こちらは、この時期に咲き始めたビロードモウズイカの花。 |
この苗は今年の3月中旬に、菜園の真ん中付近で大きく成長し始めていた苗をこの場所に移植した。
畑の真ん中で大きくなってもらったら困るので菜園の端っこに移植したのだ。
こちらが、3月中旬に畑の隅に移植したときのビロードモウズイカ。 ここなら、高く成長しても、葉を広げても構わない。 |
この時期には、てっぺんに小さな花芽が見えてきた。 |
このビロードモウズイカ、何が凄いかって、この時期大きくなるのが早くて雑草とは思えない存在感があるのだ。
この苗が最近では日に日に成長して、今では1m近い高さになってきた。
今から上に伸びるはずだが、花穂が曲がっているのは移植で弱った? |
我が家の菜園で、このビロードモウズイカ(Verbascum Thapsus)という植物を最初に見たのは5年前。
最初は何という植物か分からなかったのだが、3年前に調べて初めて分かった。
この植物は地中海が原産で日のよく当たるところに自生するらしい。
日本には明治時代に観賞用に「ニワタバコ」という名で入っていたらしいが、今では日当たりの良い場所で、全国的に広がり雑草として自生しているとのことだ。
1.5m前後の高さになることが多いらしいが、我が家では数年前高さ2mになっていたので、その時は発育条件が良かったのだろう。
葉は、タバコのように巻いて吸うことで喘息などに効果があり、ハーブとしてはマレインと呼ばれ、やはり葉や花が使えるらしい。
風邪気味の時に葉や花をお茶にして飲んだことがあるが、効果は不明だった。
秋になり、枯れた花茎には1㎜程の小さな種がたくさん入っていて、一株から取れる種は22万粒もあるのだそうだ。
しかも、その種は10年以上発芽能力があるらしい。
だから、こんな種が落ちている土壌はシードバンクと呼ばれ、毎年芽が出てくるのだそうだ。
今年はこんなところにも芽が出ているし、
また、第2菜園の端にも枯れた花穂を置いていたが、そこにも苗が育っている。
日本には明治時代に観賞用に「ニワタバコ」という名で入っていたらしいが、今では日当たりの良い場所で、全国的に広がり雑草として自生しているとのことだ。
1.5m前後の高さになることが多いらしいが、我が家では数年前高さ2mになっていたので、その時は発育条件が良かったのだろう。
葉は、タバコのように巻いて吸うことで喘息などに効果があり、ハーブとしてはマレインと呼ばれ、やはり葉や花が使えるらしい。
風邪気味の時に葉や花をお茶にして飲んだことがあるが、効果は不明だった。
秋になり、枯れた花茎には1㎜程の小さな種がたくさん入っていて、一株から取れる種は22万粒もあるのだそうだ。
だから、こんな種が落ちている土壌はシードバンクと呼ばれ、毎年芽が出てくるのだそうだ。
今年はこんなところにも芽が出ているし、
こちらは第1菜園の花壇の側。 最初にこの植物が育ったのは、この花壇の中だった。 その頃落ちた種から発芽したのかもしれない。 |
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