2013年10月31日木曜日

10月の菜園&みみずくん(まとめ)

涼しくなった10月は思わぬ台風の影響に振り回された月でもあった。

先月のミミズ小屋のチェックでは
この夏の暑さで多くのミミズ小屋でミミズが大幅に減少していた。
そこで、今月はミミズ小屋の整理
順調にやってはいるが、寂しさは拭えない。

今回のミミズ減少の原因としては、暑さや乾燥が一番の原因だが、ミミズ小屋が多すぎて自己管理出来る範疇を越えたしまっていたということも一因として挙げられる。
これは大きな反省点だった。
そこで、数の減ったミミズ小屋を統合して
自己管理が出来る範囲でミミズ飼育をおこなうことにした
それで、これまで最大14個あったミミズ小屋を、今月は自宅で3個、管理小屋で5個の計8個にまで減らした
最終的には計6個くらいにまで減らした方がより管理はうまくいくのかもしれない。
今後の検討課題だ。

さて、の方は、台風に、予想以上に影響は受けた日や、逆にとても心配していたのにそれほど被害がなかった日など、ちょっと振り回された感じだった。
野菜たちは、強い風にも何とか耐えたという感じだ。

この時期、夏野菜の撤収はほとんど終わった。
今、春植え野菜で残っているのは、ツクネ芋とウコンとゴボウくらいだ。

収穫の方はこの時期、葉っぱ野菜やダイコンの収穫が始まっている。
こちらは種を撒いて1ヶ月にもならないミズナ。
もう収穫出来るようになった。


自然発生の苗から冬瓜は次々に収穫出来て、先日収穫が終わった。
同じく自然発生のゴーヤの方も10月中旬に収穫が終わった。
食べ切れなかったゴーヤはブレンド用のゴーヤ茶になった。
スライスしたゴーヤを乾燥すると、ちりめんじゃこみたいになった。


一方、ガラ袋やダストボックスで育てているゴボウだが、先日のガラ袋からの
収穫は満足いくものだった。
残っているゴボウは11月の終わりまで収穫出来そうだ。


サツマイモは少しづつ収穫している。土嚢袋のサツマイモもサイズが次第に大きくなってきた。下の写真左は最近の土嚢袋からの収穫サツマイモ。
最近収穫のサツマイモとツクネ芋、どちらもこの時期に来て20cmを超えてきた。
大きいものが収穫出来ると、思わず写真に収めたくなる。

ところでこの時期、畑にはまだモンシロチョウが居る。
アオムシは、アブラナ科の野菜が大好物だ。
それでこの時期、葉っぱ野菜のアオムシ対策をおこなった。
パオパオも活躍しているが、土嚢袋用に円筒形のランドリーネットも使うようになった。
円筒形のランドリーネット、底を切り取ると土嚢袋をすっぽり覆う事が出来る。


虫と言えば、クロメンガタスズメの幼虫の飼育を始めていたが、蛹になったのを確認出来た。


うまく成虫の顔が見られるかどうかは、まだ?だ。


果樹園の方は、昨年のこの時期、富有柿をたくさん収穫した。
しかし、今年はなぜか実を付けなかったので、収穫がない寂しい秋の果樹園になった。
桃、栗3年、柿8年と言われるのが、我が家の柿は植えてまだ7〜8年。
まだ若くて、毎年実を付けるだけの力が備わっていなかったのだろう。

ところで植えたまだ4〜5年の渋柿が初めて実を付けた。たった2つだったが大事に吊るしている。
来年は富有柿が又豊作になる事を期待しよう。
渋柿の収穫も増えるだろう。
来年はブラブラぶら下がったたくさんの吊るし柿を見て楽しむのだ。


