2015年5月31日日曜日

2015年5月の菜園&シマミミズ

この時期の野菜は成長が早い。

大好きなズッキーニは黄緑色のものから始まって、最近は緑のズッキーニや花ズッキーニも収穫出来るようになってきた。

初めて育てた花ズッキーニは天ぷらにして食べたが、なかなか美味しかった。
白ズッキーニも6月に入ればどんどん収穫出来そうだ。

ジャガイモは順調で、今の時期は土嚢袋の男爵芋を収穫している。
デストロイヤーの方は来月中旬頃からの収穫になりそうだ。

キュウリは先日1本収穫したが、植えた中の2本の苗が病気してダメになった。
トマトやナス、シシトウ、ピーマンなどは来月から収穫が始まりそうだ。

豆類はキヌさや、スナップエンドウ、空豆、グリーンピースという順に収穫が終わった。
食べきれなかった分は少し冷凍保存になっているが、今年も丁度いい収穫量だったように思う。今はインゲン豆や枝豆が順調に成長している。

タマネギ、ニンニクは半分位収穫が終わった。そろそろ全てを掘り上げて軒下に吊るす作業が待っている。

第2菜園のキクイモは相変わらず元気。
キクイモの葉で作るお茶は、お裾分けしたい友人がいるので、例年より少し多めに作っておいた。
量が多いので、今年は保存法に工夫が要りそうだ。
米袋を小さくしたような紙袋があると一番いいのかもしれない。
キクイモ茶を作る時に出たキクイモ葉のエキスもペットボトルの中で保存しているが、少しづつお茶や焼酎にブレンドして使っている。これを飲むと、何となく体調が良くなるような気がする。

楽しみに育てているアーティチョークは6〜7本が順調に育っている。
もう少し育てたいので、更に先日種まきを追加している。
こちらは今日立花山に登った時に見た麓の畑にあるアーティチョーク。
もう紫の花が咲く寸前になっている蕾もあった。

ツクネ芋、里芋、ショウガ、スペインキャベツ、ロマネスコ、フェンネルなどはそれなりに育っている。塊茎を食べる予定のフェンネルは葉の方だけは今の時期に収穫し、レモンと一緒にお茶にしている。

小梅は順調に収穫が終わり、小梅漬けも順調だ。


大梅は1週間後の週末が大仕事になりそうだ。
ビワは今年ブリブリ実を付けているのだが、食べる方が追いついていない。
今年はスモモ(サンタローザ)も久しぶりに収穫出来そうだ。
レモンは先日最終収穫を行い、レモンチェッロ作りに挑戦している。
初めてのレモンチェッロ作り。
今はレモンの皮と96%のウォッカでしばらく漬け込み中。




さて、ミミズ小屋は現在7個
気候的にもまだ暑すぎず、ミミズ君の数はかなり増えているが環境は全体的にいいようだ。餌としては最近は落ち梅の割合が多くなっている
一方、雑草野菜ミミズコンポストは4個ある
どれも雑草や野菜クズがいっぱい入っているが、今月末には多量の小梅が餌として加わった。

それでは[ミミズ小屋の現況報告]だ。
金子3段5/1下段のミミズ君は大人中心にで1000匹以上。今回はこれまで何度か受け皿に逃げ出してきてミミズ君200〜300匹を上段に移していたが、どうやらこのミミズ小屋も満員御礼?収穫した堆肥上等。餌はほとんど残っていなかった。堆肥収穫はバケツ2杯。5/17今月2回目の堆肥収穫、バケツに2杯。下段のミミズ君は1500匹以上。ミミズ君が増え過ぎての環境悪化が恐かったので500匹程を雑草ミミズコンポスト1号に移動させた。
箱3段;5/14堆肥上等、バケツ1/2杯強。受け皿には200匹子供〜青年。下の段は500匹くらい子供〜青年。上段の方には大人ミミズ君が移動していると思われる。良好。餌は解凍梅、豆の莢、サニーレタスの葉など。
バケツ3段5/9下段には餌は残っていない。なのに800匹くらい大人〜青年ミミズ。受け皿には液肥はあるがミミズ君は居ない。上段中段にもかなり多くのミミズ君が居た。餌は解凍梅、キクイモなど。堆肥はバケツ1/2杯。上等

