2016年3月31日木曜日

2016年3月の菜園&シマミミズ君。

3月の畑は後半から忙しくなった。

ツクネ芋や里芋の種芋の植え付け、そしてズッキーニやカボチャの種蒔きもおこなった。
何といっても、それらを植えるための畝の準備が大変だったのだ。
たくさん作りたいし、そうなると少し骨が折れる。
その辺の調節加減も難しい。

3月のパオパオの中では、いろいろな夏野菜の種が蒔かれている。
元気に芽を出したものもあるが、なかなか芽を出さないものもある。
4月に入れば、恐らくどの種もしっかり芽を出してくるのでは思っている。

この時期の野菜の収穫は?と言うと、今月中旬まではブロッコリーの側花蕾が収穫出来て重宝していたが、最近はパオパオの中で育っているサニーレタスなどの葉っぱ野菜が収穫の中心だ。
フェンネル、コリアンダー、イタリアンパセリ、ルッコラなども食べる分だけは、収穫出来ている。

野菜の収穫が少ないこの時期、果樹園での山菜と、取り置きのデストロイヤー、里芋、ツクネ芋、それからヤーコンなどがまだ食べれる状態で保存出来ているので助かっている。

今月は、3月に咲いていた野菜の花を少し紹介しよう。
こちらは旬を過ぎた野菜の花。
まずは、ブロッコリーの花
採り損なったたくさんの側花蕾が、きれいに咲いていた。
こちらはルッコラの花。
なぜか分からないが、私が惹かれる花だ。
そしてこちらは、大根の花。
種取りのために、何本か置いたままにしている。

そして、こちらは今からが旬の野菜の花。
キヌさやの花だ。
花の下の方を見ると、もう実を付けている。
キヌさやの収穫はもうすぐ出来そうだ。


さて、果樹園では、梅の花が終わり小さな実を付けている。
今年も豊作を期待している。

今月はオリーブの苗木を4本植えてみた。
オリーブオイルが採れるようになる日を心待ちにしている。

この時期の果樹園での楽しみは山菜採り(ワラビ、ツワブキ、ダラの芽)だ。
昼休みなどに、週2回程足を運んでいるが、収穫量はボチボチといったところだ。
大豊作のときのような収穫時の感激はないのだが、我が家で食べる分には丁度良いのかもしれない。
野菜の収穫が少ないこの時期、山菜も重要な食源だ。
ただ、食前のダラの芽の天ぷらのためか、思わず酒の量が増えてしまっているこの頃だ。
これは、ちょっと要注意?



それでは、定例の[ミミズ小屋の現況報告]だ。
ミミズ小屋は現在7個、ここのところ急にミミズ君の活動が活発になってきているようだ。概ね小屋の環境も良く、多くの卵胞が見られるものが多い。
さて、下の3個はマンションの踊り場に置いている。
金子3段3/19バケツに1杯半の堆肥、上等だ。芋類は残っていた。青年〜大人ミミズ君中心に1500匹くらいと非常に多く、受け皿の方への逃亡ミミズも300匹くらいと多かった。中段下段にもかなりのミミズ君が居る。どうやらこの小屋のミミズ君満杯状態に近づいている感じだ。
箱3段3/8堆肥極めて上等、バケツ2/3杯。受け皿には50匹子供。下の段は150匹くらい子供〜青年。予備小屋から赤ちゃん〜青年ミミズを100匹移動。餌は芋類残っていた。大人ミミズは上段や中段にしっかり移動。餌は芋類や解凍梅など。
バケツ3段3/10下段には100匹くらい大人ミミズ。受け皿にはミミズ君30匹くらい。中段上段にミミズ君の移動良好。堆肥は良好バケツ1/2杯。餌は解凍梅など色々。
次の4個は、畑の側の小さな小屋に入れている。
どんぶり1号3/5堆肥は上等バケツ2/3杯。下段には大人が約200匹、受け皿にはも大人ミミズ50匹。中段上段にも移動良好。餌は、解凍梅&キクイモ。
どんぶり2号:/7下段にミミズ200匹、芋類がそれなりに残っていた。受け皿に100匹。ミミズ君中段上段に移動良し。堆肥上等バケツ2/3杯。餌は解凍梅、キクイモ。
どんぶり3号3/15下段に大人ミミズが150匹残る、受け皿50匹。堆肥はバケツ2/3杯上等。餌は解凍梅、ブロッコリー茎葉、
ボックス3段3/18堆肥は上等、バケツ1杯。ミミズは大人と赤ちゃんで1000匹。受け皿には大人20匹。餌は解凍キクイモと梅。ブロッコリーの茎と葉

続いて、[観察小屋の現況報告]だ。
今現在実験をおこなっているのは、寿命実験の5個だけ。
何といっても、私が世界最長寿命のシマミミズと思っている、観察小屋1号のミミズ君が元気なのが嬉しい。
54匹寿命実験13年と9ヶ月目(3/1)最長寿命記録を毎回更新しているミミズ君は5匹のまま。卵胞がは今回は見つからなかった。
50匹寿命実験2:28ヶ月半目(3/25)25匹(50%)変わらず。妊娠みみずおそれなり、平均寿命記録の2位になる。
35匹寿命実験3:23ヶ月半(3/10)35匹(100%)
50匹寿命実験4:27ヶ月目(3/16)。ミミズ君は21匹(生存率42%)。きわめて元気。ほとんど妊娠ミミズ、卵胞も多い。餌は芋類色々。
40匹寿命実験52年と9ヶ月目(3/20)28匹(70%)で平均寿命の記録更新中。