それでは、ミミズ小屋の現況報告だ。
先程も紹介したように、ミミズ小屋を統合して8個にまで減らしたので、先月までと小屋の番号などが変わっている、
[自宅管理ミミズ小屋]
金子3段:10/19堆肥収穫。どのミミズ小屋でもミミズ君の数が減少している折、ミミズ君のおおよその数と状態を見たかったので、どんぶり2段に移して分別するやり方を取らず、下段をそのままの状態で堆肥とミミズの分別をした。下段に大人青年子供合わせて800匹ちょっと居た感じだ。この小屋はみみず君がほとんど他の段に移動しないのでやはりチェック時は1000匹のミミズには居てほしかった。今回は青年が最も多かった。堆肥は上等でバケツ2杯半。堆肥の収穫量も多いため分別に1時間30分をかけてしまった。餌は、ゴーヤと冬瓜、それに冷凍キクイモなどを入れた。また日々余った野菜などを追加することになる。
箱形:10/1堆肥収穫、バケツ1杯上等。下段のミミズは50匹。餌は冷凍キクイモ、ゴーヤ、ナスなど
バケツ3段(緑):10/22チェック堆肥完熟。餌は全て食べられている。新しい餌は冬瓜。下段に残ったミミズ140匹くらい。液肥溜めには液肥なし堆肥あり、ミミズは40匹元気。

[ミミズ管理部屋]
 ここは最近ミミズの減少が最も著明だった管理場所だ。部屋の中にはほとんど日は当たらないのだが、この夏、気温はかなり上がっていたのだと思う。
ミミズ小屋は、合体させた「どんぶり1〜4号」と以前からの「ボックス」の5個になった。どれとどれを合わせたのか自分でも分からなくなったが、とにかく寂しい合体作業だった。個々の小屋のミミズ君や堆肥収穫状況は来月からぼちぼち報告しよう。
それでも、合体作業の際、それなりの堆肥収穫はあったように思う。
新しい全ての小屋はこれまで通り3段重ねだ。
どんぶり1号:今月分の堆肥収穫は終わった。
どんぶり2号:今月分の堆肥収穫は終わった。
どんぶり3号:今月分の堆肥収穫は終わった
どんぶり4号:今月分の堆肥収穫は終わった。


ボックス型:10/16前回より水アブは減っていた。下段に100匹くらい、分別時間30分で切り上げ、収穫バケツは2杯。


観察小屋の方でも30匹の寿命実験が0匹となり終了。これも暑さと乾燥のための実験失敗だ。新たに設定した寿命実験を含め6つの実験進行中。
54匹寿命実験1:10/6 16ヶ月目83%(45匹)5匹は痩せたミミズ。卵100個以上、秋の繁殖期?
50匹寿命実験2:16ヶ月目(10/11)何とこの観察小屋だけは50匹(100%)生存。
92匹寿命実験3:15ヶ月目10月12日65匹70%だったものが10月25日→2匹、数激減の原因は老衰も一部にあると思われるが環境悪化が主因?
38匹寿命実験4:10月14日小さな赤ちゃんを集めて1.5ヶ月目として新たにスタート
40匹寿命実験5:4ヶ月目(10/19)39匹(98%)
8匹繁殖実験:6ヶ月目(10/16)28匹

来月は、秋野菜がいっぱい収穫出来るに違いない。
ミミズ小屋は数を減らしたのでしっかり管理していこう。




2013年10月30日水曜日

ツクネ芋、やっと本格的収穫だ。傷つけないでツクネ芋を収穫する方法。

今年はツクネ芋がとても元気に育った。
9月の畑、今年はウコンとツクネ芋が元気に育っていた。

上の写真のように、茂った蔓葉を見ると、少し早くても食べれる大きさの芋は出来ているだろうと思った。
そこで、9月の下旬に2本ほど試し掘りをした。
しかし、その時点ではまだ芋は小さく、いわゆる種芋サイズ。とても食べれなかった。
続いて半月後、10月上旬に、どうしても食べたくなって、また1苗掘り起こした。
下の写真の様に何とか食べれる10cm強のサイズの芋が2個。
これじゃまだ、掘り起こすのはかわいそうだ、


さて、それからまた半月ちょっと経った。
もうそろそろ本格的に収穫出来る時期だろう。

もちろん、まだ全体を収穫する時期ではないのだが、今回は元気の良さそうな1苗(下の写真)を掘ってみた。
今日はこのツクネ芋を掘る事にした。
ツクネ芋は大好きなので、かなり前から作っていて種芋を毎年残して使っている。
収穫する芋の状態は、その年々によってまちまちだ。
今の畑になってからは今年が2回目の収穫だ。

ところで、ツクネ芋はとても柔らかい。
ジャガ芋などでも収穫時に芋を傷つける事があるが、ツクネ芋の収穫の時はしばしば芋を傷つけていた。
一番、傷つける頻度が多いいのは、芋を掘り起こすときだ。
特に大きな芋のときには、周りを掘っているつもりでも、芋に鍬が刺さってしまうのだ。

