2020年10月31日土曜日

2020年10月の菜園&果樹園。

10月は、畑仕事や山歩きをするには一番気持ちがいい季節

こちらは久住山麓。
持ち帰った栗は、


美味しいマロングラッセになった。



10月の菜園では、9月の台風や大雨で、若干弱った野菜たちもかなり元気を取り戻した。また、9月に活躍してくれた夏野菜、四角豆、ピーマン、ナス、ゴーヤ、そしてオクラはそこそこ食べる分を収穫できた。

モロヘイヤ空心菜は十二分に収穫できたが、そろそろ最終収穫だ。

モロヘイヤは先日最終収穫をした。
来月は種採りの時期になる。
空心菜は今の時期花が咲いているが、果たして種採りは出来るだろうか?


秋冬の葉野菜では、夏の間太陽熱まがいに敷いていた黒マルチを剥いで種を蒔いたところが元気いい。

この畝には、秋冬の多くの野菜が最初の収穫用に育っている。

別にルッコラの種をバラ蒔きしたところからも毎日のように収穫できた。


そして、チコリー、ターツァイ、ホウレン草そして黒キャベツがボチボチ収穫出来ている。
去年のこの時期大豊作になっていた、エンダイブはまだ今一つだが、最低の収穫は出来ている。
去年のようにうまく育てられていないのは種がふるくなったため?
それでも外側の葉から収穫して生で食べれている。
葉野菜の中ではチンゲンサイ、ミズナ、レタス類が出遅れている。
チンゲンサイ、ミズナの出遅れの原因のほとんどは、9月の台風被害などにより種まきの時期が遅れだ。
昨年うまく育てたロメインレタスもうまく育たなかったのは種が古くなったためかもしれない。
他の野菜に比べ、レタス類の種は長い期間の保存がきかないようだで今のところほとんど収穫できていない。


芋類では台風被害で不作を心配したサツマイモと里芋がここにきて極めて順調
親芋も食べれる里芋『赤芽大吉』の子芋も最近採れるものは立派になってきた。

これらの芋類の本格的な収穫は11月に入ってからで、来月は大きさ記録や一株からの収穫量チェックなど楽しみがさらに増えそうだ。


ツクネ芋は、11月後半からの収穫を期待している。

蔓葉ともにまだ元気いっぱいなので、収穫時は20cm以上の芋を期待だ。

今年育て始めて2年目の宇宙芋は、台風被害で苗が倒れ収穫量を心配していたが、今月に入って急速にたくさんの芋を確認できるようになっている。
宇宙芋が最初どんな感じで出来てくるのかに興味を持っていたが、葉柄の部分に出来る蔓植物特有の不定根がムカゴになることを、室内で育てている観葉植物で確認できた。
宇宙芋の収穫は去年は12月だったが、今年の収穫はおそらく11月からになりそうだ。
収穫するつもりでない落ちていた芋を拾ってきたが、もうそれなりの大きさになっていた。


お茶用のみに少しづつ年間を通して収穫しているウコンはこの時期に収穫できる大部分が新ウコンになってきた。

そして、木陰の涼しいところで芽出しさせて畝に移したデストロイヤーが今のところ順調に育っている。


ヤーコンはまだ収穫していないが、あちこちでそれなりに育っている。
こちらは少ない株を育てている第1菜園。
ヤーコン芋の収穫開始は11月下旬か12月初旬くらいになりそうだ。
去年いくつか咲いてくれた花が今年も咲いてくれるかどうかにも興味を持って見ている。
大きな苗のてっぺんに咲く小さな花がかわいいのだが。。


ニンニクは今年全てを自家採取したのものを種ニンニクとして植えたが、順調に芽出しているところと芽が出なかったところがある。
芽が出なかったところは種ニンニクが腐れかけていたのかもしれない。

出てきた芽も、例年より若干小さいようだ。


フェンネルとディルは9月に種をばら蒔いたところに出てきた苗を別の場所に移植した。
フェンネルは気合を入れて畝に植え付けたが、今のところ元桶の多数の苗の方が元気いい感じ。
ディルも植え付けた苗より、元桶の畝の多数の苗の方が今のところ元気いい。
移植した苗は、そのうち元桶以上に元気になるはずだ。


また、この秋はアーティチョークのメインの区画での栽培をついに諦め、その場所に残っていたアーティチョークを掘り起こし、今年も株分けに挑戦し、下のエリアが新しい栽培場所になる予定だ。


ニンジンは、今年も種まき時に足踏み法をやってそれなりにうまくいっているようだ。
こちらは第1菜園のニンジンの畝。
そろそろ間引き収穫を始める予定だ。

発芽が悪くて意気消沈したショウガも、追加植えの苗はそれなりに元気そうだ。
こちらは今の時期のショウガの畝。
先日一株を初収穫したがまずまずの状態だった。
11月になると葉が黄変してくるはずなので、その頃は全て掘り上げよう。


