが、なぜか4月に蒔いた種からの苗は茶変して枯れそうだし、9月蒔いた種からの苗にも一部黄変しているものがある。
ここの畝の株元は1年以内にすべて収穫する予定だ。
しかし、まだ半分くらいしか収穫してない。
どうやら、少し苗を作りすぎたようだ。
それでも、今年9月の種を蒔いた苗は株元に土を寄せていた(軟白処理)ので、株元は柔らかく生で食べれている。
しっかり土寄せできている苗。
土寄せが不十分に思える株でも株元は白く、美味しく食べれている。


そして、こちらはニンジン
今年は、私がこれまで育ててきたニンジンでは最高の出来で満足している。
収穫もからり最終段階に近づいてきた。
中には大きく割れて硬くなったものもあるが、問題なく食べれている。
収穫はもう少し続きそうだ。


こちらはイタリアンパセリ
イタリアンパセリもこれまで育ててきた中で最高の状態だ。
プランター、ポット、そしてこの写真のような地植えで育てている。
我が家ではこのイタリアンパセリは活躍の場が多い。
イタリアの方にイタリアンパセリの話をすると、これが普通のパセリで日本で広まっているパセリはイタリアにはないのだとか。


人気のないコリアンダーはポット苗の1本がかなり大きく成長しているが今のところ出番がない。
また、ミツバは近いうちに菜園のあちこちで芽を出すと思われるが、今はまだ姿が見えない。
先日種を蒔いたばかりのセロリは、ビニールトンネルの中にトマトの苗などと一緒に置いているが、芽が出るまでにあと1ヶ月くらいだろうか?
この写真の奥の方に種を蒔いたセロリの紙ポットがある。
水やりを忘れないように注意しながら芽が出てくるのをじっと待つ日々だ。

というようなことで、これまであまり上手でなかったセリ科野菜の栽培がこの1年で大きく進歩しているので、ちょっと嬉しい

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