最近は少し学習した。
少しは芋を傷つけずに収穫出来るようになったのだ。
そこで、今日はこの芋の収穫風景を通して、私なりの芋を傷つけないツクネ芋収穫法を紹介しよう。

まず、蔓を地上から10cmくらいの所で切り離す
次に、芋からある程度離れた所を鍬で掘る。
そこから内側に手で土を落とすとツクネ芋の外側が顔を出す。

ツクネ芋の周りが全て顔を出したら、ここからは鍬で掘り起こすのではなく、芋の上に残した蔓を元の部分を持って、少しづつ揺らす。
そして、揺れが大ききなったら一気に引き抜く。
すると、芋が折れる事なく、土と一緒に引き抜ける。
引き抜けた芋の塊をひっくり返したところが下の写真だ。
写真は塊になった芋が引き抜け、それをひっくり返した所。
多くの芋が土と一緒に団子状態。芋は傷ついていない。
ここから一つ一つの芋を引き離すのには、ちょっとコツが居る。
うまく芋を引き離さないと、この作業でも芋を傷つけるときがある。
ツクネ芋には多くの髭が生え、これらが複雑に絡んでいる。
今度は、ツクネ芋のお尻を持って芋を少しづつ揺らしていく。
揺れと共に、周りの土が落ち、髭の辛みが緩み、芋をきれいに外す事が出来る。
下の写真が外した芋。

次に、髭を落とす時も、ちょっと要領が居る。
髭は頭からお尻の方向に生え、特に頭の方では密集している。
だからお尻の方からハサミで切り落とし。頭の方はざっくりまとめて切る感じだ。
要領が良くなって、こんな作業も手短に出来るようなった。
下の写真は、髭を落として、食用、10cm以下の来年の種芋用、さらに小さいミミズ君の餌用に分別した所。
容器の中に8個、右下に大きめの芋が2個、これが食用になる芋だ。
右上には種芋にする小さめの芋が見えている。
右下の大きい芋のサイズは20cm強あった。
と言う事で、素人の私だが、ツクネの収穫法がちょっと上手になり、今日は今年初めての満足出来る収穫となった。嬉しかったので、少し詳しく紹介させて頂いた。

これから12月にかけて芋はもっと大きくなるはずだ。
大きな芋が掘れると、なぜかとても幸せな気分になるのだ。
大好きなツクネ芋、これからしばらく収穫を楽しめそうだ。


さて、先日収穫していた長芋と、今日収穫したツクネ芋を“とろろ”で食べ比べしてみた。
我が家での評価は、全員一致でツクネ芋の勝ち、だった。
ちなみに、我が家のツクネのとろろの食べ方は美味しい醤油を垂らすだけだ。
とろろと醤油は決して混ぜない方がいい。
そして、お気に入りのかけ醤油はこれ。


やっぱりツクネ芋は粘りも凄く、味もいいのだ。


ところで、大根おろしは英語で“grated daikon radish”と言うらしい
近いうちに、外人の知り合いに合うので、ツクネ芋とショウガのお裾分けをしようと思っている。
おろして“とろろ”で食べる方法など、食べ方をいくつか英語で説明したいのだが、英語力不足でうまく説明出来そうにない。
写真でも持っていって説明するのが意思伝達には一番良さそうだ。




2013年10月29日火曜日

キヌさや、スナックエンドウ、空豆の種植え。サツマイモの花。

キヌさや、スナップエンドウ、空豆は直植えも出来るが、ポットで育てて移植もOKとの事だ。
という事で、この時期にポットなどに種を植えて、12月にサツマイモを収穫した後地にこれらの苗を6本づつ植えようと思っている。

先ずこれらの種の中で最初に植えたのが空豆だ。
昨年の余り種で、大きいものから10個を選んで植えてみた。
植えたのは10日程前だ。
空豆を植えて1週間で芽が出てきた。空豆は植えるといより2/3を挿す感じだ。
これが種を刺して1週間程して出始めた空豆の芽。
さらに、それから4日。芽出し状況は順調のようだ。
12月になったら、ここから畑に植える6本の苗を選別するつもりだ。
この感じだと、どうやら6本は確保出来そうだ。
ところで、空豆の芽の出方は中々面白い。
いわゆる双葉が種の中で割れて、その横から本葉が伸びてくるのだ。
種の中で割れて白く見えるのが双葉で、緑色して伸びてきたのは本葉だ。
肉厚の双葉に、本葉が成長するのに必要な栄養がたっぷり蓄えられているらしい。
だから使う種は出来るだけ大きいものを選んだ。



