2016年6月30日木曜日

2016年6月の菜園&シマミミズ君

6月は夏野菜の収穫が忙しかった。
まず、上旬の白ズッキーニは恐ろしい程の収穫量だった。
ただ、6月後半は雨続きで、一気に減速した。
6月初めの収穫はお祭り騒ぎ
だが、実は付かなくなっても、苗の方はまだ広がりつつある。
去年と同じように、梅雨が終わって、また復活してくれるとうれしい。

デストロイヤーの収穫も楽しかった。
長さ、16cm強はこれまででも最長。
残念ながら重さ記録は出なかった。

また、日々色々な野菜が採れ、野菜リッチな生活が続いた。
この頃の野菜の消費には、低速ジューサーも大いに活躍している。
低速ジューサーでは、ほとんどの野菜をジュースにしているが、ジャガイモやズッキーニ、カボチャなども生で使えるなんて思ってもいなかった。

アーティチョークは昨年よりは数多く花が咲いた。
でもこんな小さな苗で花を付けるとかわいそうな気がした。
40cmほどの小さな苗に、それなりの花を付けていた。
また、花を付けた苗は花後にほとんどが枯れている。
枯れた花ガラは、逆さに吊るして乾燥中だ。
これらの花ガラから種が採れるとうれしいのだが。。。

アーティチョークの花園を作るためには、種採りが不可欠のようだが、果たして種は取れるだろうか?


果樹園では、上旬に梅の収穫が終わった。
今はいい感じで梅酢が出ている
来月始めには、種から育てた紫蘇が加わりそうだ。

スモモも、低速ジューサーのお陰で今年は無駄なく収穫出来た。
ミカン類や富有柿、渋柿は今のところ順調に実を付けている。
先月花を付けたオリーブは残念ながら実は付けなかった。
この辺に花がいっぱい咲いていたのだが。。。
楽しみは来年に持ち越しだ。


それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
ミミズ小屋は現在7個、今月もミミズ君の活動が活発になってきているが、環境悪化に注意しながら餌を与えている。

まずは、マンションの踊り場に置いている3個のミミズ小屋
金子3段/15バケツに2杯分あったのだが、ミミズ分別が面倒で、バケツ1杯のみ収穫、極めて上等堆肥、。大人ミミズ君中心に1000匹くらいだろうか、受け皿の方への逃亡ミミズも200匹くらい居た。中段上段にもかなりのミミズ君が居る。やはり、この小屋のミミズ君は満杯状態に近づいている。今月は液肥の量もかなり増えた。これはズッキーニや低速ジューサーの野菜果物カスなど与えた餌の中に水分量が多いものが多かったためだろう。
箱3段/1堆肥極めて上等、バケツ2/3杯。受け皿には150匹青年。下の段は800匹くらい子供〜青年ミミズ。大人ミミズは上段や中段にも多い。餌は落ち梅中心に出来そこないズッキーニなど。
バケツ3段/7下段には500匹くらい大人ミミズ。受け皿にはミミズ君100匹、液肥は全くない。中段上段にミミズ君の移動良好。堆肥は良好バケツ1/2杯。餌は落ち梅多量。
次に畑の側に置いている4個のミミズ小屋だ。
どんぶり1号/2堆肥は上等バケツ1/2杯。下段には大人が約400匹、受け皿にも大人ミミズ200匹。中段上段にも移動良好。餌は、落ち梅など。
どんぶり2号/7下段にミミズ300匹、ほとんどが大人ミミズ。受け皿に100匹。ミミズ君の中段上段への移動良し。堆肥上等バケツ2/3杯。餌は落ち梅
どんぶり3号/10下段に大人ミミズが300匹、受け皿150匹。堆肥はバケツ2/3杯上等。餌は落ち梅、
ボックス3段/16堆肥は上等、バケツ1杯。ミミズは大人中心で約1000匹。受け皿にも大人約100匹。餌は落ち梅中心