どんぶり1号5/12下段には大人中心で約250匹、受け皿には液肥がいっぱい、その中に大人中心に80匹。全て生きていた。卵胞は少ない、堆肥は上等だがバケツ1/3杯と少なめ。中段、にはある程度のミミズ君が居る。先月に続いて上段は少ない?餌は解凍梅。キクイモ、サニーレタスの葉、
どんぶり2号5/14下段にミミズ300匹、受け皿に50匹。堆肥上等バケツ2/3杯。中段にもミミズ君いっぱい上段にはなぜかミミズ君少なかった。餌は解凍梅、サニーレタスの茎葉。
どんぶり3号5/17 ミミズ君は下段に大人〜赤ちゃん500匹、受け皿には大人がが100匹。中段や上段にも移動した大人ミミズがいっぱい。堆肥はバケツ2/3杯上等。餌は解凍梅。ブロッコリーの茎葉。
ボックス3段5/19堆肥は上等バケツ1杯。ミミズは大人中心に800匹くらいだろうか?卵胞や赤ちゃんんもかなり多かった。受け皿は大人みみず100匹程。上、中段にも多くのミミズ君が移動していた。餌は解凍梅多めに。落ち梅。サニーレタス。

続いて[観察小屋の現況報告]だ。
54匹寿命実験135ヶ月目(5/1)ミミズ君は極めて元気で21匹。卵胞も50個以上。この実験、あと1ヶ月で寿命3年突破のシマミミズ君を見れそうだ。
50匹寿命実験218ヶ月半目(5/17)環境悪化!ミミズ千切れたりしたものたくさんあり。。卵胞は多かったが。25匹(50%)。
35匹寿命実験313ヶ月半(5/8)35匹(100%)、卵胞は100個以上。
50匹寿命実験417ヶ月目(5/14)。観察小屋の下2/3は環境悪化、ミミズ君は上部に逃げてきて29匹(生存率58%)元気。卵胞は100個以上あった。
40匹寿命実験523ヶ月目(5/24)37匹(93%)で変わらず、赤ちゃんミミズも20匹くらいいた。卵胞も200個くらい。
2匹繁殖実験211ヶ月目(5/25)110匹(55倍)。赤ちゃんを数えるのが嫌になった。来月が最終チェックだが赤ちゃんの数えるのが出来るだろうか?
8匹繁殖実験311ヶ月目(5/7)112匹(14倍)。とても元気、卵胞は300個くらいに増えている。赤ちゃんがいっぱい。数えるのが大変だった。こちらも来月が最終チェックだが数えるのに気合いが要りそうだ。
150個卵胞孵化実験5/27)6/10にチェック予定だったが、環境ウェットでこの時期急きょチェック。赤ちゃんは60匹。(不正確)卵胞60個(不正確)残っていたのはちょっと以外。ところで、卵胞孵化実験は今後はおこなわない予定(赤ちゃんを正確に数えるのが私には不可能なため)。

2015年5月30日土曜日

レモンを最終収穫。今年はレモンの皮で作る酒“レモンチェッロ”にも挑戦してみよう。

レモンの収穫時期は結構長い。
他のミカン類は、収穫を初めて収穫が終わるまで長くても2ヶ月くらいなのだ。
レモンは12月末から収穫をしていたから、もう5ヶ月以上も収穫を続けてきたことになる。
それでもこの時期、レモンは新緑が奇麗になり、花も付けている。

レモンの花が咲き始めると、さすがに残していたレモンもすべて収穫したくなった。

そこで、残ったレモンを全て収穫した。
去年まではレモンを使うのは料理焼酎に入れるのが主で、あとはレモン蜂蜜を作ったりしていた。
今年は先日このブログで紹介したフェンネルレモンがおいしかったので、レモン消費は例年になく進んだ。

それでも、今年もレモンは余ってしまいそうだ。
余ったレモンは昨年から、友人に教わった冷凍保存ですりおろしという方法で夏場などに使っている。レモンが収穫出来ない時期にも使えるので重宝しているのだが、冷凍庫にはまだ昨年のレモンがたくさんある。

そこで今年は“レモンチェッロ”を作ってみることにした。

まず、レシピを調べて用意したウォッカが凄い!
“Spirytus”という名のウォッカなのだが、何と、アルコール度数が96度もあるのだ。
96%のアルコール、当然火気厳禁。
そのまま指にでも付けたら、そのまま標本が出来そうだ。
この酒を作るにはレモンぶち切りにして、酒に付けるのかと思いきや、表面の皮のみを使うのだそうだ。
我が家のような無農薬、no waxのレモンにはもってこいの利用法なのだが、下の写真の様なレモン表面の汚れはちょっと気になる。
もちろん、皮を剥いたあとのレモンを捨てるのは勿体ない。
使える分はフェンネルレモンに、それでも残る分は冷凍庫の隙間に入れておこう。

