2018年9月30日日曜日

2018年9月の菜園

9月の菜園では、この1ヶ月間をかけて、夏の間思うがままに増殖していた雑草のため、菜園の様をなしていなかった場所を、秋冬野菜の畝つくりとともに、少しづつ菜園らしく変えていった
ここは第2菜園。
一度にできないので、少しづつ草取りをしていった。
まずはアスパラの畝やアーティチョーク近辺を片付けた
奥にデストロイヤーの畝を作って、こんな感じまでなってくると、ちょっと安堵した。

ここは、同じく第2菜園の葉野菜を作る予定の場所。
草を刈ったあとの畝には、数カ所に防虫ネットを張っている。
奥の方の雑草ももうすぐ片付けが終わりそうだ。

そんな畝を作るときには、刈り取った草の一部は、可能な時には新たに作る畝に敷き込んだ。
土に栄養を戻すのと、積み重ねた雑草に下にコオロギなどの害虫が異常繁殖するのを防ぐためだ。
かなりの数の畝で、溝を掘ってこんな感じに雑草を埋め込んだ。
草はしっかり踏みつけて、その上に土を掛け、畝の出来上がりだ。


さて、この9月、一番活躍してくれた野菜四角豆ピーマン
ナスゴーヤオクラもまずまずの感じで収穫できた。
秋冬野菜が出来始める前の端境期に収穫できる野菜は貴重だ。
四角豆は天ぷらや、軽く湯通しした後のサラダが美味しい。
また、独特のコリコリ感が食感としていい。
ピーマンも10月中旬までは収穫が続きそうだ

枯渇している葉野菜の中では、モロヘイヤが活躍してくれた。
最近では実も付けてきたので、葉だけを収穫するようにしている。
今年初めて育て始めたエンツァイも8月後半から虫被害で終わるかと思ったが、9月の中旬から復活し、下旬に次の野菜のため撤去するまで収穫ができた。
エンツァイは重宝する野菜だった。


9月は色々な秋冬野菜の種まきジャガイモの種芋の植え付けをおこなった。
デストロイヤー
の種芋の植え付け方では、ひと工夫したのだが、どうやらそれがうまくいった。
8月末の暑い時期、日陰のプランターの中で芽出しさせて、芽が出た芋を移植した。
もちろん、どんな芋が収穫できるかまでは今は分からないが。
最初の種まきで芽出しが悪かったニンジンは、読んでいた雑誌に載っていた足踏み法というやり方をやってみている。
どんな風に芽が出て育つかとても楽しみだ。
やはりコオロギにやられた白菜は、完全密閉式の小さな畝ではうまく育っている。
来年からの白菜栽培は、このやり方を2箇所くらいにやろうと思っている。

落花生、サツマイモ、つくね芋は順調そうに見える。
これらは、来月から少しづつ収穫開始予定だ。
こちらはしっかり蔓葉が茂っているつくね芋。
育てている苗は去年より少ないが、大きな芋の収穫が期待できそうだ。
里芋はいまひとつの印象だ。
8月末に弱っていたヤーコンは9月は少し復活の兆しが出てよかった。
半分ほどの株は枯れてしまったが、残った株が復活してきた。
この感じなら、去年と変わらないくらいの収穫ができそうだ。
しかし、今日の台風に伴う強風は堪えているかもしれない。


果樹の方では、オリーブの嬉しい初収穫(レッシーノ)があった。
苛性ソーダでアク抜きをして、塩漬けにして食べた。
まだ少し苦みは残って実も小さめで評判はイマイチだった。
それでも、私にとっては美味しく、とても満足できた。
もう1本実をつけているのアスコラーナの収穫も来月には行う予定だ。
イチジクは収穫量は十分なのだが、すぐ腐れやすく、味も甘みが少ない。
木自体はとても元気なので、実の状態が悪い理由がわからない。
は来月早々収穫を開始する予定だ。
ミカン類も11月になると次々に収穫を始める予定だ。

何と言っても夏の間好き放題に伸びていた雑草を片付けるのが最大の仕事だった9月。
10月初旬までは、残っている雑草片付けが続くだろうと思っている。
これからは、時間差で第2弾目。3弾目の冬春野菜を植え付けていくことになりそうだ。

2018年9月29日土曜日

プランターでも白菜を育ててみよう。今日のスペシャルティー。

こちらは昨日収穫して帰ったキクイモの花を干す前に湯掻いているところ。
明日まで天気が悪いのは残念だが、窓辺で乾燥させている。

湯掻くときに出るエキスも、こんな感じで漉してお茶にブレンドしている。
さすがにこのまま飲むと濃いので、他のお茶にブレンドして使うことになる。
私の今日のスペシャルティーは、乾燥モリンガの葉、クコの実、そしてベースにいつも使っているウコンスライス。
今日はこのお茶に、先ほどのキクイモの花のエキスを加えた。


