2024年8月31日土曜日

デストロイヤーの植え付け第1陣は、枯れたトマトの土嚢袋に。

取り置きのデストロイヤーに芽が出始めている。

ジャガイモにもいろいろな種類があるが、デストロイヤーは休眠期間が短いらしい。
だから、美味しいだけでなく年2回育てるのに向いているジャガイモなのだ。

芽が出てくるこの時期は、デストロイヤー種芋の植え付け開始だ。
種芋はマルチがあるところにこの時期植え付けると暑さで全部腐ってしまったこともある。
台風通過時は元気に芽を出していた大根の芽、今日のカンカン照りでよれよれ。
調べてみると水分が切れていたわけではなく、マルチの下は地温が非常に高くなっていた。


それに、残念ながら、段々畑の電気柵の畝にはまだ植え付けれる場所が確保できていない。

そこで、第1陣として、土嚢袋栽培をやっていたトマトが、多くの苗が枯れていたのでそれらを片付けて種芋を植え付けることにした。
デストロイヤーの土嚢袋栽培は、十数年前からやっているが、これまで畝栽培と比べ芋は小さ目で収量も少ない

こんな感じでまだ実を付けている苗は残すことにした。
今年のトマトは紐による誘引を試みたが、ほとんど役に立たなかった。
それでも来年も紐の種類を変えて再挑戦するつもりでいる。
枯れた苗と、支柱や、誘引していた紐を片付け種芋を植え付けた。
土嚢袋の中の土はそこまで気温が上がらないと思う。
土嚢袋の土の上にはもみ殻を掛けておいた。

今回土嚢袋の芋は大きさなどは期待できないが、少しでも早くを期待しておこう。

この写真は遠方から土嚢袋の方を見たところで、擁壁側にはツクネ芋が育っている。
手前に見える段々畑の隅々まで水がやれる青いホースは来年の夏までそのままにしておくか考慮中。

昨年の秋のデストロイヤーは、昨春ジャガのサル被害の反省で電気柵を設置したのち10月の初めに友人に頂いた種芋を植え付けた。
植え付け時期が遅かったので若干芋が小さめだったが、電気柵の中ではサル被害に遭わず収穫できた。
今年もマルチの下でも煮えないくらい気温が落ちてから、メインの芋は電気柵の中のマルチのある畝で育てたいと思っている。
どちらにせよ、畝の準備もまだ出来ていないので植え付けは9月中旬以降、収穫は12月の後半から1月になるだろう。

2024年8月30日金曜日

四角豆は採れたてが美味しい。台風後の菜園は被害全くなし。

四角豆で市場に出回るものは長さが15㎝程度、若干硬さが出たもので、てんぷらなどで美味しく食べれる。


私が最も好きなのは、10cmほどの若い実で、生で食べるやり方。
今日は朝からパンの付け合わせに食べるだけを収穫してきた。

大きさ10㎝前後の若い四角豆の実。
この大きさの実は適度なコリコリの特有の味があり絶品だ。

残念ながら、この大きさの実は収穫して数時間経つと、しなっとなり、端の方から色も茶色く変色してくるので保存が全く効かない。

こんな実が美味しく食べれるのは家庭菜園をやっているものの特権だと思っているが、一つ間違うと天ぷらに出来る時期も過ぎたカチカチの実になり、種用に残すしかなくなる。
天ぷらに出来る大きさのものは、ある程度保存がきくので、この時期には収穫しておきたいと思っているのだが、蔓棚に茂った四角豆の畝で、うまく実を収穫するのは結構難しい。

まだ、そこまで茂っているとは言えないが、もうすぐ蔓葉が壁状態になるだろう。
そうなると、どうしても取り忘れの実が増えてくるのだ。

それで、ゴーヤと同じく四角豆も毎年必要以上に種を収穫してしまうが、種の収穫はその時期になって考えよう。


さて、今回の台風のあとまだ小雨は降っていたが、菜園を一通り見まわった。

被害は皆無だった。

先日種を蒔いたばかりの大根は芽を出し始め、上に被せたもみ殻も飛んでなかった。


特に嬉しかったのは、第2陣で種まきしたアーティチョークの芽が出揃ってきたこと。
最初に蒔いた種から出た芽は、出てきた瞬間に虫にやられた。
今回は大丈夫みたいなので、もう少し大きくなったら畝に植え付け出来そうだ。


