2019年11月7日木曜日

注文していたジャバラの苗木が昨日届いたので早速植え付け。この時期の果樹園のジョロウグモ。

この時期、果樹園で見かけるジョロウグモのお腹がだんだん大きくなっている。
厚みを増した腹部も、産卵が終わるとペッチャンコになるのだ。
果樹園の木と木の間にはジョロウグモの巣が何層にも掛かっている。
中にはジョロウグモの姿が見えない巣もある。
どこかで卵を産み終わ理、姿を消したのかもしれない。
こちらは梅の木の太い枝に見かけたジョロウグモの卵嚢。
こんな卵嚢がこれからもっと増えてくるだろう。
昨年もこの時期は産卵中のクモを何匹か見つけた。
こちらは、産卵後卵嚢を作るために、糸をお尻から出しているジョロウグモ。


さて、柑橘類の果皮や果汁には健康に良いとされるフラボノイド類が多く含有されているのだが、花粉症に耳慣れない柑橘類、『ジャバラ』が効果があるという話が4月のTVで紹介されていた。
目と鼻に軽いアレルギー症状が出る私にとっては興味がある話だった。

『ジャバラ』は和歌山県の遠山村で育成された雑柑で柚子の自然交雑種らしい。

楽天でのネット販売をしているとのことだったので、4月にTVを見た後、早速苗木を育ててみようと連絡してみたが、残念ながら売り切れ。
一応、10月に手に入るように予約をしておいたのだが、そんな苗木2本が11月に入って届いた
大きくはないが立派な苗だ。
で、今日はこの苗木2本を早速昼休みに果樹園に植え付けに行った。

実は、この予定していた苗木とは別に、この『ジャバラ』の苗木を7月末に手に入れていた。
私の知人が和歌山の親戚から5本の苗を頂いたとのことで、そのうち1本を譲って頂いていたのだ。
こちらは、7月末に頂いたジャバラの苗木。
この写真がそのジャバラの苗木をを植えた時の様子。
植えた時はかなり立派に葉が付いていた。
10月の中旬に見に行った時は、雑草にかなり攻められていたので雑草を片付けた。
こちらは10月中旬の様子。
草を片付けた後はこんな感じになっていた。
葉は少し落ちていた。
今日見てみると、そのジャバラの苗では葉はさらに落ちていたが、間違いなく根付いているようだった。
この20日間で多くの葉が落ちたのはなぜだろう?
こちらは、作業中慌てて撮ってピンボケ写真だ。

ジャバラは直立性に育ち、樹高は3m前後で紡錘形に育つという。
そこで、今日植えつける苗木はそんなに広い間隔は必要なさそうだったので、前回植えた苗木から3m間隔で植えていくことにした。

植え付け時間は昼休みの1時間ほどしかなかったが、植え付け予定地にはこの時期コセンダングサが茂っていた。
以前はセイタカアワダチソウが茂っていたこの場所。
現在はコセンダングサのほうが優勢だ。
数年前は1mちょっとくらいだったこの雑草が、今は2m近くまで大きく伸びている。
こんなコセンダングサを必死で抜きとり、苗木の植え場所を確保した。
一番奥が、7月末に植えた苗木。
今回ゲットした苗木は元気だが小さい。
もちろん植え場所には十分水やりもしておいた。

また、今日の苗木は昨年植えていた柚子の苗木からも3m近く置いて植えた。
こちらは、葉がかなり落ちているが、何とかこの一年生き延びた柚子の苗木
こちらは今日植えたジャバラの1本の苗木と柚子の苗木を一緒に撮った写真。
分かりにくいが写真上の方に柚子の苗木が見える。
その向こうには畝の大きな木がある。
近いうちにもう少し周りの雑草を片付けようと思っている。
今日の昼休みにできた仕事はここまでで、後日周りの雑草をもう少し片付けよう。
また、この時期に植え付ける苗木には冬の時期に苗木周りの防寒をしたほうがいいとのことなので、近いうちに藁でも掛けておいた方がよさそうだ。


このジャバラが実を付けるようになるのは3年くらい先の話だろうが、どんな実がなるのか今から楽しみだ。
まずは今ある3本が無事冬越ししてくれることを祈ろう。

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