次に、[観察小屋の現況報告]だ。
今行っている実験は、寿命実験のみで、5個の観察小屋がある。
私が世界最長寿命のシマミミズと思っている、観察小屋1号のミミズ君が4年という寿命記録を樹立したのは嬉しかった。
この時期、赤ちゃんや子供が多く見られた。
もちろん観察小屋から除外したが、この時期がシマミミズの最大の孵化シーズンであるのは間違いない。
54匹寿命実験1年目(6/1)。最長寿命記録を毎回更新しているミミズ君は5匹のまま。卵胞が20個も見つかったのには驚いた。
50匹寿命実験231ヶ月半目(6/27)25匹(50%)変わらず。妊娠みみずもそれなり。平均寿命2位の記録を更新中。
35匹寿命実験326ヶ月半(6/9)35匹(100%)、100%の生存率の生存期間を更新中。
50匹寿命実験430ヶ月目(6/16)ミミズ君は21匹(生存率42%)。とても元気。卵胞は60個くらい。赤ちゃんと子供が6匹。
40匹寿命実験53年目(6/20)28匹(70%)で平均寿命の記録更新中。子供と赤ちゃんで60匹も居たのにはびっくり。

2016年6月29日水曜日

この時期の果樹園:かろうじて、7個の実が残っていた晩白柚。

こちらは最近収穫した白ズッキーニ
白ズッキーニの収穫量はこことところ一気に減速しているのだが、最近採れる白ズッキーニはちょっと面白い。
なぜか立つのだ。
手前から、球形カボチャを転がしたら、さながら野菜のボーリング場だ。
こちらは、採り忘れで大きくなったハイブリッドと思われるズッキーニ
これは種採り用にしてもいい大きさだが、まだ6月のうちに種採りはしたくない。
重さは2kg以上あった。
味の方が気になったので、さっそく輪切りを焼いてチーズを載せて食べてみた。
もしかして、カボチャの味になっているのでは?と思ったが、やはりズッキーニの味だった。


さて、梅の収穫が終わったあと、しばらく果樹園に寄っていなかった。
今日は、先日摘果した晩白柚がどのくらいの実を残しているか見てみたかった。

こちらは5月中旬に花を房様に付けて、そこに多くの実を付けていた晩白柚。
これは5月中旬の写真。晩白柚は花も大きい。
花びらが散ると、そこに1個づつ実が残る。
花の房に出来た多くの実はほとんど自然に落ちてしまう。
ただ、昨年は全ての実が落ちて、収穫ゼロ。で、今年は先日摘果した。
こんな房に、1個だけ実を残したのだ。


そして、こちらが今日残っていた晩白柚の実
ここに残った実が、先日の摘果効果があったものかどうかは不明だが、今付けている実は元気そうだ。
摘果の効果があったことを信じたい。
数は少ないが大きさは、この時期にもう5cmくらいになっている。
もうこれ以上、数を減らさないでほしいのだが。。。

今のところ7個くらいの実が、残っている。
10個以上の実を残したつもりだったが、やはり幾つかは自然落下したのだろう。

晩白柚以外のミカンはどの木も、実をたくさん付けていた
大きさは2cm前後といったところだ。
こちらは八朔の実。
ここにいくつかあったと思われる実は自然落下して1個残っている。
ミカン類は基本的に摘果は必要ないのかもしれない。

一方、去年不満足な収穫に終わった富有柿は、今のところ順調だ。
今のところ虫が付いたり、自然落下したりしていないようだ。
遠くから見ても、今のところ、いっぱい実を付けている。
富有柿の場合は、木を弱らせないため、また大きな実を成らせるためには摘果した方がいいのかもしれない。
そろそろ摘果してもいいのかもしれない。
今年は豊作を期待しよう。

ところで、今年植えた小さな苗にさっそく花を付けたオリーブには、実が付いていなかった。
それにしても、ワラビや雑草などの下草の元気は凄い。

収穫するものがない時は、どうしても放りっぱなしになる果樹園。
今年は、柿の摘果する際に、筋肉トレーニングを兼ねて枝切り鋏で草刈りでもやっておこう。

2016年6月28日火曜日

トマト;この時期に背が高くなってきた苗の誘引や、弱った苗はどうしよう? 『バン』の親子?

長雨が続く。
こんな時も、水鳥は元気だ。
こちらはバンの親鳥
こちらは羽根の色やくちばしの色が違い、ちょっと小さい。
若鳥だろうか
親鳥と思われる鳥は、水田の中を餌を求めて元気に歩き回り、若鳥の方は川の草陰近くの土手で様子を見ている。
若鳥は水田に降りた時、何か恐い思いでもしたのだろうか?


