2019年11月29日金曜日

果樹園の若木や苗木たち、4mまで成長したコセンダングサに負けるな。

我が家の果樹園には今実をたくさんつけている木もあれば、植えたばかりの苗木やまだ実をつけることがない幼木がある。

こちらは今収穫している温州みかんの木
今年も、早めに収穫を始めていたのでサルの被害にあわなくて済んだ。
こちらはもうすぐ収穫が始まりそうな伊予柑の木

こんな大きな木の側では、雑草も遠慮しながら生えている感じなのだが、幼木の側では雑草が元気いい。
そんな幼木たちに大敵なのが日当たりを悪くする雑草、特にこの時期一番目立っているコセンダングサ¥だ。
種の先端に棘があり、服にくっつくので私にとっても厄介者だ。
果樹園では、以前優勢を保っていたセイタカアワダチソウに変わり、このコセンダングサが雑草の中で一番優位になっている。
下の写真に付いている黄色い筒状の花弁が落ちると
写真下のような、そう果が見えはじめ

そう果が成熟すると花火のように球形に広がる。
この状態になるとちょっと触れただけで多量の種が衣服にくっついてくる。
そして、種の先端には2〜3本のトゲがありこれで衣服にくっつくので、ついた種がなかなか取れないのだ。
だから、この雑草は一般的には、くっつき虫と呼ばれるのだ。
名前の由来は葉の形が樹木のセンダンの葉に似ているためとのことだ。
私はセンダンと言う樹木も、その葉の姿も見たことがない。
きっと、この葉の姿が似ているのだろう。

こんなコセンダングサが、果樹園では幅を利かせている。
3m近い高さの金柑の木より上にまで伸びている。
今日は、若い木たちのためにこんなコセンダングサを抜いていった。
上の写真の右半分に見えるのが抜いたコセンダングサ。
長さを測ってみるとその茎は長く、歩幅で計って4m以上あった。

ウィキペディアで調べてみると、コセンダングサの高さは50〜100cmほどと書かれているのだが、4m以上になるというのは、我が家の果樹園の土地が余程この雑草に合うのだろう。
で、果樹園のオリーブの幼木やジャバラの苗木がある周囲に倒れているコセンダングサを1本1本抜いていった
草抜きは寒くても、ちょっと汗を掻くいい運動になる。
ここにある2本のオリーブの木にも来年は実をつけて欲しいと願っている。
もちろん、どこまでも広く雑草抜きをする体力はないので、今日はここまで。
梅雨前の雑草が伸びる時には再度草抜きが必要になりそうだ。
先日植えたばかりのジャバラの苗木も喜んでいるに違いない
一歩前に植えたジャバラの苗木は少し弱っていた。
来春はなんとか元気に新芽をたくさん出して欲しいものだ。
そんな、仕事な後は手袋や衣服や帽子にコセンダングサの種がたくさんくっつき、後処理が大変だ。

果樹園の若木や苗木たちと同様、私自身もコセンダングサのような環境に出会っても負けないように頑張っていきたいと思っている。

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