そして、次に種を植えたのがキヌさやとスナックエンドウ。

実は昨年キヌさやとスナップエンドウをほぼ同数種を植え、それぞれ4本づつを畑に移植したつもりだったが、なぜかほとんどキヌさやばかりが出来ていた。
葉っぱが似ているので、苗の段階で間違ったのだろう。

土は種まき専用の土にミミズ堆肥を混ぜている。
今年はキヌさやとスナックエンドウの種を、1ポットに2個づつ、それぞれ6ポット植えた。
こちらも12月畑に移植予定だ。今年は植え間違いがないように芽が出たものは全部植えよう。
キヌさや、スナックエンドウは植えて4日が経つがまだ芽は出てきていない。

ところで、これらの豆の植え付け場所は連作はよくないとの事だ。
また、タマネギの後に植えるのもよくないとのこと。
サツマイモの後なら問題ないとのことだ。

そこで12月に、大丈夫とされるサツマイモ収穫後の跡地にこれらの苗を植えようと思っている。
しかし、ちょっと心配な事がある。
というのは、我が家のサツマイモは、豆の植え付け場所としてはよくないとされるタマネギ収穫後の後地に植えたものだ。だから、タマネギを収穫して半年も経たないうちに豆を植えることになるのだ。

豆類は元気な植物なので心配ないとは思うのだが、本当に大丈夫だろうか?


ところでこちらはサツマイモの花。初めて見た。

そういえば、サツマイモはヒルガオの仲間と聞いていた。
この花を見れば、なるほど納得だ。






2013年10月28日月曜日

奥手の冬瓜、11月も近づいたので最終収穫にしよう。1種類の冬瓜の種からなぜ2種類の形が出来た??

通常冬瓜の収穫は10月の終わりまでだそうだ。

こちらは、8月末ウコンに巻き付いていた冬瓜。
この頃は日に日に蔓を伸ばし、勢力を広げていた冬瓜。
同じく8月末、こちらはツクネ芋に絡み付いていた冬瓜。
この頃から花は咲いていたのだが、実は全く見えなかった。
ある時期までは蔓や葉だけ元気で、花はボチボチ咲いていたが、もう実は付けないのかと思っていた。
しかし、9月初旬からやっと実を付けるようになった。
我が家の冬瓜は「奥手」だったのだ。

その後は、次から次に実を付け始め、それらがどんどん大きくなった。

自然発生苗と雑草地の土嚢袋に植えた冬瓜で、これまで食べる分とお裾分けでそれなりの収穫を得ていた。

しかし、最近の台風接近の影響もあったのだろうか?2つ程腐れ始めているものがあった。
お陰で冬瓜大好きなミミズ君は、今年の初物に大喜びだったようだ。

残っている冬瓜も、もうすぐ11月なので腐れ始める前に収穫したほうがいいだろう。
確かに下の写真のカボチャ立体栽培用の竹の棚にぶら下がっている冬瓜はもう茎、葉ともに枯れている。
こちらの冬瓜の形はかなり細長い。
一方、別の場所ではスイカorだるまを思わせるような形の冬瓜が出来ていた。
こちらは茎葉ともにまだまだ元気で、収穫は先でいいと言っているようだった。
しかし、最近急に朝晩冷えてきた。早めの収穫が正解だろう。
という事で、一昨日我が家に残っている冬瓜を全て収穫した。
成っているときから気付いてはいたが、収穫してみると冬瓜の形が明らかに2種類に分かれた。

