2018年10月31日水曜日

2018年10月の菜園。

10月の菜園は、急に本格的な秋の装いに変わってきた。
畑仕事をするには、一番気持ちがいい季節で、思わず仕事にも力が入る。

ここは第2菜園
奥の方にはデストロイヤーが順調に育っている。
この場所の9月のはじめはこんな姿だった。


ここは、同じく第2菜園で、葉野菜の畝がたくさんある場所。
この時期は防虫ネットをあちこちに掛けている。
ここも9月にはこんな感じだった。
右の方にあるオクラはまだ収穫できている。

というようなことで、菜園は一気に秋モードに入り、最近では芋類や葉野菜がいっぱい収穫できるようになった
これらの芋類の本格的な収穫は11月に入ってからだ。
ツクネ芋と里芋は我が家で食べる分だけの収穫。
サツマイモはお裾分けも出来ている。

ここは、ホウレンソウの露地栽培。
この時期になると、防虫ネットをかけていないところでもコオロギにやられなくなった。

もちろん、完全密閉式の小さな畝では、ほとんどの苗がうまく育っている。
ここは1ヶ月前に白菜の種を蒔いたところ。
10日ほどでこんな感じに芽が出た。
今では

これからの葉野菜の多くはパオパオやビニールトンネルの中で育てていく予定だ。

冬瓜は最後の収穫をして、残っていた苗は片付けた。
今年はミミズ君に冬瓜を与えなかったので、この1個から種を残す予定だ。

今年多くを収穫できたヒョウタン型カボチャは、片付け忘れの苗に若い実がなっていたので数日前収穫したら美味しかった。
さすがにこれ以上成長する気がしなかったのでこの大きさで収穫した。
若いヒョウタン型カボチャはズッキーニと同じように料理できそうだ。
とても美味しかったので、来年はこんな食べ方をもっとやってみよう。
また、9月に遊び心で種を蒔いたズッキーニは今花を咲かせ小さな実をつけている。
この小さな実が食べれる大きさまで成長することはないとは思っているが。。

落花生は極めて順調だが、一度に収穫しすぎると食べるのが大変で、少しづつ収穫している。
11月中旬までは収穫が続きそうな感じだ。

また、9月に活躍してくれた四角豆、ピーマン、ナス、ゴーヤ、そしてオクラは食べる分は収穫できた。
豆類では四角豆やインゲン豆以外に“ササゲ豆”も収穫できた。

モロヘイヤも今月の前半までは収穫できたが、今は種取り用に2本の苗を残しているのみ。

最初の種まきで芽出しが悪かったニンジンは、読んでいた雑誌に載っていた種まきの際の足踏み法というやり方をやってみてうまくいった。
バラ蒔きして足で踏んでいるだけなので、間に雑草が育つのは仕方ない。

発芽が悪くて心配したショウガも生き残った苗はまずまず順調そうだ。
葉が茶変したら収穫予定だ。

8月末に弱っていたヤーコンは9月から復活の兆しが出て、よかった。
芋の収穫は11月の終わりくらいからになりそうだ。
ヤーコン葉っぱではお茶を作った。

ゴボウは、育てていた苗の1/3位は原因不明で枯れたが、残った苗は一応順調のようだ。
収穫は来月からを予定している。
これはダストボックスのゴボウ。
順調に成長していたら、L字型のゴボウが収穫できる。
楽しみにしている波板栽培のゴボウだが、今年は初めての収穫に辿り着けそうな感じだ。
果たして、波板の上に長いゴボウができているだろうか?
収穫の時がとても楽しみだ。

今年初めて育てた南方系の植物モリンガはまだ枯れてはいない。
まだ枯れていないと言っても、もはや時間の問題だろう。
すぐ奥に見えるのは、種を自然落下させるため置きっ放しの紫蘇。
ただ、葉っぱの色が黄色く変化してきたポット植えのモリンガはビニールトンネルの中に移動させた。
冬越しができれば、来年大きく成長した木にお目にかかれる
ただ、ビニールトンネルの中でも葉の黄変が止まっていない。
冬越しできるかどうかは微妙な感じだ。


果樹の方では、オリーブの2回目の収穫(アスコラーナ)があった。
苦味もなく、最高の味に仕上がったと自己満足している。
酒の最高のつまみだ。
今回のオリーブも苛性ソーダでアク抜きをして、薄塩で漬けて食べた。
とても美味しく、満足している。

今年のイチジクは、すぐ腐れやすく甘みが少なかったが、最近収穫しているイチジクは実は小さめだが美味しくなった。
半乾燥イチジクも作って食べた。
乾燥させていくと日々甘くなった。
だだし、天気の悪い日にはカビるのが難点だ。
ちょっと天気が悪い日があると、結構カビてしまった。
窓辺での乾燥の限界のようだ。