ということで、我が家で作る“レモンチェッロ”、どんな酒になるのだろうか?
出来上がりを口にした時は、このブログでまた報告しよう。


2015年5月29日金曜日

密集して植えていたサツマイモの挿し穂、どうやら根付いたようなので掘り起こして移植。山椒の実が収穫時期を迎えた。

今日サツマイモの苗の移植をした時、山椒の実を確認した。
知らぬ間にいい感じで大きくなっている。
もうじき、ナスやキュウリなどの夏野菜が豊富になると、この山椒の入った味噌漬けを食べる機会も増えてくるに違いない。
もうちょっと置けば、実が大きくなるだろうか?
見た目はもう収穫してもいいように感じるが。。




こちらは、丁度2週間前に挿し穂したサツマイモ
紅あずま、鳴門金時、そしてパープルスィートロードがそれぞれ10本入った挿し穂苗を買ってきて、1本をさらに2つに切り分けて挿し穂した
それで、畑の狭いスペースに60本を植え付けた形になった。
今年初めて育てるパープルスウィートロードのいう芋に特に興味を持っている。

そして今日見てみると、葉の状態は元気だ。
恐らく、挿し穂は全て根付いているに違いない。
挿し穂したものは、皆立派な苗になっているみたいだ。

そこで、半分より少し多めに間引いてみた。
間引いた挿し穂は、どのサツマイモの挿し穂も、僅か2週間で十分根が付いていた
移植用に十分根が出た苗を確保することが出来た。
これなら移植しても元気に育つに違いない。

間引いた場所は、芋を育てるには狭いが水やりなど管理がやり易い場所
挿し穂して苗を育てるには丁度良かったと思われる。
残した苗がとても元気なので、ここに残した苗はもう移植せず、ここで育てて芋を収穫することにした
ただ、ここで伸びてきた蔓は切ってまた挿し穂として使う予定だ。
元々ここでは芋を育てる予定はなかったのだが、残った苗が元気いい。
これらの苗はこのままここで育てることにした。

そして、今年のサツマイモのメインの植え場所は下の写真の、空豆の収穫跡地と、タマネギの収穫跡地だ。
今日は手前の方に根付いた苗を移植していった。

タマネギはまだ1/3くらいしか収穫してないので、これらの収穫が終わったら、その場所にこれから伸びる蔓を切ったもので挿し穂をする予定だ。
奥の方のタマネギはまだ収穫が終わっていない。
タマネギを抜いたらあと30本くらいは挿し穂が出来そうだ。
今年のサツマイモの植え場所はこれで十分確保出来そうだ。
挿し穂も近いうちに終わるだろう。
挿し穂が終われば、あとは晩秋の収穫を楽しみに待とう


2015年5月28日木曜日

ズッキーニの花の天ぷらも旨い!余った小梅は雑草ミミズコンポストへ。

こちら、今日の収穫野菜やレモンの中に見えているのが花ズッキーニ。
真ん中に見える小さなズッキーニに花が付いているのが花ズッキーニ
このタイプのズッキーニを植えたのは今年が初めてだ。
まだ苗が小さく、花も実も小さめだがもっと大きくなるのだろうか?

最近ズッキーニは順調に収穫出来ている。
ただ、今の時期まだ花ズッキーニは出来始めたばかり。雌花の収穫は上の写真の1本しかなかった。
こちら花ズッキーニの雄花。


今日の夕食はやさいの天ぷらだったので、花ズッキーニ(雌花)だけでなく、花ズッキーニの雄花、それ以外の色々なズッキーニの花も雄花や雌花もごちゃごちゃに収穫して帰った。
こちらは黄緑ズッキーニの花 
こちらは白ズッキーニの花。
白ズッキーニはまだ収穫出来ていないが花の方を先に収穫した。
こちらは花を摘んだあとの緑ズッキーニ。
早めに花を摘むとこれからズッキーニの成長はどうなるのだろうか?