ゴボウは、昨年うまくいった波板栽培のゴボウが失敗したが、ビニール袋やダストボックスの苗はまずまず順調のようで、もう小さなものから収穫を始めている
この時期にこぼれ種から芽が出ていたので先日植え付けてみた.
この時期に苗を育て始めるのは初めてだが、うまく収穫までたどり着きたい
恐らく、昨年の今頃こんな感じで芽を出していたと思われる苗がこの時期巨大に成長していた。
ゴボウがペットボトルの太さまで育ったのは初めてだ。
全く種れないかと思ったら、一部は美味しく食べることが出来た。


果樹の方では、期待の富有柿はほとんどはカラスの餌になってしまい、収穫は出来た数は極めて少ない。
イチジクは今月の初めまで甘い実がそれなりの量採れたので、今月も何回か家人にジャムを作ってもらった。
この時期、さすがに熟れる実は減り硬くて小さめになったが結構甘い。
ここ数日で一気に葉も落ちている。

ミカン類ではまだ熟れていない温州みかんにサル被害が出ていた。
先日仕方なくまだかなり青い実を収穫してしばらくして食べてみたがまだ酸っぱかった。
全ての実がサルにやられなければ、来月上旬にはもう少し美味しい実を収穫できるはずだ。
来月後半には、八朔や伊予柑、そしてポンカンの収穫が収穫が始まりそうだ。
2本ある晩白柚の木では、昨年よりも多い収穫が期待できそうだ。


というようなことで、一年でも最も好きな10月は、畑仕事を楽しませてもらい、山歩きも結構楽しむことが出来た。
実は今日もこれから霧島の山歩きに行ってくる。
来月も楽しい芋掘りが続きそうだし、レタス類以外は順調に葉野菜の収穫が出来そうなので、気持ちのいい晩秋を楽しもう。

2020年10月30日金曜日

2種類のタマネギと白ネギの種まきをして3週間、芽がしっかり出てきたのは赤タマネギのみ。この時期になり元気を振り絞っている感じの四角豆。

この時期まで続いている夏野菜の収穫。
今日は久しぶりの四角豆の天ぷらが美味しかった。
台風被害もあり、例年より寂しい収穫状況だった四角豆だが、今日は収穫が多かったので前面で紹介。
もちろんこの時期になると種用の鞘の収穫も出来ている。
まだ、畑には種用の大きな鞘がいくつかあるので、来年の種まきは心配なさそうだ。



さて、私にとって、失敗を繰り返す野菜作りに懲りずに挑戦するのは楽しい。
種から育てるタマネギや白ネギ栽培も、そんな難易度が高い野菜たちの一つだ。

9月の中旬に蒔いたこれら3種類の種からは今年も芽が出なかった
そこで、3週間ほど前にもう少し広い畝にそれぞれの種を筋蒔きした。

 こちらは、種を蒔いた時の様子。

新たに種蒔きをおこなったのは第2菜園のこの場所。
3種類の種を区別できるように蒔いておいた。
種の蒔き方はスジ蒔きだ。
そして、こちらが今日のその畝。
ざっと見て、見えるのは雑草の芽ばかり。

今年初めて栽培に挑戦している、一番手前の茶色の潰れタマネギは残念ながら今のところ全く芽が見えない
真ん中の白ネギもいくつかが見れるがその数はごく僅か
毎年芽出しに苦労するこれらの野菜だが、今の時点では赤タマネギだけがしっかり芽を出した。
赤タマネギの芽出し状況は去年以上なので、これからの成長が楽しみだ。

種はまだたくさんあるので、出なかった茶色の潰れタマネギや白ネギの種もここで諦めずに、近いうちに追加種まきをやることにしよう。

2020年10月29日木曜日

白菜やターツァイの植え付け第2陣として、自家採取種で育った小さな苗を大きな畝に移植。

 我が家にはたくさんの自家採取した種の取り置きがあるのだが、白菜ターツァイの種の場合は交雑が起こっているために、純粋な品種が育たない。

こちらは今日収穫したターツァイらしい野菜。

こちらはターツァイの自家採取種9月初めに蒔き、最近は収穫出来ている小さな畝だが、ターツァイらしい野菜も出来るのだが、巨大なチンゲンサイや小松菜のような交雑野菜も出来ている。

同じ自家採取種からなのだが、予想通り3種類くらいの苗が育っている。
左上に見えるギザギザの葉の苗は特にターツァイからは程遠い。
右上の薄い葉のものは大きなチンゲンサイのように見える。