台風とは関係ないが、残念だったのは先日から水不足のためか枯れ始めていた四の段北のコンニャクが、6本あった苗が1本だけになっていた。
二の段東の苗は元気にしているので、今年はそちらからの収穫を期待だ。

こちらは支柱に固定していたブドウの蔓が固定していた紐が外れて垂れていた。
強風の影響というより、竹支柱への固定の仕方が甘かったようだ。
一応支柱に固定したが、早めにキウイのように蔓棚を作る必要がありそうだ。
こちらは一歩先に作ったキウイの棚。
トランペット型カボチャに一部侵入されているがキウイも元気に蔓を伸ばしている。

ということで、九州から離れたところを含めたくさんの被害を出している台風10号だが、我が家の菜園に関しては今回被害がなくてよかった。

2024年8月29日木曜日

今日は台風で一日家の中。ヒマワリの種、場所によって詰まった種が採れたり、スカスカの種だったり、種の出来は花の大きさとは無関係。

今日は台風接近で一日家の中。
台風は大きな被害もたらしながら九州の西岸を北上してきたが、九州山地のおかげで勢力はかなり落ち着いたようだ。
それでもとてもゆっくり動いているので、雨風無くなるまで我が家でも注意が必要だろう。

午前中はまだそんなに風は強くなかったが、玄関を開けると、もうヒマワリが1本倒れていた。

真ん中で手前に倒れているヒマワリは、一番大きな花が咲いていた苗。

こんなヒマワリ、もう種採りが出来る時期になっていたので、昨日チェックしてみたのだが、意外にも今日倒れていた直径25㎝くらいありそうな大きな花ガラの種はすべてスカスカ。

この花ガラには大きな詰まった種がびっしりでき始めていると思った。
種は確かに大きかったが、なぜかスカスカだった。

それに対し、直径15㎝位の小さな花ガラには、しっかり詰まった種が出来ていた。

種のでき方は、花の大きさとは無関係なんだ。


さて、今日から明日の昼までは強風を伴うと思われる今回の台風では、段々畑の野菜の方はどんな被害が出るだろうか?

今回一番今の時期に心配しているのは、背が高くなったツクネ芋。

こちらは昨日の写真だが、今日の夕刻まではまだ無事だった。
明日風が弱まってからのチェックで無事であることを祈念しておこう。

2024年8月28日水曜日

大根の種まきはズッキーニを少し片づけた場所と土嚢袋に。

近くの藪の中にあるこの花には多くのクロアゲハが集まっている


さて、今日は例年より若干早く大根の種まきだ。

大根はそんなにたくさんを消費するわけではないので小さな畝と、時間差で育つ土嚢袋栽培が少しあればいい。

例年鍋をする時期になると、大根は十分確保できるのだが、サンマを食べる時期に収穫できた記憶がない。

ここはズッキーニの畝で小さな実は成っているのだが、1か月以上収穫出来ていない。
写真手前の数本のズッキーニを片付けて小さな畝を作ることにした。
まずは、ズッキーニが育っている畝の一部のマルチを剥いで雑草を抜いた。
大根の畝はよく耕した方がいいとのことなので、ミニ耕運機「こまめ」を使って耕した。
やや高めの畝を作った。