 下の写真がだるまを思い起こさせる形の冬瓜。
これらの冬瓜、直径20cm以上あったのでまずまずのサイズだと思う。
下の写真の、かごと土嚢袋に入っている冬瓜は細長い。
かごの中は畑で収穫した細長い冬瓜。形の違う冬瓜が同じ種類の種から育ったとは不可思議だ。
土嚢袋の中には自然発生苗を雑草地の土嚢袋に植え直して。そこで育った冬瓜が詰まっている。
ここにあるだけで冬瓜は全部で25個くらい。自然発生苗の生命力は大したものだ。
これだけの冬瓜があれば、お裾分けもたっぷり出来る。
もちろん、また保存中に少しでも傷んできたら、みみず君が大喜びする事になるだろう。

ところで、今年の冬瓜がなぜ2つの異なる形になったのかが分からない。
ぶら下がっているものが細長くて、地面にあるものが球形ということではなかった。

下の写真は、昨年冬瓜をいっぱい頂いて、人間が食べきれなかったあまりだ。
米袋一杯の冬瓜がみみず君の餌になった。
昨年頂いた冬瓜。こちらはすべてがみみずくんの餌になった。
この時頂いた冬瓜全てが、下の写真のような形で、今年我が家で出来た2種類の形の中間的な楕円形のものだった。
だから、昨年ミミズ君の餌になったのはこの楕円形のタイプだけなのだ。
しかし、今年収穫した冬瓜にはこれと同じ形のものがほとんどなかった。
強いて言うならば、雑草地の土嚢袋で育った細長いタイプが形的には最も近かった。

ミミズ君の餌になった時点で種の性格が変わったとは思えない。
不可思議な事があるものだ。




2013年10月27日日曜日

ガラ袋での長いも収穫。雑草地ではゴボウはダメだったが長いもは強かった。

さて、この写真、何だか分かる?
太めのゴボウのようにも見える。
これは実は長芋なのだ。
雑草地のガラ袋でゴボウを植えていた所の側のガラ袋に植えておいたものだ。

今年の野菜作りの目的の一つにガラ袋でのゴボウ作りがあった。

先日も紹介したが、畑の側に置いたガラ袋では納得のいくゴボウ収穫量が続いている。
ところが、雑草地にもガラ袋を置いていたのだが、こちらのゴボウの収穫はごく僅か。
この雑草地のガラ袋にゴボウを植えた。
十分深く掘り返して笹竹の侵入を防いだつもりだったが、甘かった。
ゴボウの収穫はごく僅か。このすぐ側に長芋を植えたガラ袋が一つあった。
ゴボウは雑草や笹竹に力負けしたのだ。

同じ環境で、同じガラ袋の中でも、何とか食べれる程度の収穫があったのが上の写真にある長芋だ。
この種芋を植えたのは4月のはじめ頃だったと思う。
何かのついでに買った長芋の種芋があったので、雑草地のガラ袋に植えていたのだ。
15〜20cm程の種芋が3本入っていた。
夏頃、見に行ったときには、蔓や葉が雑草に混じって伸びていた記憶がある。

先日、雑草地の冬瓜を収穫した時、伸びていた蔓や葉は見えなくなっていた。
ン〜?と思い、長いもの種芋を植えていたはずのガラ袋をひっくり返してみた。
出てきたのが上の写真のような長芋だ。
長芋は山芋(自然薯)の親戚だ。
やはり、雑草地の中でも生き抜く力が備わっているのだろう。


ただ、収穫した芋は、売り物で見るような立派な長芋ではない。
ゴボウをちょっと太くした程度だ。
しかし間違いなく食べれる。
写真をアップしても長芋が太くなるわけではないが、ちょっとアップしてみた。
ゴボウは先端の方が細くなるが、長芋は先端部分が太くなっている。
ゴボウ以上に折れ易いものなので、ガラ袋で育てるというアイデアは正解だっただろう。


このうち細い3本は来年の種芋として雑草地のガラ袋に埋め戻す事にした。

細い3本といっても昨年買った種芋よりは大きい感じだ。
また来年も今年と変わらない、または今年以上の芋の収穫が出来る事を楽しみにしよう。

さて、下の写真は今日の古処山。
日本も北の方からどんどん紅葉が始まっているが、この辺の山では紅葉はまだまだのようだった。

2013年10月26日土曜日

土嚢袋があるのに衝動買いした野菜を育てるための袋。意外にいいかも?