一方、白菜の自家採取種では、交雑のためか巻かないで育つ苗が圧倒的に多いので、トウ立ち菜は美味しく食べれても、白菜そのものを食べれることがない。

そこで白菜は、一番手は9月初めに買った種を蒔いて育てた

第1菜園では数苗が育って、もうすぐ巻きそうな感じになっている。
11月の後半には収穫出来そうな感じだ。
第2菜園に育つ苗も、もうすぐ巻きそうになっているものが多く、買った種を初回種まきに使ってよかったと思っている。



さて、これら2種類の野菜の第2陣では、自家採取していた種がたくさんあるので、どちらもそんな種をばら蒔きしていた。

そして、この時期には苗が移植できる大きさに育ってきているので、そんな小さな苗をマルチを敷いた大きな畝に移植している。


こちらは白菜の小さな苗。

この時期には交雑菜がどれくらい混じっているかわからない。
白菜の交雑菜は時期が来ても巻かないので収穫出来ないものが多い。
そんな白菜でもトウ立ち菜がとても美味しいので多くの苗を育てるのだ。
こんな苗を移植したのがこんな畝。
天気が良すぎて、移植してもすぐよれよれ状態だ。

ターツァイの自家採取種も多くの種をバラ蒔きし、育った小さな苗を収穫した後の畝やマルチを掛けた大きな畝に移植した。

ターツァイの小さな苗では明らかに種類が違う葉がギザギザの苗も見える。
こちらはターツァイを収穫した畝に小さな苗を移植しているところ。


植えた小さな苗の中には、ターツァイとは程遠い野菜になるのが明らかな苗も混じっていた。

ターツァイの葉は小さな時でも丸い。
こんなギザギザな葉が付いた苗を育てるのも私には楽しい。
こちらは、ターツァイの小さな苗をマルチのある大きな畝に移植したところ。

ここに植えた苗は、ほとんどの葉が丸い。
それでもチンゲンサイや小松菜似の野菜もたくさんできるはずだ。


こんなターツァイや白菜の小さな苗は山ほどあるし、移植できる畝はまだ十二分に余裕がある。
しかし天気がいい日が続き苗がうまく生着できない可能性もあるので、今日植え付けた苗の数は少なめだ。
うまく育たなかったところにはすぐ追加苗を植えるつもりだ。

2020年10月28日水曜日

エンドウ豆に続いて、空豆の畝の準備と種蒔き。ササゲ豆。

 こちらは、ササゲ豆

これまで、ササゲ豆は触ってスカスカになっていない豆を鞘ごと料理に使ってもらっていた。
こちらは以前収穫していたササゲ豆。
下の写真は昨日の収穫で、上の方にササゲ豆が見える。

昨日収穫したササゲはブヨブヨで中がスカスカになっていた。
今日はササゲの豆だけが料理に使われていたがなかなか美味しかった。

で今日も、採り忘れのササゲ豆があるのではと菜園で探してみたのだが、食べれそうなササゲ豆は見つからなかった。
ちょっと残念。


さて、空豆は前回うまく育てることが出来たので、今年も同じ感じで育てようと思っている。

で、こちらは空豆用に準備していた畝。

前回と同じく、この畝に3列で種を植えることにした。
鉄パイプは苗が伸びてきたときにビニール紐で枝を誘引固定するためのもの。

今年使う空豆の種はすべてこの6月に自家採取したものだ。
数は有り余るほどある。
ただ、大きな鞘を収穫した後残った鞘から収穫したので小さな種が多かった。


空豆の種は通常芽が出やすいようにお歯黒部分を下にして2/3ほど挿す形で植えるのだが、我が家ではカラスが近くで農作業を見ているので、完全に土に埋めさらに芽がある程度伸びるまで鳥除けにネットを掛けておくつもりだ。

去年は埋めた種でも芽出しはほぼ100%だったが、今年はどうだろうか?

余った種はたくさんあったので、芽出しが悪いところには追加苗移植ができるようにプランターにも種を蒔いた。
こちらの空豆の種もほぼ土に埋め込んだ。
エンドウ豆の種も予備で、このプランターに蒔いた。
昨年はポットに余った種を蒔いたのだが、今年は手間を省いている。


さらに、第1菜園でも豆が育つ様子を見てみたいので、昨日モロヘイヤを片付けて準備できた畝にさっそく、余った空豆やエンドウ豆の種を蒔いておいた。
こちらには空豆の種を蒔いた。

こちらには3種類のエンドウ豆の種を数個づつ蒔いた。
第2菜園のメインの畝で育てる絹さやはジャンボに出来るタイプだけだったので、ここ第1菜園では通常の種も蒔いておいた。
昨年取り置いていた通常タイプの絹さや
この鞘から取り出した種は4個蒔いたが全く問題なかったと思っている。

今年もエンドウ豆や空豆をうまく育てて、来春には大好きな豆の収穫を大いに楽しみたいものだ。