種は2列に植えたので全部で16か所、蒔いた種は一つの植え穴に2個づつだ。

丁度もみ殻が手に入ったので、種まきしたところの上に乾燥予防で植え穴の上に掛けておいた。
明日明後日の台風で、もみ殻が飛んでしまったら掛け直しだ。


また、土嚢袋に種まきすると若干遅めに育つ傾向がある。
時間差で収穫したいので、こちらにも少し種を蒔いておいた。

今年はサンマを食べ始める時期に、小さくてもいいから我が家の大根おろしが食べたいものだ。

ところで、今回の台風10号は速度が遅いので被害の出る時間が長いことが予想されている。
我が家の菜園でも明日から影響が出始め明後日の夕刻でもまだ抜けきらないようだ。
今日はまだ完全に嵐の前の静けさだった。
少しでも被害が少なく通り過ぎてくれることを祈っておこう。

2024年8月27日火曜日

アーティチョークの畝の草抜きにはマルチが邪魔。ハマスゲの根茎(香附子)をスペシャルティーの材料に加えよう。

台風10号は奄美に近づき、明後日には北部九州にも接近、我が家の菜園でも被害を心配ししている。

そんな台風が来ると散ってしまうのかもしれないが、嵐の前の静けさの中、庭ではひっそりと咲いている花がある。



さて、アーティチョークは今年は期待したほどの蕾が採れなかったし、大きな花も少なく花が咲いても倒れるものが多く残念だった。

来年はもうすこし立派に育てたいと思っている

先日から少しづつ雑草を抜き、木材チップを畝間に撒いたりしていた。
こんな感じだと、一見来年もマルチを敷いてよさそうに見える。
このマルチの下にはハマスゲの根茎がたくさん残っているのだ。
マルチを突き破って出てきていたハマスゲの根茎はマルチを剥がないと抜けない。
そこで、マルチを全部外し、ハマスゲを鍬で掘り起こして抜いていった。
来年はアーティチョークの畝にマルチは使わないことにした。

こんなハマスゲを片付けるのは少し根気がいる仕事なのだが、この作業を少し楽しくやる方法を思いついた。
スギナもそうだが、生命力のある雑草は大概生薬などに使われる。
調べてみるとハマスゲも、肥大した根茎を乾燥させたものが薬用に用いられる。
生薬名をコウブシ(香附子)といい、気の流れをよくし、血流を改善する働きがあるらしい。
で、今回アーティチョークの畝でのハマスゲ抜きでは、この根茎(香附子)を収穫してみることにした。
大きな根茎ではないので、集めても大した量にはならない。
それでも、蔓延って困るハマスゲを抜くとき、これが私のスペシャルティーの一剤になると思うと、作業が急に楽しくなった。
収穫したハマスゲの根茎はまず簡単に洗って、ひげ根を取り根茎部分だけにしてみた。
もう1回しっかり洗って乾かしたら、まずは数個を煎じてみよう。
果たして、味の方はどうなのだろうか?
問題なく飲めることを確かめたら、私のスペシャルティーに一日1個くらい使ってみようと思っている。

2024年8月26日月曜日

キュウリの種採り、今年も文句なしの種が収穫できた。

我が家で育てている緑の短寸キュウリ、第1陣の畝では、ここ2週間収穫は出来なくなった。

今、キュウリの畝に見えるのは、種採り用に残した薄茶色になった大きなキュウリと、周りから侵入してきたトランペット型ズッキーニの実やゴーヤの実。


ただ、キュウリは同じ苗で長期の収穫をやれないので、3週間ほど前に第2陣の種まきを終え、そのの畝でも花が咲きもうすぐ収穫出来る状態になっている。



また、種まきした記憶にない苗もあちこちで育ち、里芋の畝の方に蔓を伸ばした苗では、もうすぐ収穫出来そうな実が成っていた。
キュウリは強い野菜で、比較的場所を選ばずどこでも成長するようだ。


今日は、第1陣の苗に残しておいた種採り用の実のうち1個から種採りだ。
そして、こちらが種採り用に収穫したキュウリを二つに切ったところ。

見た感じでは、間違いないいい種が出来ている

キュウリの種の使える使えないは、いつも水に漬けて判断している。

全体の1/5くらいが浮いてきた。
そんな種を外して残った種を収穫だ。
収穫した種は充実して、状態は文句なしのようだ。


今年も大量の立派な種が採れたので、去年収穫していた種は破棄することにした。
儲けものの実が成ると嬉しいので、今何も育っていない防獣ネットの側に種をバラ蒔いておいた。