手前に見える円筒形の袋。苗屋さんで350円で売っていた。
先日、衝動買いをした。ささやかな衝動買いだ。



この袋を買ったのは2週間前、セロリの苗を買おうと苗屋さんを見ていた時に目に留まったものだ。
一袋350円で、3年持つと聞いて衝動買いだ。
土嚢袋は大体1年、うまく使えて2年だ。

この袋、耐用年数以外に土嚢袋を越える何かがあるだろうか?
形は安定している。
深さはほとんど変わらない。
実際土を入れてみると土嚢袋の2倍近く入った。
案外これはいいかも?
衝動買いしたものは、何を買ったにせよ、いいものを買ったと自分で信じたくなるものだ。



そこで、まず植えてみたのはダイコンだ。
近くにダイコンが入った土嚢袋が3袋(1袋は腰水法)ある。
種を植えた時期は3週間程ズレていると思うが、出来るダイコンの大きさを比較するのに丁度良いだろう。
種は「秋の夢」と書かれた同じ種袋のものを使っている。

この新しい筒形の袋に種を植えて1週程でダイコンの芽が出てきた。
中々いい感じだ。

育ちの遅い芽3本は引き抜いて、そこに又種を撒いておいた。
この容器で8本のダイコンを育てるつもりだ。
さらに1週間が経った。
育ちの悪い芽を引き抜いて植え直した所からも新しい芽が出てきている。
ここからは育ちは早いだろう。
見て分かるように芽は太陽の方(写真では右手)に向かって伸びる。
この袋には持ち手が付いているので、土嚢袋より回転させ易い。これは利点だ。
一方、土嚢袋の利点は何といっても安いことだ。
近づいてみると、葉に小さな虫食いはある。
しかし、ここまで来たらこの後大きくなるのは早いはずだ。
本葉も順調に伸びている。
この袋に8本のダイコンでは少し窮屈かもしれないが問題なく育つはずだ。
一方、こちらは5週間程前に植えた土嚢袋のダイコン。3袋ともに順調に成長している。
ダイコンの種を植えた土嚢袋の3袋、今回種を撒いたものと3週間の時間差だ。
どの袋のダイコンも順調に大きくなっているようだ。
左の一袋が腰水法をおこなっている。
今の所、どの袋も育ちに差はないように見える。
植えた時期に差があるので当然、今回の円筒形の袋のダイコンは上の写真の土嚢袋より3週間遅れくらいでの収穫を予定している。

さて、円筒形の袋のダイコン。大きさ、形など土嚢袋より何か優れた結果が出るだろうか?





2013年10月25日金曜日

寿命?環境悪化?緊急チェックしたした寿命実験第3弾、シマミミズが何と2匹にまで激減。

シマミミズの寿命実験第3弾は今月12日にチェックしていた。
そして来月の同じ頃、次回のチェックを予定していた。

ところが、ちょっと緊急事態が起こった。
この観察小屋から予想外に多くの液肥が漏れ出し、しかも何となく臭い。
ウェットなだけなら気にしないのだが、ちょっとでも臭いと怖い。
それは、急激な環境悪化が予測される心配な状況なのだ。

さて、2週前にこの観察小屋をチェックしたときは、下の写真の様に全てが痩せたミミズだったが、まだ65匹が元気だった。
しかし、彼らが全て老衰ミミズなら短期間に更なる数の減少があり得るとは思っていた。
10月12日チェック時のミミズ君、痩せてはいたがまだ65匹居た。
次のチェック時にはある程度の数の減少は覚悟していたが。。。

そこで、数の減少に老化以外の他の因子が入らぬように、2週前には厳選した1ヶ月分の食事を与えていたつもりだった。
下の写真がその餌だ。
この餌で環境が悪化するなんて思いもよらなかった。
この餌で実験失敗ということになるならば、実験は難しい!ということだ。

ところが、下の写真が今日のもの。
写真では分からないが、内部環境がべちゃべちゃ状態、明らかにウェット過ぎる。
皿の上にしみ出した液肥は一回処理した後のもの。
皿には結構な量の液肥が溜まっていた。
ミミズ君の状態が心配になって、慌ててこの観察小屋を緊急チェックする事にした。
な、何とミミズ君は2匹にまで激減!
みみず君が全滅なら絶対環境悪化がその原因だろう。
しかし2匹だけ生き残っていたという所が逆に引っ掛かる。