さて、こちらは赤い実を付け始めたトマト
我が家では、ミミズ堆肥からの自然発生苗や、種を蒔いて育てた苗など、今年もある程度の数のトマトの苗を育てている。
先日から少しづつ、収穫が始まっているトマト。

トマトは側枝を芽掻きしながら、上の方に伸ばしている
トマトは背が高くなるのが早い。
この時期にもう1m50cmくらいになった苗もある。

もちろん、まだ背が低い苗もたくさんある。
こんな苗は、まだ何も慌てることはないのだが。。
プランターで育てている苗などは、まだ背が低い。

私は背が低いので、トマトの苗があまり背が高くなると収穫が難しくなる。
去年は、秋の時期になって背が伸びたトマトを地面すれすれに地を這うように誘引した。
すると11月まで収穫出来た。
ただ、まだこの時期、トマトの周りには他の野菜も多く、トマトを地を這わせるようなスペースはないのだ。
今の時期、早くも背が高くなってきたトマトをどういう風に誘引するか、ちょっと考え中だ。

ところで、トマトの苗の中に弱っている苗が1本ある。
我が家で唯一のミニトマトだ。
我が家のトマトの中で、この苗だけは買った。
ウィルスか何かの病気に罹ったのだろうか?
赤くなった実を数個は収穫したのだが。。。
長雨が悪さしたのだろうか?
いい感じで実を付けていると思った矢先、日に日に弱ってきた。
ただ、原因がよく分からないので、今は見守っている。
このまま枯れてしまうまで見ているのは、とても悲しい。

2016年6月27日月曜日

シマミミズの寿命実験第2弾31ヶ月半目は25匹(50%)で平均寿命2位の記録を更新中。オクラの初収穫。

この梅雨の時期、なかなか趣があるのがオクラの花
オクラの苗を植えた畝に、かなりの数の花が見えている。

オクラの花が咲き始めた、ということは?
見渡したところに、食べるのにはちょっと早過ぎる小さな実が見えている。
こんな小さな実が、いくつか見えている。
そこで、一つ二つ食べれる大きさになったものがないか。オクラの畝をくまなく見て廻った。
あった!
まだまだと思っていたオクラの、うれしい初収穫だ。
採れたてオクラは、もちろん生で戴くことになる。

こちらは、ちょっとオクラの花に似ている?グラジオラスの花。
この淡い色の花も、梅雨の時期によく似合う。

さて、平均寿命第2位の記録を更新中シマミミズの寿命実験第2弾
今日は31ヶ月半目のチェックだ。
堆肥はいい感じで出来ていた。
環境は少しウェットだが上等だ。
観察小屋の内容を、他の容器に移すしたところ。
立派な堆肥と元気そうなミミズ君が数匹見えていた。
ミミズ君は、今回も25匹元気だった。
妊娠ミミズもこの時期にしてはたくさん居た。
夏に近づくと妊娠ミミズが減る傾向にある。
ただし、この観察小屋ではかなりのミミズが妊娠していた。
やや大きめの赤ちゃんが2匹、卵胞は50個くらい。

1匹でも減ると、平均寿命の記録が途切れるこの観察小屋の実験。
今月も31ヶ月半で、平均寿命2位の自己記録を更新した。
来月も記録を伸ばせるように期待を込めて、餌としてはデストロイヤーのクズとナスを与えておいた。

2016年6月26日日曜日

アーティチョーク、コリアンダー、ディルなどの種採りはうまくいくかな〜?立花山の麓のアーティチョークの園がなくなったのは寂しい。

我が家のアーティチョーク。
先日まで咲いていた、第1陣のアーティチョークの花が枯れて、第2陣の花が3輪咲いている。
しかし、どの花も小振りだ。
この花は色も少し薄め。
栄養不足の感じだ。
こちらは、まずまずの大きさだが、第1陣として咲いていた花よりは小さい。

去年はうまくいかなかったアーティチョークの種採り。
今年は、花を楽しむのもさることながら、何とか種を収穫してみたいと思っている。
でも、今咲いている花の大きさでは、難しそうな気がする。

先日咲いていた花は、今ではこんな姿。
でも、花の大きさはこの枯れた花が一番大きかった。
一番元気だったアーティチョークはモグラ被害にあった。
このアーティチョークの苗は、花が枯れるとともに倒れた。
どうやらこのまま終わりそうだ。
で、この茎を切って家に持ち帰り、枯れた花を部屋の中で吊るしている
このまましっかり乾燥させて、種が出来ているかどうか確かめるつもりだ。
隣に吊るしているのは、昨年収穫したレモングラス。
育てるのも私にはかなり難しいアーティチョーク。
果たして、種採りは期待通り出来るだろうか?


