2019年10月15日火曜日

この時期の果樹園

昨日は久しぶりに果樹園に寄って笹竹を支柱用に切り出した。
そのついでに、果樹園の木々のチェックをしてきた。

まず、去年大きな雑木を切り倒して日当たりや風通しが良くなった4本の木を見てみた。レモンの木は、これまでになくきれいな実をたくさん付けている。
どうやら、これまでで最高の豊作になりそうだ。
晩白柚も、ここの木からは、真っ黒になった実しか収穫できなかった。
今年は比較的きれいで大きな実をつけている。
数は去年より少なめだが、大きさに期待しよう。
甘夏は、去年より数はかなり少ないがきれい。
木自体は去年より元気そうで、実も去年より大きな感じだ。
ここ数年小さな実しかつけなかった八朔の木は、雑木を倒した時大きな枝が折れて枝の数は減り、成っている実の数は減っているが、今年は食べれそうなサイズの実が成っている。
八朔の木は2本あるが、この木の実は去年までは鳥の餌にしかならなかった。
今年の実の大きさは、もう1本あるメインの木と変わらない。
ということで、雑木の下にあった4本の木は順調な実のつけ方だ。

それでは、他も木も見てみよう。
こちらは、ポンカンを小さくしたような実がなる木
去年初めて豊作になった
木の種類は分からないが、実は小さいが甘くて薄皮も食べれる。
なかなか美味しいみかんだが、今年の実の付き方も順調なようだ。
写真では分かりにくいがたくさんの実が成っている。
温州みかんは例年通りの感じで、今年もきれいな実が成っている。
完熟時期には猿に食べられてしまうので、今年も早めの収穫を考えている。
メインの八朔の木は、今年も元気そうだ。
今年も大量収穫になることは間違いないだろう。
去年大豊作でお裾分けもたくさんできた伊予柑は、今年は木が休もうとしているのか、成っている数をぐっと減らした。
それでも我が家で食べる分くらいは収穫できそうだ。
木自体は弱った感じが全くしていない。
これまでメインの成り方だった晩白柚は、風通しが悪く木が弱ったためすべて実が落ちたと思っていたが、2個だけ成っていた。
成っている2個は日陰にならない場所。
葉もその辺だけがきれいだ。
ただ、大部分の葉を見てみるとこんな感じで病気をしている。
大梅や小梅の枝をもっと大胆に切るか、晩白柚の方を大胆に剪定する必要がありそうだ。

そして、育成中の小さな苗木が2本ある。
1本は柚子ゴショウが作りたくて育て始めた柚子の木。
雑草の中で生き延びているか分かりにくかった。
周りは草ボウボウだ。
草を片付けると、大丈夫そうだったが、元気というには程遠い状態。
実をつけるまで成長するには3年くらいかかりそうだ。
もう一本は花粉症に効果があるという、ジャバラの木。
知人に苗木をいただき7月の終わりに植えたが、背は低いままだが間違いなく生きている。
こちらも草に隠れていた。
こちらが草を片付けたところ。
植えた時より大きくなった印象は全くない。
本格的な成長は来年以降に持ち越しだ。


ミカン以外の果樹を見てみると、富有柿は、全く実をつけず悲しかったし、渋柿の方も成っている実は1個のみ。
1個では干し柿もできないから今年は収穫せずに終わることになる。
今年の柿の木が、なぜここまで状態が悪かったのか今のところ原因はわからないままだ。

第1菜園にある2本のオリーブの木はもうすぐ収穫だが、果樹園にある2本の木の収穫は来年に持ち越しだ。
2本とも大きく成長してきたみたいなので、来年は期待できそうだ。

今年豊作だったビワの木は4本ともこの時期も元気そうにしている。
ビワの葉茶がなくなっているので、近いうちに葉を収穫しよう。

ということで、昨日は果樹園を見て回ったが、この時期はジョロウグモがいたるところに巣を張っていた。
木を見て回る時に何箇所かで巣が絡みついたが、この時期の蜘蛛の糸はとてもしっかりしていて驚いた。
蜘蛛自体が巨大化しているのがその原因だろう。

この時期に柿が収穫できないのは残念だったが、ミカンの木は、梅の木のそばの晩白柚以外はそれなりに元気で、あと半月もすれば温州みかんから実の収穫を始めることになりそうだ。

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