2019年3月14日木曜日

今年のツクネ芋の保存状況は?保存できたツクネ芋の種芋はミミズ堆肥とバーミクライトを混ぜた土の中で芽出しさせよう。

花壇ではいろいろな花が綺麗に咲いている。
こちらの黄色い花は球根植物みたいだが花の種類は分からない。
こちらは通常の野芥子より花が白っぽいので、『ウスジロノゲシ』だろうか?
タンポポそっくりの花が次から次に咲いている。


さて、この時期に気になるのは、春に植える種芋の保存状況
先日植えたヤーコンの種芋などは、いつも100%の保存状態なのだが、年によって差があるのがツクネ芋。
寒さと湿気に弱く、以前は80%くらいを腐らせてしまった年もあった。

今年は、これまでの保存法で成績がいいやり方として、冷蔵庫の上の米袋に新聞紙で包んで入れておくやり方と、同じく冷蔵庫の上に焼いた籾殻の中に新聞紙で包んで保存するやり方をやってみた。

さて、今日はそんなツクネ芋の種芋の保存状態のチェックだ。
まずこちらが、たくさんの種芋を保存していた米袋の中
寒さに弱いつくね芋は、冷蔵庫の畝の米袋の中にこんな感じで保存していた。
もちろんこの状態でどれくらいの芋がうまく保存できたかは分からない。
まずは新聞紙を開いて最初の一個をチェック。
これは実がしまって合格。
最初の1個がどんな状態なのかは、今日のチェックの気分に関わる。
まずは一安心して、じっくり他の芋のチェックができそうだ。
触った感じで硬さがあり、重さがある芋が合格なのだが、合格と判断できた芋は約7割。
今年の保存状態はまずまずと言っていいだろう。
はっきり使えないと判断できる芋が2割あった。
柔らかかったり、シワシワだったり、持って軽かったりしたものは保存失敗だ。
7割がうまくいったということは、これらの芋は芋自体に問題があったのだろう。
これらの芋は、シマミミズが最も喜ぶ餌の一つなので、そのままミミズ小屋直行だ。
そして、1割グレーゾーン
これらの芋は、上等な種芋とは別行動で芽出しさせることになる。
全部ダメかもしれないし、芽を出す芋もあるかもしれない。
来年からの私の判断の参考にするのだ。

続いてこちらは、保存している芋が小さく数も少ない焼いた籾殻の中
こんな容器にに入れた焼いた籾殻の中に入れていた。
一応、新聞紙には包んでいた。
この籾殻から出した種芋がこちらだが、ここの保存状態は期待を下回った。
左の比較的大きめの10個ほどが保存できたと判断した芋で、全体の4割。
保存できなかった芋(右)とグレーゾーンの芋(真ん中)はそれぞれ3割。
小さな芋は軒並み保存状態が悪かったみたいだ。
籾殻の中が、米袋の中より保存率が低かったのは、小さな芋が多かったためだろうか?

というようなことで、今年も去年とほぼ同数の種芋を使えるようになりそうだ。


さて、保存できた芋の芽出し法だが、去年3月に取り出した種芋は、半分は直接畝に植え、半分はミミズ堆肥の中で室内で芽出しさせた。
結果は、室内のミミズ堆肥の中で芽出しさせたものの方が圧倒的に良かった

で、今年はすべての種芋の芽出しを室内でミミズ堆肥+バーミキュライトの中で行うことにした。
特に期待できる大きめの種芋は大きな容器に集めた。
ここの約40個あまりの種芋には100%の芽出しを望んでいる。
種芋は完全に土に埋めておいたが3cm以上芽が伸びてきたら、土の上に見えてくるはずだ。
この土は、ミミズ堆肥とバーミキュライトを混ぜたもの。
わずかに湿り気を持たせている。

一方、小さな種芋やグレーゾーンの種芋小さ目の容器に同様に埋めておいた。
小さな容器だが、芋も小さいので20個くらいを中に入れている。
こちらはグレーゾーンの芋もあるので、10個以上芽出しできれば合格だ。

で、今日種芋を入れた箱は室内の暖かいところに置いておいた。
これらの種芋から、土の上に半数くらいの芽が出揃うのは4月の終わりから5月の初めくらいだろうと思っている。
今年は去年より遅く、10cm以上の苗が出揃った頃での畝への植え付けを考えているので、畝への移植は5月連休の終わり頃になるのではないだろうか?
その頃までには、楽しみなツクネ芋栽培用の畝を第1菜園と第2菜園に1箇所づつ用意するつもりだ。

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