とにかく、天ぷらにしてもらったズッキーニの花は、花ズッキーニの雌花(実が付いた花ズッキーニ)以外、全くどの種類のものか分からなかった。


花ズッキーニの雌花や、開く前のズッキーニの花の天ぷらは、どの種類であれ予想通りなかなか美味しかった。
開いた後の花はさすがに美味しくないだろうと思ったが、中にはこんなヨレヨレ状態の花も混じっていた。
開いた花は持ち帰るとヨレヨレ状態。
天ぷらにしても美味しそうには見えない。
試しにこれも天ぷらにしてもらった。
これが、以外や以外、見かけから想像出来ない美味しさだった。
今日食べたズッキーニの花の天ぷらの中では、こんな感じに開いた花が一番美味しかった。
通常、ズッキーニの花の天ぷらにして食べるときは、花びらの中に肉類など色々な具を詰めるらしい。
今日は初めてだったので、蕾、開いた花などそのままの状態で天ぷらにしてもらった。
次回花を食べるときは、花の中に具を入れて天ぷらにしてもらおう。



ところで、先日漬けた小梅は順調にいっているが、その時余った小梅はミミズ小屋に分散して入れていった。
それでも、かなりの小梅が余った。
そこで、昨日はそれらの最終処分。残ったすべての小梅を雑草ミミズコンポストへ投入した。
雑草ミミズコンポストのシマミミズ君、いつもは栄養が少なく美味しくない雑草や硬い野菜の茎だけで耐えている。思いもよらぬご馳走で、しばらくは元気100倍になるに違いない。




2015年5月27日水曜日

リーフチコリーda campoの種を撒いてみよう。季節によるシマミミズの卵胞の孵化率の差をみることは諦めることにした。

下の写真は先日イタリアの土産にもらったリーフチコリーの種袋。
リーフチコリーには色々の種類のものがあるようだ。
頂いたのはda campoというタンポポそっくりの野生種らしい。
野生種なので育てるのは極めて簡単とのことだ
リーフチコリー はそのほとんどの種類が葉を食べるということだ。
この写真の葉っぱ、見た感じで美味しくなさそうだと思っていた。
調べてみると、このda campoという種類だけは根を食べるらしい。小さなゴボウみたいなものだろうか?
どんな風にして食べるのか?種の撒き時はいつか?など、分からないことばかりだったが、調べてみると少し分かってきた。
種袋の裏には撒き時は3月から8月までとされている。
調べたものの中には5〜7月が種の撒き時と記載されているものもあった。
ン!種を撒くには今がベストシーズンなのだ!

種まきの仕方は直播きで、その後間引きしていくがいいとのことだ。
ただ、最初の10日間土を乾かさないように灌水する必要があるということで、我が家での直播きは不可能と判断した。
そこで、午前中水に浸けておいた種をさっそくポットに撒いてみた。
種まきから収穫までは120日くらいとのことだ。
ということは8月のおわり頃には収穫出来るのかもしれない。
小さなポットにもたくさん種が入ったので、芽が出たらすぐ間引きしよう。
芽が出て、ある程度間引きした段階で早めに畑に移植することにしよう。

それにしても、上の種袋、通常の日本の種袋の3倍くらいの大きさがあるのだが、実際入っている中身の種も非常に多かった。
聞いてみるとこの大きな種袋がたったの1ユーロだったらしい。
イタリアの南のシチリアという田舎で買ったものらしいが、この安さがうらやましい。
といっても、リーフチコリー(da campo)という野菜、我が家で大量に消費出来る野菜ではないみたいだ。
何とか今年残る大量の種を1年でも長く保存して少しづつ使っていきたいものだ。




さて、今日は150個の卵胞を入れた観察小屋を予定より1ヶ月早くチェックすることになった。

シマミミズの赤ちゃんの見る時期は、春から夏にかけての今の時期に非常に多く、また初夏から真夏にかけてもある程度多くの赤ちゃんミミズを見る。
しかし、秋から初春までの時期に赤ちゃんを見ることはかなり稀なのだ。

経験上、赤ちゃんが孵化する時期にはかなり偏りがあるのだが、卵胞を産み落とす時期にはそこまでの偏りがない

だから、この時期の異常に多い赤ちゃんは、冬の時期産み落とされた卵胞や、春に産み落とされた卵胞からほぼ同時に孵化するためかもしれない。

シマミミズの卵胞の孵化率が季節によって変わるということは間違いのない事実のようなので、季節による孵化率にどのような差があるかを確かめてみたかった
これまでも冬の時期の孵化率が落ちることは確かめていたのだが。4〜6月と、6〜8月でどちらの孵化率が高いかなどは実験していなかったのだ。