さて、白菜は防虫ネットを張ったプランターで育て、それを防虫ネットを被せた畝に移植する方式を取っていた。
そして、8月の終わりから何度か防虫ネットに小さな苗を移植したのだが、9月上旬時点では虫に食べられながらも生き残った苗が1割程度。
それでもこの畝では、コオロギを時々捕殺しながら、プランターからの苗の移植を続けていった。
こちらは9月上旬、虫被害に遭いながら生き残った白菜の苗。
最終的にこの畝での苗が収穫まで至るのかは今のところ?な状況だ。
そこで、9月中旬に小さな畝に防虫ネットを完全密閉式にして、マルチを敷かないやり方で種まきをした。
ここに出てきた芽は、今のところ虫被害は全くないようだ。
あと2週間くらいしたら間引きをするつもりだが、ここの白菜はうまく育てれそうだ。

一方、プランターの方では、畝への移植がほぼ終了した。
ここの余った苗は、虫被害には合っていないので、間引いてこのプランターの中でも白菜を育ててみようと思う。
プランターの大きさから判断すると、ここで育てれるのは6苗くらいだろうか?
プランターでは生育は悪いだろうが、ここではコオロギ被害が出ないと思われるので、まずはこんな感じにまで間引きしておいた。
これまで、プランターで白菜を育てたことはないので、これから先が楽しみだ。

ところで、明日明後日と日本を縦断しそうな台風24号、少しでも被害が少なく済むといいのだが。
そして、日本のはるか南には次の台風25号が発生した。
こちらの動きもこれから先、気に止めておかないといけないようだ。

2018年9月28日金曜日

モリンガの葉、キクイモの花の2度目の収穫。

台風24号接近の影響か、明日から2日間はしっかり雨予報。
そこで、今日はモリンガモロヘイヤ、そしてお茶用のキクイモの花を収穫して帰った。
先日一度キクイモの花を収穫して花茶を作った。
どうやら今がキクイモの花のピークのようなので、今日も収穫して帰った。
例年より少ないかもしれないが、前回の2倍位の収穫量だった。
ちなみに、前回収穫したキクイモは、立派な花茶になっている。
私のスペシャルティーに早速ブレンドして使っている。

さて、『モリンガ』とはインド原産のワサビノキ属の植物で、根茎葉花実全てが食用に利用できて、人間にとって重要なビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれているので“奇跡の木”とも言われているそうだ。
また食用にされるだけでなく、栽培地域では薬用にもいろいろ使われているようだ。
そして、発展途上国の、栄養不良を減らすのに役立っているのは嬉しい限りだ。
日本でもスーパーフードとして注目を浴び、パウダーなどが売られるようになってきている。

そんなモリンガは成長の早い樹木で、亜熱帯や熱帯の栽培地域では成木は高さ10〜12m、高さ10〜12m、直径45cmまで達するらしい。
我が家では、今年2回目の挑戦にして、初めて種まき後芽出しに成功した。
一番育ちが早い苗が高さ70cmになった頃、1回目の葉や細い枝の収穫をした。
それから、もう1ヶ月以上が経った。
いつでも2回目の収穫ができると思いながら、収穫しないまま置いていたのは、お茶や料理に使った印象がよくなかったから。
そのモリンガの苗は、今では1m80cmくらいの高さになっていた。
栽培地域では芽が出て6ヶ月もすると花が咲き実をつけるのだそうだ。
我が家では花を見ることはできないまま終わるだろうと思っている。
いつまで枯れずに苗木が残るのか、時々見守っていこう。
おそらく、10月や11月の初めの寒い日に、この苗木は枯れてしまうのだろう。
で、今すぐ使う当てはなかったが、一応2回目の収穫をした。
料理に使ってもらいたいのだが、今回は声が掛からない。
仕方ないので、お茶用に全ての葉っぱを湯通しして乾燥させるつもりだ。
そして、こちらはまだ30cmくらいの高さに収まっているポット植えのモリンガ。
冬越しができるか、試してみようと思っている、
少しでも枯れるサインが出てきたら、種まき用の小さな温室に入れるつもりだ。
もし、冬越しできれば来春は畝に移植、今年育てた苗より大きな木になると思われる。

ところで、モリンガの苗のすぐそばで元気いっぱいなのがモロヘイヤ
この時期は花があちこちに咲いている。
そして、よく見ると、もう種を抱き込んだ鞘が大きくなり始めている。
種には毒があり、この鞘を大量に食べた家畜が死んでしまうこともあるらしい。
だから、この鞘は、来年種まき用の収穫以外には収穫することはない。
このモロヘイヤの苗は4本くらいしか育てていないと思われるが、今では大きく成長している。
ここでは、植えた苗は1本のはずだがこんなに広がっている。
すぐ奥にはモリンガの木が見えている。
こちらは2本の苗を植えていたが、ここまで大きくなっている。
秋冬の葉野菜がまだ収穫できない今、モロヘイヤは貴重な葉野菜として、鞘を収穫しないように気をつけながら、葉だけを収穫している。
で、今日も使う分だけ収穫して帰った。
袋いっぱいに埋め込んでいるので、かなりの量があるはずだ。

