2024年8月27日火曜日

アーティチョークの畝の草抜きにはマルチが邪魔。ハマスゲの根茎(香附子)をスペシャルティーの材料に加えよう。

台風10号は奄美に近づき、明後日には北部九州にも接近、我が家の菜園でも被害を心配ししている。

そんな台風が来ると散ってしまうのかもしれないが、嵐の前の静けさの中、庭ではひっそりと咲いている花がある。



さて、アーティチョークは今年は期待したほどの蕾が採れなかったし、大きな花も少なく花が咲いても倒れるものが多く残念だった。

来年はもうすこし立派に育てたいと思っている

先日から少しづつ雑草を抜き、木材チップを畝間に撒いたりしていた。
こんな感じだと、一見来年もマルチを敷いてよさそうに見える。
このマルチの下にはハマスゲの根茎がたくさん残っているのだ。
マルチを突き破って出てきていたハマスゲの根茎はマルチを剥がないと抜けない。
そこで、マルチを全部外し、ハマスゲを鍬で掘り起こして抜いていった。
来年はアーティチョークの畝にマルチは使わないことにした。

こんなハマスゲを片付けるのは少し根気がいる仕事なのだが、この作業を少し楽しくやる方法を思いついた。
スギナもそうだが、生命力のある雑草は大概生薬などに使われる。
調べてみるとハマスゲも、肥大した根茎を乾燥させたものが薬用に用いられる。
生薬名をコウブシ(香附子)といい、気の流れをよくし、血流を改善する働きがあるらしい。
で、今回アーティチョークの畝でのハマスゲ抜きでは、この根茎(香附子)を収穫してみることにした。
大きな根茎ではないので、集めても大した量にはならない。
それでも、蔓延って困るハマスゲを抜くとき、これが私のスペシャルティーの一剤になると思うと、作業が急に楽しくなった。
収穫したハマスゲの根茎はまず簡単に洗って、ひげ根を取り根茎部分だけにしてみた。
もう1回しっかり洗って乾かしたら、まずは数個を煎じてみよう。
果たして、味の方はどうなのだろうか?
問題なく飲めることを確かめたら、私のスペシャルティーに一日1個くらい使ってみようと思っている。

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