2019年11月30日土曜日

2019年11月の菜園&果樹園

11月に入ると、菜園では多くの野菜が嬉しい収穫の時期を迎えるが、菜園の周囲では少しづつ野鳥が目立ち始めている。
野良仕事の合間に、野鳥を眺めるのも楽しい。

で、この収穫の秋を迎えている11月の菜園の様子を少し紹介しよう。
まず、葉野菜が白菜以外は、我が家で育てている秋冬野菜がほとんど揃った。

特にチコリー類の育ちが凄かった。
今年初めて育てたエンダイブは大豊作だった。
こちらは高さ50cmほどに成長したプンタレッラ
今がぐんぐん縦に伸びている時期。
先月から収穫が順調だったルッコラは今月も十二分に収穫できた。
ルッコラは葉も美味しいが茎も美味しい。
そんなルッコラも花が咲き始めてた苗も出てきたので、これからはトウ立ち菜の収穫が主体になるかもしれない。


チンゲンサイも食べる分には十分な収穫量。
こちらはホウレン草
ホウレン草も、今は食べきれないくらいに収穫できている。
花芽はまだ付いていないが、チーマディラーパも収穫を始めている。
今年のチーマディラーパは茎が太くて美味しい。
Beetrootも葉の収穫はでき始めた。
ブロッコリーの収穫も始まっている。

落花生も最終収穫が終わり、大部分を食べ終わった。


根菜類ではサツマイモの収穫が終わったが今年も十分満足いく収穫状況。
土嚢袋からこんな感じで次々に収穫が出来た。
里芋も、今年は大豊作だ。
この時期、思う存分芋料理を食べている。
先日から2株収穫した第1菜園のツクネ芋は今年の豊作を予感させてくれている。
早くも昨年の最長記録と並ぶ24cmを記録した。
ゴボウも先日の初収穫が順調だった。
そして大根聖護院大根、そしてニンジンの収穫が始まった。
大根類はまだ小さめだが、食べるのには問題ない。

この時期は収穫が増えてきたニンジン中心に、時々スムージーを作っている。

フェンネルを来月から茎元の収穫が始まりそうだし、育ちの遅れを心配したディルも来月からは収穫できそうになっている。

アーティチョークも、これまでで一番いい状態のように思える。
こちらは、今ある株で一番大きなもの。
以前一番大きかった株を5個の株に株分けしたのだが、それら全てが順調に根付いて育っている。
こちらは株分けした2株。
こちらは株分けした3株。
株分けがうまくいったのは初めてだったのでとても嬉しかった。

1ヶ月前までは収穫が続いていたオクラ四角豆は収穫が終わり、四角豆はぼちぼち種取り目的で茶色くなった鞘を収穫している。
こんな大きくて硬くなった鞘が次第に茶変している。
今はまだこれくらいだが、最終的に十二分の鞘を収穫することになりそうだ。

果樹園では温州みかんの収穫をボチビチやっている。
八朔の収穫も来月から始めれそう。
まだ緑色の晩白柚に、盗難防止のマジックでの印付けはまだ先になりそうだ。

また、今月は久しぶりにミミズ小屋からたっぷり堆肥を収穫できて嬉しかった。
ミミズ堆肥は、我が家の菜園にはなくてはならないものなのだ。

2019年11月29日金曜日

果樹園の若木や苗木たち、4mまで成長したコセンダングサに負けるな。

我が家の果樹園には今実をたくさんつけている木もあれば、植えたばかりの苗木やまだ実をつけることがない幼木がある。

こちらは今収穫している温州みかんの木
今年も、早めに収穫を始めていたのでサルの被害にあわなくて済んだ。
こちらはもうすぐ収穫が始まりそうな伊予柑の木

こんな大きな木の側では、雑草も遠慮しながら生えている感じなのだが、幼木の側では雑草が元気いい。
そんな幼木たちに大敵なのが日当たりを悪くする雑草、特にこの時期一番目立っているコセンダングサ¥だ。
種の先端に棘があり、服にくっつくので私にとっても厄介者だ。
果樹園では、以前優勢を保っていたセイタカアワダチソウに変わり、このコセンダングサが雑草の中で一番優位になっている。
下の写真に付いている黄色い筒状の花弁が落ちると
写真下のような、そう果が見えはじめ

そう果が成熟すると花火のように球形に広がる。
この状態になるとちょっと触れただけで多量の種が衣服にくっついてくる。
そして、種の先端には2〜3本のトゲがありこれで衣服にくっつくので、ついた種がなかなか取れないのだ。
だから、この雑草は一般的には、くっつき虫と呼ばれるのだ。
名前の由来は葉の形が樹木のセンダンの葉に似ているためとのことだ。
私はセンダンと言う樹木も、その葉の姿も見たことがない。
きっと、この葉の姿が似ているのだろう。