富有柿は収穫できた数は多くはなかったので、お裾分けなどできなかったが、状態のいい柿が収穫できて、食べるのには不自由していない。
来年はこんな柿が数多く収穫できると嬉しいのだが。。
取り置いて、少しでも熟し始めた柿から順に食べている。

ミカン類では早くもサル被害が出ている温州みかんの収穫を早めに始めている。
温州みかんはお裾分けできている。
来月終わりには八朔も収穫が始まりそうだが、興味を持って育てている晩白柚は道のすぐ側に木があるので、そのうち盗難対策が必要になりそうだ。
側の道から見える晩白柚。
順調に大きくなって少し黄色味も帯び始めている。

というようなことで、一年でも最も好きな10月はあっという間に終わってしまった。
日が沈むのが早くなってきたので、昼休みや仕事が終わって畑仕事をしている身にとっては、少し寂しい。
また、今月は例年のように遠出して山に登れなかったのが少し心残りだった。

2018年10月30日火曜日

収穫した落花生でピーナッツバターを作ってみようかと思ったが。。ターツァイの自家採取種からも一部変わった野菜が出現。

こちらは、秋明菊
今年は花の数が少ないのだが、それでも秋に日差しに気持ちよさそう。


さて、ここのところの落花生の収穫は、1〜2回で食べきれる量ということで、1回の収穫で1〜2本の苗の掘り起こしに留めていた。
今日は3本の苗から収穫した。
我が家の若輩からピーナッツバターが作れるかと聞かれたので、挑戦してみようと思ったのだ。
落花生の畝はちょうど半分が収穫が終わった形だ。
まだ、来月いっぱいは収穫できそうな気がする。
まずはいつものように塩茹でを作り、それをフライパンで軽く炒った。
水分を飛ばした後、Vitamixにかけるとピーナッツバターができると思っていたのだ。
ところが、塩茹で後にこのフライパンで炒った落花生が美味しすぎた
味見をしているうちに、ピーナッツバターにするなんて、もったいなく思えて私には出来なくなった。
で、TVで野球観戦をしながらの酒のつまみに落ち着くことになった。
今日の日本シリーズ、ホークスはやっと1勝できたが、カープは強い。

ところで、最近葉っぱ野菜急に大きくなり、収穫を楽しめている
下の写真は、今日収穫して帰った葉野菜。
上の方に並んでいる野菜はミズナだが、それ以外は素性の分からない野菜たち。
もちろん美味しければ問題ない。

先日チンゲンサイと思って種を蒔いたところに、からし菜のような野菜が育ったことをこのブログで報告した。
ここはチンゲンサイと思って自家採種した種を蒔いた場所。
からし菜に似た野菜が大きく成長し、ひしめいている。
で、ターツァイの自家採種した種を蒔いたところにもちょっと異変があった。
右の小さな苗は明らかにターツァイなのだが、左はちょっと違う。
小松菜や白菜の若い苗にも似ている。
でも、炒めて食べた感じはやはりターツァイのような感じだったが。。

どうやら、昨年秋アブラナ科の野菜を混植したために、この4月のこれらの野菜の種取りでは、交雑した種を収穫することになったのかもしれない。

2018年10月29日月曜日

Beetrootの種を蒔いて1週目。芽出し状況は上等なのだが、これからの育ちを3つの条件で比較してみよう。

こちらは片付け忘れのヒョウタン型カボチャの苗になっていた若い実
これから寒くなると、腐れそうに思えたので今日収穫して帰った。
今年活躍してくれたヒョウタン型カボチャが、この時期まで収穫できたのには感激だ。

さて、Beetroot種まきの時期や育て方によってかなり生育状態が変わる昨年この時期に種を蒔いたBeetrootパオパオトンネルの中で育てたものはうまく育たずビニールトンネルの中ではうまく育った
こちらは昨年11月ビニールトンネルの中に種を蒔いたBeetroot。
今年3月にはこんな感じで、きれいな葉を収穫できた。
ところが、同じ昨年秋に種を蒔いたパオパオトンネルの中の方は残念な結果。
今年3月の時点で収穫できる大きさに育った苗は1本もなかった。
私が想像したのの、全く違う結果だった。

一方、今年3月に種を蒔いた Beetrootは元気に育ち、問題なく収穫も出来た
今年5月の後半にはこんな感じで葉が収穫できるようになった。
こちらも今年5月末の写真。
5月末から6月にかけては、食べたい時に根茎の方も収穫できた。

ということで、Beetroot種まきで最適なのは3月なのだろうが、今年も秋の種まきとしてまず9月に不織布の中で種まきをした。
ところが、その時は芽が出たものもあったが、その後全滅した。
恐らく、コオロギなどの害虫被害にあったのだと思われた。

