2018年10月19日金曜日

この時期のセリ科野菜たち。例年よりうまく育っているようで嬉しい。

我が家のセリ科野菜
今日紹介するのは、イタリアンパセリ、ディル、フェンネル、そしてニンジンだ。

まずは、イタリアンパセリ
数年前までは1〜2本の苗を育てていたが、我が家ではなかなかの人気者で、ディルとともにここ数年育てる量が増えている野菜だ。
2年草なので、うまく1年目と2年目の苗を合わせて育てると年中収穫できる。
今年はプランタ−4個に苗を育て、ここまで途切れることなく収穫できてきた。
この時期は残っているのはこの苗だけだが、おそらく来年の夏まで収穫できるはずだ。
イタリアンパセリの種は春蒔きと秋蒔きが出来るようだが、我が家ではこの時期に種まきする方がうまくいくようなので、今年もこの時期に種を蒔いた。
下の写真の奥の3個のプランターに種をまいたら、予想通りうまく芽だしが出来た。
そこで、多くの芽が密集して出たプランターから、少し余裕の有るプランターに小さな苗を移植した。
一つのプランターには3〜6苗を残す予定だ。
だから、もう少し苗が大きくなったら、間引き収穫をしていくつもりだ。
小ささな移植苗は、近づいてみるとこんな感じで、本葉が出始めている。
去年、真冬でも不織布を掛けていれば冬越しできることが分かった。
だから、今年はビニール温室の中で冬越しはさせない予定だ。
イタリアンパセリは、今収穫している1本に加え、あと1ヶ月ほどで間引き収穫も加わり、これからの1年途切れることなく収穫できそうだ。


ところで、イタリアンパセリと同じセリ科の、ディルのメインの畝では相変わらずキアゲハの幼虫の姿がある。
先日もかなりの幼虫を捕殺しておいたのだが。。。
こちらの幼虫は黒い制服を着ている。
少し大きくなると派手な服が好きになるようだ。
かなりの大食漢で、ここまで大きくなるまでにかなりの苗が犠牲になっているはずだ。
1年草のディルはこのメインの畝に多めに種をばら蒔きをして、たくさんの芽が出ていた。
先日、その中で育ちの良かった苗を20本ほど別の畝に移植したが、そちらも順調に育っている。
そして、このメインの畝では、見つけたキアゲハの幼虫を全て片付け、今ある苗の中から元気そうな苗を定間隔に移植して、小さな苗は間引きしておいた。
寒くなってきたので、もう新しい幼虫は現れないと思うのだが。。
これから先は畝の奥の方を中心に、間引き収穫をすることになりそうだ。
あと1ヶ月くらいして、間引き収穫ができるようになる頃から来年の春先までは、ディルの収穫も事欠かないと思われる。
その後は、美しい花を楽しませてもらって、花終わりの時期からは、畑の益虫テントウムシを多数育てることになる。


次に紹介するのは、多年草のフェンネル
この株は、数年前から同じ場所で育てている。
夏前に花が咲きその後枯れたが、また株元から新しい芽が伸び、花も咲いている。
ディルの葉が収穫できない時期は、フェンネルの葉を収穫している。
多年草のフェンネルだが、多くの株元を収穫したいので春と秋に種まきもしている。
下の写真の畝には、春蒔いた種から株元を収穫せずに残った苗と、この秋に種をまいて出てきた苗の両方が育っている。
春蒔いた種からの苗はそのほとんどを株元を食べるのに収穫した。
残った苗は夏前に花が咲いてその後枯れたが、株元から新しい芽がぐんぐん伸びて、一部花まで咲いている。
この畝では、株元を多数収穫することを目的にしている。
右側に小さく並んだ苗が今年秋に種をまいたもので順調そうだ。
春蒔いた種からの苗も夏前に花が咲いて一旦枯れたがこの時期にまた花が咲いている。
フェンネルは葉も収穫することがあるが、葉の香りは若干ディルの方が好きだ。
ただし、柔らかく太った株元は最高の食感と香りで収穫の時をとても楽しみにしている。


そして最後に登場するのがニンジン
今年は。去年うまくいった種の表面をコーティングしたペレット種はうまく発芽せず、100円ショップで買った種を踏みつけ方をしてうまくいった。
9月初めに最試験的に踏みつけ方を行った苗。
密集して種をまいたため、もうじき間引き収穫が必要みたいた。
これくらいの若いニンジンの葉はサラダにすると美味しい。
そしてその後、踏みつけ方をやった畝でも順調に苗は育っている。
こんな感じにまばらに種を蒔けば、間引きは必要なさそうだ。
踏みつけ方では発芽率は100%に近かった。
来年からのニンジンの種まきはずっとこの方法でやることになりそうだ。
順調にいけば、来年2月頃からの収穫になると思われるが、これまでで最高の収穫量になることが期待できる状況だ

ということで、この時期のセリ科の野菜たち、これまでになく順調に育っていて、これからがとても楽しみになっている。

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