こんなコセンダングサが、果樹園では幅を利かせている。
3m近い高さの金柑の木より上にまで伸びている。
今日は、若い木たちのためにこんなコセンダングサを抜いていった。
上の写真の右半分に見えるのが抜いたコセンダングサ。
長さを測ってみるとその茎は長く、歩幅で計って4m以上あった。

ウィキペディアで調べてみると、コセンダングサの高さは50〜100cmほどと書かれているのだが、4m以上になるというのは、我が家の果樹園の土地が余程この雑草に合うのだろう。
で、果樹園のオリーブの幼木やジャバラの苗木がある周囲に倒れているコセンダングサを1本1本抜いていった
草抜きは寒くても、ちょっと汗を掻くいい運動になる。
ここにある2本のオリーブの木にも来年は実をつけて欲しいと願っている。
もちろん、どこまでも広く雑草抜きをする体力はないので、今日はここまで。
梅雨前の雑草が伸びる時には再度草抜きが必要になりそうだ。
先日植えたばかりのジャバラの苗木も喜んでいるに違いない
一歩前に植えたジャバラの苗木は少し弱っていた。
来春はなんとか元気に新芽をたくさん出して欲しいものだ。
そんな、仕事な後は手袋や衣服や帽子にコセンダングサの種がたくさんくっつき、後処理が大変だ。

果樹園の若木や苗木たちと同様、私自身もコセンダングサのような環境に出会っても負けないように頑張っていきたいと思っている。

2019年11月28日木曜日

第1菜園のツクネ芋の収穫開始。元気いっぱいのチコリーなど葉野菜の収穫が忙しい。

リーフチコリーがこの時期とても元気いい。
幾つかの種類を育てているのだが、どれも葉の長さが40cm以上に成長している。
ここは第1菜園のチコリーの畝。
チコリーは数カ所の畝にたくさんの苗が育っている。

今日はこんなチコリーを収穫して帰った。
こちらはプンタレッラ

年を明けたら出てくる花芽も美味しのだが、葉っぱも大好きだ。
来春出てくるだろう、こんな花芽、これが美味しい。

こちらはスパドーナ
若干苦味が少なく、柔らかい葉が特徴だ。

こちらはカタルーニャ
見た目のごとく、かなり苦味があるチコリーだ
ゆっくり湯通しして苦味をとって料理してもらっている。

そしてこちらはそしてこちらはタンポポのような感じのダカンポ
我が家にあるチコリーの仲間でも、最も苦い野菜だ。

そしてこちらもリーフチコリーの仲間のエンダイブ
若いうちは生でも食べれるし、苦味を抜かずにそのまま料理できる。
一般的にチコリーは宿年草だが、このエンダイブは1年草。
こちらの種袋はこんな写真で、エンダイブとは表示されていない。
種袋にはRICCIA ROMANESCAと書かれている。
ロマネスコとは“ローマ地方の”という意味らしい。
カタルーニャとかロマネスコなどという名は色々なイタリア野菜に付いている。
これは、一般的にエンダイブ ロマネスコと呼ばれている野菜だろう。
そしてこちらは、まだ収穫をしていないパラロッサ
今の時期はまだ青い葉っぱのものが多い。
でも中には、葉がかなり赤くなり始めたものもある。
パラロッサは、葉が真っ赤になる真冬が収穫適期だ。

で、この時期はルッコラやチンゲンサイ、ミズナなどの葉っぱ野菜と一緒に、これらのチコリー類の収穫も加わり、思わず収穫容器がいっぱいになるまで収穫して帰ってしまう。
今日も、大きな容器いっぱい収穫した葉野菜。


さて、第1菜園には10個のツクネ芋の種芋を植えていた。
嬉しいことに全ての株が元気に育っている感じだ。

そんな株の1つを掘り起こしてみた。
まだ葉は枯れていない。
ただ、この株では半分近くの茎元が茶変してきた。
茎元の感じでは、この株はもう掘り起こして良さそうだ。
で、掘り起こした株がこちら。
右に茎元、左に一塊となったつくね芋が見える。
1個1個の芋を外してみると、15cmクラスの芋が6個10cmクラスの芋が3個収穫できた。
これくらいの収穫があれば十分だろう。
第1菜園の初収穫としては上々だ。
熱いご飯にとろろが最高のツクネ芋。
あと9株残るツクネ芋の、これからの収穫がとても楽しみだ。
今年はもしかしたら25cmクラスのツクネ芋が収穫できるかもしれない。