仕方なく、観察小屋には絶対ウェットにはならないと思われる餌を入れ、2匹のミミズ君を入れた。何とかこの2匹には長生きしてもらいたいものだ。
2匹でこの餌なら数ヶ月分あるだろうが、もちろん1ヶ月後には2匹の生存を確認する。

 ところで、今回のウェットな環境の中には、以前見つけたフットボール形の蛹(後で小バエ=B−29と命名)とそっくりで、ひと回り大きな蛹を見つけた。
以前の小バエ(B−29)の蛹とそっくりの蛹。
色は同じだが、以前の蛹よりひと回り大きい、太めだ。果たして同種だろうか?
観察小屋の密閉された環境で、いつ頃、成虫が侵入して卵を産み落としたのだろう?大きな謎だ。

左の観察小屋には生き残っていた2匹がサツマイモなどの餌と一緒に入っている。
右の小さな瓶はフットボール形の蛹を入れた観察小屋。
孵化したら小バエ(B−29)なのか別の種なのか、一応確かめておきたい。
さて、今回の状況は
実験としては失敗?
それとも、本当にこの1年と4ヶ月半という時期が、一気に老衰ミミズが亡くなる時期?

今回2匹残ったミミズが数ヶ月生き長らえるなら、半月程で65匹→2匹の数の激減は環境悪化での実験失敗という事になるだろう。
もちろん、他の寿命実験をおこなっている観察小屋の状況も合わせて最終判断することにしよう。

それにしても、数ヶ月前まで93匹のミミズが生存率100%で皆元気にしていたのに、ついに2匹になった。
これはちょっと寂しいが、まだミミズの世界の話なので救われる?

2013年10月24日木曜日

ワインセラーとやらが必要?ワインの口から数本が液漏れ。

今日は台風の影響で全国的に雨みたいだ。
ちょっと肌寒く、用心しないと風邪菌が入ってきそうだ。

こんな日の夕食前は日本酒の熱燗が体があったまっていい。
私はそんなに酒が飲める方ではない。
すぐ酔っぱらってしまう。
しかし、酒は嫌いじゃない。
夕食前と寝酒の1杯が美味しいのだ。

寝酒としては焼酎をほぼ毎日飲んでいる。
好きな焼酎を買うためになら鹿児島までのロングドライブもいとわない。
屋久島に行ったときは必ず三岳を買うための行列に参加する。

ただ、これまでワインは余り飲んだ事がなかった。
余り美味しいワインにあたらなかったというのが正解かもしれない。

ところがいつの事だったか忘れたが、旅行帰りに羽田空港で寄ったワインの店で、初めて美味しいと思うワインに出会った。

それからは、時々その店からワインを送ってもらったりしていた。

ところが我が家にはワインセラーとやらがない。
ワインはクローゼット収納だ。
ワインは滅多に飲まないので、一度に12本程送ってもらうとしばらく枯渇する事はない

ただ、今年の夏は暑かった。
恐らくそれが原因だろう。ワインの口からワインが漏れていた!
調べてみると、夏場や極端に温度が高い場所に保管をすると、ワイン内のアルコールが膨張し、コルクの隙間から液漏れやコルクのポップアップにつながるとのことだ。
この液漏れ、暑さのためワイン内のアルコールが膨張したのだ。

これまで、数本がこんな状態で見つかった。こんな漏れてきたワインは質の低下が起こるのではと心配になった。
当然、こんなワインはすぐ口を開ける事になった。
飲んでみると味の変化は分からない。
逆にちょっと美味しくなっているような気もした。
お陰でこの夏から秋にかけては、ワインの消費量が少し増えた。

これからは寒くなり、クローゼット収納でもワインの保管に関して問題はないだろう。
しかし、来年の夏の事を考えるとワインセラーの購入も一考の余地ありだ。

ところで、今年の夏、生まれて初めてスイスに行った。
その時、レマン湖にそって走る列車の車窓から山の斜面に所狭しと植えられているワイン畑を見た。
よく手の入ったブドウ畑を感心して見ていた。
後で知ったのだが、そこはラヴォー地区という世界文化遺産になっているブドウ畑だそうだ。
もし、もう一度行く事があるなら、村のワインセラー(カヴォー)に立ち寄りつつ、飲んだくれながら、のんびり旅してみたいと思っている。

少しづつ味を覚えて飲むようになったワイン。
これから消費量が増えていくかもしれない。