ところで台風10号は最初の予想より少しづつ進路を西側に移動させ、九州上陸の可能性が高くなったようだ。
私の菜園でもそれなりの被害が出そうで怖い。

2024年8月25日日曜日

水中ポンプからのホースを延長し、四の段北の枯れ始めているヤーコンや五の段のシイタケに水やりをしたが、その後しっかり雨が降ってくれた。

四の段北は、水場から一番遠いこともあり、これまで水やりが出来なかった。
その結果、ヤーコンの株が弱り、1/3くらいが株元から上がすべて枯れてしまった。

今年は、夏前まで大きく成長し、風被害で倒れるものがあったのですべての株に竹支柱を立てて苗を固定していた。

順調にいっていると思っていたヤーコン栽培、晩秋からの大収穫を期待していたのだが、この夏の水不足には参った!

で、これまで水溜め場から90mの長さまで水を運んでいたが、さらに先端に10mのホースを接続し、すべての段の植物に水が掛けれるようにした。

この辺は上の方の葉が残り、茎も生きている。
十分な水で元気を取り戻して大きな芋の収穫を期待しよう。

側には2本だけ残ったコンニャクの苗やスペインキャベツの苗もあるので、今日はそれらにもすべて水やりすることが出来た。
こちらは今日収穫したスペインキャベツ。
スペインキャベツは巻かないキャベツで黒キャベツに近い食感だ。
我が家ではハンバーグの具材として使うことが一番多い

今日の午前中も雨予報が少し出ていたが、我が家の畑にはほとんどふらなかった。
これからのこともあり、段々畑のすべての段に水やりが出来るようになったのは嬉しい。
さらにホースを延長したことにより、乾燥に弱い五の段のシイタケのホダ木にも水をやれるようになった。
 
この夏の長い猛暑と少雨では、水の有難さをいやというほど教えられた。
数日前は山からの水がほとんど流れて来なくなり少し慌てた。
完全に水が落ちてこなかったのは数時間だけだったが心配した。

ところが今日は、午後から1時間ほどしっかり雨。


やっと降ってくれた雨で、折角ホースは長くしたが、しばらくは水やりの心配はいらなそうで何よりだ。

2024年8月24日土曜日

この時期、ゴーヤと四角豆は最盛期。シシトウ、ピーマン、ナスは勢いが落ちて来た。ニンジンの種まき第2陣はゴーヤの畝の後ろに。

日本も広いので、この時期ゲリラ豪雨が毎日のように降っている関東があれば、私の段々畑がある糸島は降っても雀の涙。

この少雨のためか、これまでとても元気だったシシトウとピーマンの苗が弱って来て、緑の実が採れなくなっている。

なっているのは赤い小さな実ばかり。
ナスもボケナスになってきた。

近所の農家の方は、野菜の値段が高騰するときには野菜が出来ない、また秋野菜の芽が出ないと嘆いておられた。


それに対し、ゴーヤと四角豆は最盛期を迎えているようだ。

ゴーヤは毎日食べ、お裾分けもしているが消費が追い付いていない。

さて、ニンジンの種まき第1陣は3週間前に、水やりがしやすい第1の段に足踏み法、バラ蒔きでおこなった。
芽出しや成長の感じはまずまずといったところだろうか?


ニンジンは出来るだけ継続して長期収穫したいので、第2陣も狭い範囲で種まきすることにした。

今回は穴あきマルチに植え付けてみた。
場所はゴーヤの畝の裏側で、今は日陰なのでカンカン照りの場所より芽が出やすいだろう。


苗が育ち始める頃にはゴーヤの勢いが落ちて日当たりがよくなるだろうと踏んでいる。
また、9月の終わりころには一応第3陣の種まきまでしようと考えている。


ところで、日本の南にある台風10号は発達してきているようなので、その動きが気になるところだ。