ところで、こちらは5月の終わりにきれいな花を付けていたディル
1年草のディル、葉も花も大好きになったので、こちらも何とか種採り出来ないかと思っている。
今では、枯れた花の一部はこんな感じになって来た。
へ〜こんな感じで種を付けるんだ。
で、花ガラを枝ごと切り取って、容器の中に逆さにして入れている。
乾いた種から、パラパラと落ちているようだ。
この種から芽が出てくれると嬉しいのだが。


一方こちらは、容器の中で乾かしているコリアンダーの種。
アップしてみるとこんな種が付いている。
コリアンダーは種蒔き用の種はまだ種袋にたくさん残っている。
今回の種の収穫は種蒔き用としてでなくではなく、石臼で潰してスパイス用パウダーを作ろうと思ったのだ。
ところが、乾いた種をいくつかつまんでみるとこんな感じ。
すっからかんで、種は入っていなかった。
コリアンダーの香りはするが、こんな種袋を潰してスパイスとして使えるのかな?
ダイコンの種は、土嚢袋からの収穫がうまくいったが、コリアンダーの場合は土嚢袋ではうまくいかなかったみたいだ。

初めて挑戦している、アーティチョーク、コリアンダー、ディルなどの種採り。
せめて、アーティチョークとディルだけでも、うまくいくと嬉しいのだが。。。


ところで、今日立花山に登ったあとに、私が目標にしていたアーティチョークの園がある菜園を見てきたが、アーティチョークの姿が全くなかった。
こちらは2年前の6月末、立花山の麓にある菜園での写真
この花の姿が、私がアーティチョークを育てようと思うきっかけで目標だった。
昨年までは、同じ時期に背の高いものでは、2m程の高さの苗に花が咲き乱れていた。
こちらも2年前のこの時期の写真。何とも元気いっぱいの花だ。
この花が、今年見れなくなっていたのにはカッガリだ。
その菜園は、半分が宅地化のためか整地され、菜園部分が狭くなっていたのも関係あるのだろうか?
塀の中を詳しく覗いてみることはしなかったが、花どころか見える範囲にアーティチョークの苗は全く見えなかったのだ。
とにかく、あのアーティチョークが見れなくなったのは寂しい!!
こちらは今日の立花山。
休日に雨の日が多かったので、久しぶりの山歩きが気持ちよかった。

2016年6月25日土曜日

落花生、自然発生苗などを移植。

今日は、夕方になってやっと天気回復。
久しぶりのきれいな夕焼けだ。

菜園の側では、シマトネリコとヤマボウシの白い花がきれいだ。
シマトネリコ、今満開だ。
ヤマボウシも、これまでになくたくさんの花を付けている。


さて、こちらは先日も報告した、落花生の自然発生苗
昨年落花生の苗はこの場所に植えていた。
マルチと防草シートの僅かな隙間から自然発生苗が生えてきた。

そしてこちらは、マルチの長さが足りず、マルチのかかっていないところ植えていた落花生の苗2本
元々元気のない苗を植えたためか、かなり育ちが悪い。
こちらの苗は、周りの雑草やカボチャの苗に責め立てられて、今後の育ちが危うくなっている。

これら3本の苗はこのままでは可愛そうだ。

で、ジャガイモを収穫して空いて間もない畝に移植した。
もちろん、この時期はマルチを掛けての移植だ。
ここなら、3本の苗も思い切り大きく育っても大丈夫だ。
花が咲き始めたこの時期、マルチに開けた穴はかなり大きめだ。
今後さらにこの穴を広げていくことになるだろう。

一方、白ズッキーニの畝の間に植えていた10株以上の落花生の苗も、順調に成長している。
今のところ、気になるには畝の周りの雑草?
それよりも白ズッキーニが越境侵犯してその影になることの方が気がかりだ。

今年の落花生、自家採種種からの予定より多めの苗、さらに自然発生苗まで加わった。
これらの苗が順調に育つと、この秋には生落花生の塩ゆでを食べる機会が増えそうだ。