今日見た観察小屋の卵胞は、以前、1ヶ月ごとにチェックしている寿命実験から得たもので、比較的産み落とされた時期が推定し易い
実験を設置したのは4月10日だが、卵胞を産み落とされたのは3月20日と推定仮定していた。
寿命実験で出た150個の卵胞を4月10日にこの観察小屋に入れた。
寿命実験では1ヶ月ごとにそこにある卵胞は排除する。
だから卵胞を産み落とされた日を3月20と仮定することが出来た。

それで今回の実験では、卵胞が産み落とされて3ヶ月目に当たる6月20日くらいを赤ちゃん(この時期なら子供ミミズになったものが多いはず)を数える時期として想定していた。

ところが。。。
この観察小屋の下に液が溜まっていた
まだミミズ君が作った液肥とは考えられないので、単純に環境がウェットになったのだ。
このままでは観察小屋が環境悪化で全滅しかねない。
仕方ないので、予定より1ヶ月早く最終チェックとなった。
しかし、こんなウェットな環境から赤ちゃんを正確に数えることは不可能だ。

それでも、この実験は今日で早めの終了となるので、少し気合いを入れて数えてみた。
見つけたのは赤ちゃん〜子供ミミズが約50匹
確かに子供ミミズも多かったが、まだ数えるのに難渋する小さな赤ちゃんミミズもたくさんいた。
数え得たのは一応50匹強。

卵胞は60個程
赤ちゃんの数だけでの判断ではこの時期の卵胞が最も孵化率が高いと思っていた。
だから、2ヶ月目にはほとんど孵化して見えなくなっていると予想していたのだ。
ところが、150個投入した卵胞のうち、60個がそのまま残っていたのは意外だった。
もしかしたら、4〜5月より、5〜7月の方が孵化率は高いのかもしれない。

この数字からは、150個入れた卵胞のおおよそ半数が孵化しただろうと推測できるが、これはこの時期産み落とされた卵胞の2ヶ月目の孵化率としては予想より低かった

ところで、もしこの観察小屋の環境に問題がなく予定通り来月にチェック出来たとすれば、今日見つけた赤ちゃんミミズはその時は子供ミミズになり数え易くなっているだろう。
しかし、新たに残っていた卵胞からも赤ちゃんが生まれてくるに違いない。
やはりその時点で孵化率を出すのは大変な仕事になるだろう。

どちらにせよ、この実験は今日で終了だ。
そして、視力の衰えで小さな赤ちゃんを数えることに苦痛を感じるようになった私には、この先新たな孵化実験を設置することは難しいようだ。

ということで、残念ながら季節によるシマミミズの卵胞の孵化率の差をチェックすることは諦めることとなった。

2015年5月26日火曜日

アーティチョークの種が手に入った。植まき時期としては遅過ぎるかもしれないがポットに種まきした。

今年2月から、おこなってきたアーティチョークの苗作り種からの芽出しがなかなかうまくいかなかった
丁度いいタイミングで、知人から新しいアーティチョークの種をイタリア土産に頂いた。
“Romanesco”という種類みたいだ。
私が野菜作りに興味を持っていることを知っている知人。
お土産として珍しい野菜の種を数種類頂いた。
その中にアーティチョークの種も含まれていたのだ。

以前、種を直植えしたところは、13個の種を植えて、結局1本小さな苗が生き残っているだけだ
肥料袋のビニールを敷き詰め、そこに穴を開けて種をまいていった。
半分近く発芽したのだが、今残っているのは1本だけ。
 ほとんどの場所はこんな感じだ。

一方、2月に種をポットに移植したものは、無事移植出来る苗に育った確率は低かったが、移植出来たものは、6個が元気に育っている
これなら大丈夫と感じさせるアーティチョークの苗。
今、こんな苗が6本ある。



ならば、ということで今回頂いた種は直植えせずに、全てポットに植えることにした。
ポットに植える土には発芽率が経験上最も高いミミズ堆肥を十分量混ぜておいた。
見た目は極上のミミズ堆肥。

種は結構な量入っていたので、少し多めのポットに種を1個づつ植え、日向や日陰の少し条件の異なる3箇所に分けて置いた
ここはかなり日陰になる。

ここはツクネ芋が茂ってきたら、少し日陰になる。

ここはアスパラの畝で、今しばらくは天気のいい日はかんかん照りの場所だ。


どちらにせよポットを置いた所は、いずれも水やりを忘れる心配がないような、よく目が届く場所だ。

とにかく、今日植えた種から10本くらい使える苗が出来たら嬉しい。
他の方がアーティチョークを育てた記事をネットで調べてみると、種まきの時期としては少し遅すぎる?かもしれない。
種はまだ半分近く残っているので、もし今日植えた種が育たなかったときは、来春再挑戦することにしよう。