そこで、秋の種まき第2弾として、1週間ほど前2カ所に種を蒔いた。
今回はその2箇所ともに順調に芽を出している。
出てきた芽はこんな感じ。
この2年間、蒔いた種は同じ種袋から使用したものなので、うまく育ったものもそうでないものも、使った種は変わりない。
多くの種が入っていたが、今回の種まきで使い切った種袋。
Beetrootを春蒔きだけでなく、秋蒔きでも安定して育てたい。
種を蒔いた1カ所の畝にはこんな感じでパオパオを掛けた。
去年、この時期にパオパオの中で種まきしたものがうまく育たなかったのが、どうしても信じられないので、この畝は去年失敗したのと同じ条件にしているのだ。
去年との違いは、マルチをかけていることくらいだ。
ただ、パオパオが使い古しで、一部に穴が開いているのはちょっと心配なのだが。。

そして、もう1箇所種を蒔いたところはここなのだが、
ここには去年うまくいったビニールトンネルをかけることにした。
ここでは去年と同じようにうまく育ってくれると信じている。
ただ1〜2週間に1回は水やりをしなくてはいけない。
丁度ビニールトンネルのサイズが、蒔いた種の範囲より少し小さかったので、結果として何も掛けない苗が10本ほどできた。
ここの苗はビニールトンネルや、不織布を掛けた苗と育ちを比較することになる。
私の予想では苗の育ちは
ビニールトンネルの苗>パオパオトンネルの苗>何も掛けていない苗
の順になると思っているのだが、実際はどうだろう。
来年の3月頃にはうまく育った苗から収穫が始まるはずだ。

2018年10月28日日曜日

今年はエンドウ豆を育てる畝が第1菜園では確保できない?自家採種種からの芽出しは問題なさそうだ。

エンドウ豆は1箇所でうまく育てられないと悲惨なので、ここ数年第1菜園と第2菜園の2カ所に分けて、育てるようにしていた。
今春は第1菜園と第2菜園の二つの畝で育てたエンドウ豆がどちらも豊作で、十分満足できる収穫ができた。

ここは今の第1菜園だが、色々な葉野菜や、つくね芋や里芋、デストロイヤーなどの芋類などを楽しみに育てている。
ただ、どこを探してもエンドウ豆を育てるスペースが見つからない。
真ん中奥に見える蔓植物の畝が、可能性としてはあるのだが。。
その蔓植物を育てていた畝は、まだ四角豆がぼちぼち収穫できていて撤去するのにはかわいそうなのだ。
ここを撤去するのは1ヶ月以上後になりそう。
スペースも狭いので、その時は空豆の苗を数本植えようかと思っている。

さて、そんなエンドウ豆の種は、自家採種することで絹さやとグリーンピースは十二分の量がある。
残念ながらスナップエンドウは種取りができなかったので、種を買うことになった。
この春、種用に自家採種した絹さやとグリーンピースの量は凄い。
茶色い種が絹さや、緑のシワシワ種がグリーンピースだ。
例年の習慣で、7日ほど前にポットに蒔いた種は全て芽を出している。
予想通り、自家採種種の芽出し状況は極めて優秀だ。
あと10日もすれば移植適期になると思われるが、例年これらの苗を移植している第1菜園には、どこにもこれらの苗を植え付ける場所が見つからないのだ。


ということで、第2菜園の方に昨年より少し広めの畝を確保をすることにした。
エンドウ豆も連作は良くないとのことで、準備した畝は去年とは違う場所だ。
ポット苗だけでは、とても苗の数が足りそうになかったし、すぐ種蒔きをしたかったので、有り余る種をさっそくこの畝に蒔いてみた。
芽が出てきたら、ここに竹支柱を立て、ノリ網を張る予定だ。
スナップエンドウだけは自家採種種がなかったので、同じ畝の奥の方に、買ってきた種を蒔いた。

最終的に、育てる苗の数は例年より少し多くなりそうだ。
芽がうまく出なかったり、鳥に食べられたところには、行き場所が今のところはないポット苗を移植補充しよう。
そして、その後には竹支柱を立ててノリ網を張り、そのあとは暴風防寒対策を考えることにしよう。
ちなみに、暴風防寒対策は毎年少しづつ違ったやり方をトライしている。
こちらは去年の第2菜園の暴風防寒対策。
こちらは去年の第1菜園の対策。
去年は暴風対策の不織布が逆に暴風でボロボロになったが何とか持ちこたえ、満足な収穫にありついた。
こちらは、一昨年の天井まで取り付けた厳重な対策。
その前の年に、暴風と寒さ(雪)で苗が枯れて収穫できなかったのでこうなった。
この時の雪よけに天井部分は、苗が伸びた2月に外した。

暴風防寒対策は、今年も昨年までとは違う方法を考えてみたいと思っている。
畝が少し大きくなっているので、よりシンプルな方法で、ここ2年間と変わらないくらいの効果を考えたい
うまくいけば来春も豆リッチな生活が待っている。