モリンガは、もしかしたら今日が最終収穫。
モロヘイヤの方は、あと数回は収穫できそうだ。
キクイモの花は、もう1回くらいは収穫できるかもしれない。

2018年9月27日木曜日

今時の野菜の収穫では四角豆とピーマンが両横綱。アーティチョークに初めて見る毛虫被害。

最近は、雑草を片付けながらの畝作りを頑張っている。
そんな作業の合間に収穫する野菜の中では、今は四角豆が東の横綱だ。
数本のゴーヤとそれなりのオクラ、そして凄い数の四角豆。
四角豆は天ぷら、若いオクラは生でサラダに入れて頂いた。
長い間収穫を続けてきたピーマンも負けずに頑張っている。
ピーマンはまだまだキレイでサラダにも入れている。こちらが西の横綱だ。
ししとうと交雑したのだろうか、ピリリと辛いものも混ざっている。
今日はリーフチコリーとナスも収穫して帰った。
で、今日の畑仕事はここ。
オクラの畝の横に葉野菜の畝を作ることにした。
これでも、先日少しは雑草を抜いていた。
涼しくなってきたので、こんな雑草抜きもへいちゃらだ。
雑草を片付けたら、予定の畝に溝を掘り、最近の畝で行っている雑草植え込みを行った。

写真の左奥にも小さな畝を作っておいた。
これらの畝にはターツァイやチンゲンサイ、そしてミズナなどを育てる予定だ。
この辺の土はホクホク感があって、いい野菜が出来そうな気がする。

ところで、アーティチョークの株にはアブラムシなどの虫被害に遭わないように防虫ネットをかけていたのだが、意味がなかったのだろうか?
防虫ネットの下で枯れた葉が目立つ株があった。
そこで、防虫ネットを外して、中の様子をチェックしてみた。
枯れかけた葉は全て切り取ったのだが、そこにはたくさんの毛虫が付いて、葉を食い漁っていた。
こんな毛虫が20匹近くもいて葉を食べたのではたまらない。
弱ったこの苗は復活できるだろうか?
どうやら、防虫ネットをかけているからといって、決して安心はできないようだ。
虫は小さな隙間からも入ってくるのだろう。
他のアーティチョクに同じ被害がないかを見て回ったが、今のところ他にはこの毛虫被害は見当たらなかった。
ただ、害虫被害ではなかったが、防虫ネットのサイズが小さくなって葉が潰れている株もあった。
こちらの株は成長が予想以上に早いようだ。
行きどころのない葉が潰れたようになっていた。
防虫ネットを外してみたが、先端の葉が潰れていたこと以外には問題なかった。
この株には一回り大きな防虫ネットをかけておいた。
一方、先日まで一番大きく成長していた第1菜園のアーティチョークは、アブラムシ被害のあと、かなり弱って、今では5〜6番手になっている。
このまま株が枯れてしまわないといいのだが。
今日見ても、やはり黒い色のアブラムシがいっぱい。
この株にはテデトール方とニームオイルの噴霧をしておいた。

2018年9月26日水曜日

大根の種の蒔き直し。今回はマルチをかけないで、畝と一部は土嚢袋に。

こちらはクコの花
今日雑草を少し片付けていたら顔を出した。
苗木は毎年少しづつ大きくなっているが、十分な実を収穫できるかは?だ。


さて、大根の畝は先日からの虫被害で、出ている芽が半分くらいになり、出た芽の葉もかなり虫に食べられている。
そんな虫の中での主犯格はコオロギだ、
先日、種の追加蒔きを行ったのだが、この畝では今もマルチの下にはコオロギがたくさん隠れている。
新たに出てくる芽が無事育つかも、とても心配だ。
全部の植え穴から芽は出ていたのだが、しっかりコオロギなどに食べられた。
そんな場所に種の蒔き直しをしたが、やはり同じ結果になるかもしれない。
本当はこの大きさの畝なら、我が家の大根栽培には十二分なはずなのだが。。

で、今日は新たに大根用の畝を準備して、
準備する畝には、最近の畝作りの恒例で、近くの雑草を敷き込んだ。
ここにはマルチをかけないで種を蒔くことにした。
大根の種は全て使い切っていたので、100円ショップでおろし大根用の大根と、葉大根、聖護院大根の種を買ってきて蒔いていった。
3種類の種を畝を3分割して蒔いた。

おろし大根用の種は余ったので、第1菜園の土嚢袋の中などにも蒔いておいた。
今がおいしい焼き秋刀魚には間に合わないが、今回はうまく育ちそうな気がする。
今回の種まきでうまく苗が育ったら来年からの大根の種まきマルチを使わないようにしよう。