2013年11月8日金曜日

今年の里芋は残念ながら実験中止。来年再実験しよう。

昨年の里芋は、親芋を種芋として逆さ植えしたものが出来が良かった。
ちょっと誇らしげな気持ちで、今年は更に実験的な意味を含めて、下のような14個を4つのパターンで植えてみた。
1)親芋1個丸ごと逆さ植え    4個
2)親芋1個丸ごと順方向植え   4個
3)親芋2分割逆さ植え      2個
4)親芋4分割逆さ植え      4個
この時点では、どこにどのタイプの種芋を植えたか分かっていた。
予測した芋の収穫量は、
親芋1個丸ごと逆さ植え>親芋1個丸ごと順方向植え>親芋2分割逆さ植え>親芋4分割逆さ植え
の順だった。
そして収穫量は親芋1個丸ごと逆さ植えの4個と親芋1個丸ごと順方向植えの4個で昨年以上の量が収穫出来る事を信じていた。
ところが、今年7月頃の育ち方は下の写真のような感じ。
満足な大きさになっているのは手前の4本くらい?
これじゃ、昨年程の収穫が得られないのは明らかだ。
このあと、あまりに育ちの悪い遠くに見える数本は撤去した。
撤去した中の1本は、最も立派に育つと予測した親芋1個を逆さ植えしたものだった。
そして、上の写真の奥の方に見える育ちの悪い苗は撤去し、現在ではそこにブロッコリーが育っている。
その撤去した数本の苗の中の1本はなんと一番大きくなる事を期待した、親芋1個を切らずに逆さ植えしたものだった。

そして数本を引き抜いたあと苗を見てみてみると、どの苗がどのタイプだったか正確には分からなくなった。
現在の状態はこんな感じだ。
今見えている苗がどのタイプの種芋だったのか?になった。 
今年は、実験中止にしよう。これからは食べるための収穫だ。
奥の方はパオパオトンネルの中で育つブロッコリー。
という事で、種芋に色々なタイプのものを使った今年の里芋栽培実験は失敗だ。

今年の里芋栽培および実験の反省点をまとめてみると
1)里芋の親芋の保存状態が悪かったものがかなりあった。保存状態の悪い芋では育ちが悪くなるのは避けられない。
やはり土の中で保存するのがベストのようだ。
2)植えた里芋の種芋の側にどんな種芋を植えたかわかる名札を立てよう
3)里芋は育つ期間の乾燥を嫌うようだ。来年はマルチを掛けてみよう。
4)芋虫は特に苗が成長する時期には影響があるようだ。気を付けよう

これらを改善させて、来年は再実験だ。
苗の数はあるので、来年の種芋に使うには十分な親芋が確保出来るはずだ。

もちろん、今年の里芋は実験失敗だけでなく、恐らく収穫量も昨年に及ばないだろう。
それでも、この時期の里芋、みそ汁に入れても煮物でも最高の食材である事に違いは無い。
来年は実験の成功と、より立派な収穫を期待しよう。

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