2015年5月25日月曜日

2匹でスタートのシマミミズ繁殖実験は11ヶ月目、更に増えて110匹(何と55倍)。ニンニク、茎が茶変したものから少しずつ収穫。

今年のニンニク例年より早めに茎が茶変してきたものが増えてきた。

 そこで、それらを収穫してきた。
同じように茎が茶変していても茎の大きさは様々だった。
出来たニンニクの大きさも茎の太さに比例している感じだった。
全ての収穫ニンニクが、大きなもののサイズだったら満足だったのだが。
今日収穫したニンニクは全体の1/3くらい。
残しているものの中にも病気してうまく育っていないものもあった。
この分だと、今年のニンニクの全収穫量は私の予想程はとてもいきそうもない。
まだ茎が青々としたものもかなり残っている。
最終収穫がいつ頃になるかは定かではない。
今年のニンニクの育ちが悪かった理由は何だろうか?
種ニンニクとしては吊るしていた種と、こぼれ種から自然発生していたものがあった。
これが、昨年使った種ニンニク。

吊るして保存していたものとこぼれ種からの自然発生苗を同じ数くらい植えていたのだが、どちらかの種の健康状態に問題があったのかもしれない。
もし、育ちの悪かったニンニクが私が保存していた方だったとすると、今後の種ニンニクは自前で保存してと考えていたのだが、先行きが心配になってきた。



さて、2匹でスタートしたシマミミズ繁殖実験は11ヶ月目、あと1ヶ月で実験終了の予定だ。
この観察小屋の場合も、この時期が赤ちゃんの孵化シーズンということで、かなりの数の赤ちゃんが産まれていた

ミミズ君を数える時、大人ミミズは簡単だが、

赤ちゃんミミズの数を数えるとなるとこれは大変だ。
今回は大人ミミズ以外に青年、子供、そして多くの赤ちゃんと、実際のところもう数えるのが嫌になった。


この観察小屋の赤ちゃん〜青年みみず。
赤ちゃんは下に潜ってほとんど見えないがかなりの数居た。
それでも根気づよく数えた結果は、赤ちゃんから大人までを合わせて全部で110匹
恐らく赤ちゃんはまだ正確には数えきれていない可能性が高い。
それにしても、よくぞここまで増えたものだ。
最初の2匹のときと比較すると、11ヶ月で55倍に増えたことになる。

もちろん2匹で始めた実験というのは母数が小さいので、正確な繁殖実験にはならないことは分かっている。
それでも参考記録として考えてもこの増え方は凄い!

卵胞も50個以上はあった。

来月のチェックもちょっと気が重いが、次回でこの実験が終わると思えば何とか頑張れるだろう。

2015年5月24日日曜日

シマミミズ寿命実験第5弾23ヶ月目は、先月と変わらず37匹(生存率93%)皆元気。ズッキーニの成長スピードには感服。小梅漬け翌日に梅酢上がる。

一昨日、最初の1個を収穫して、明日以降ボチボチ収穫をしようと思っていたズッキーニ
その成長スピードが凄い
昨日見に行ったら、残した実がかなり大きくなっていた。

そこで、また1個収穫して帰ったが、ズッキーニは大きくなり過ぎるとさすがに味が落ちる。
うれしいことだが、これからは収穫が忙しくなりそうだ。


さて、今ある我が家でのシマミミズの平均寿命の記録「2年3ヶ月」を一番先に破りそうなのはこの観察小屋、寿命実験第5弾だ。。
今日は23ヶ月目のチェックだ。

今回も37匹のミミズ君は極めて元気生存率は93%のままだ。
5月は卵胞から赤ちゃんが一斉に孵化する時期のようで、この観察小屋でも20匹以上赤ちゃんがいた。
小さな赤ちゃんミミズがざっと数えただけで20匹以上いた。
これらの赤ちゃんは卵胞とともに、この観察小屋からは除外だ。

卵胞も200個くらいあった。


ところで、昨日漬けた小梅は早くも梅酢が上がってきた。

大梅は梅酢が出難く、かなりの重石を使わないとカビの発生率が上がる。
その点、小梅の場合は焼酎の影響もあるのだろうが、梅酢の出がとても早い
管理上は、梅酢が出るともう心配な点がなくなるので楽でいい。