2016年3月30日水曜日

空豆の芽掻きと側枝の誘引。今年はU字仕立てで、上に伸ばそう。花桃の花

こちらは、第2菜園の端の方で咲いている花桃の花。
とてもきれいに咲いているのだが、楽しんでいるのは私だけ。
一つの木から、色々な花が咲く。
この時期、桜が主役なのだが、脇役でもこんなにきれいなのだ。


第2菜園には空豆を植えている。
空豆の枝の誘引法には色々あるようだ。
今年は、この2月に鹿児島の鰻池の温泉の中で、地元のおじさんに習った、4本を上方に誘引するU字仕立てをやってみることにした。

今の我が家の空豆。
このまま、枝を誘引せずに大きくすると、風で根元から倒れてしまうのだ。
先日中心の枝は全て摘芯していたので、今ある枝は全て側枝だ。
そろそろ、その側枝の誘引をしないといけない時期だ。

昨年までは、両サイドの太い竹を支柱にして紐を張って、その紐に枝を挟み込むというやり方をやっていた。
特に問題はないと思うのだが、我が家には笹竹の林があって、嫌というほど支柱に出来る竹がある。

そこで今回は、一つの空豆の周りに細い笹竹で4本支柱を立てて、一旦そこで固定して、そこから上方に枝を誘引するというやり方をやってみることにした。
U字仕立てというらしい。
話を聞いただけなので、鰻池のところのおじさんが教えようとしたやり方とはかなり違うかもしれない。
最初の枝の誘引は支柱に軽く固定した。
こんな風に4本にしてしまえたのはごく僅か。
4本にするには、不要な枝だけでなく、立派な枝も芽掻きすることになる。
どうしても、それは気が引ける。
で、この写真のように5本残したり、6本残す苗もあった。
それでも、それなりに芽掻きをした。

半分程竹支柱を挿したころ気付いた。
このやり方で、このまま苗の周りに竹を4本づつ挿していくと、ひとつの小さな畝が竹だらけになる。
半分近く竹支柱を挿して、側枝を固定したところ。
やってみると、かがんでやる固定作業、思ったより面倒だ。
でも、中途半端にやめるわけにはいかない。
予定の仕事が終わってみると、
こちらから見ても、
竹だらけ
反対側から見ても、
竹だらけ
ここは上の方に伸びてきた枝を挟み込む紐を張っている。

上から見たらこんな感じ。
今日は紐を張る作業は1/3くらいしか出来なかった。
こんな感じで、30cmくらいの高さごとに2本の紐を掛けていく。
その紐の間に、上に伸びてくる枝を挟み込み、さらに上方に枝を誘引予定だ。

だた、竹を打ち込む労力と、低い場所で苗を竹に固定する操作、結構なものだった。
よほどいい結果が出ない限り、このやり方は今年1年だけの限定法になりそうだ。

2016年3月29日火曜日

ゴボウの種蒔き。果樹園側のシャガの花が咲き始めた。

先日の日曜日、立花山に登ったが、麓で以前はきれいに咲き乱れていたシャガの群落が、何とも寂しい状態
花は全く咲いていなかった。
数年前からこんな状態が続いている。

一方、我が家の果樹園側のシャガは数日前から花が咲き始めている。
去年はなぜか咲き始めが遅く4月の終わりだったのだが、今年は例年通りこの時期だ。
果樹園側で咲き始めたシャガの花。

花壇から移植されたシャガは、果樹園側で元気に増殖している。
花芽も去年よりかなり多くなっている。

花壇で増殖した邪魔なシャガを、ときに果樹園側に移植しているのだが、移植地がよほど気に入ったみたいだ。
果樹園側では移植したあと、どんどん陣地を広げている
花壇でも、シャガはそれなりに増殖中なのだが、こちらはまだ1輪も花を付けていない。
畑の側では、もうすぐ咲きそうな蕾が一つあるだけだ。


さて、ここのところ毎年蒔いているゴボウの種の蒔き時は、4月初旬だった。

今年は、まず5日前に水に浸けたものを、まだ根が出ないうちに今日種蒔きだ。
ここ数年うまくいっているゴボウのビニール袋栽培だが、今年は根が出ないうちに種を蒔いたのと、使った種が開封後2年目で、且つ若干期限切れ
やはり元気に芽が出揃うまでは少し心配だ。
開封していなければ、これくらいの期限切れは全く気にしない。
開封したものは、無事に芽が出るかちょっと心配になる。

5日程前に、水に浸けた種はまだ根を出していない。
もうしばらく水に浸けていたら、根が出てきそうな感じだ。
ゴボウの種はまず根を出して、それから芽が出てくる。

昨年までの種の蒔き方は、根が出てきた種を、丁寧に6〜7個を等間隔に袋の上面に並べていった
このやり方では、並べる操作が若干面倒だが、間引きの必要がない。
ただ、使わない種がとてもたくさん余ってしまうのだ。
だから、昨年開けた袋の種が今年たくさん残っているのは当然だ。

そのたくさん残っていた昨年の種を来年まで残すわけにはいかない。
で、今年は適当に袋の上に広げていった
今年もゴボウはビニール袋栽培だ。
今年は、去年と種の蒔き方を変えた。
5日程水に浸けたたある程度の数の種を、適当に蒔き広げていった。

当然、芽が出てきたあとでは間引きは必要になる。
全体の手間や育つ状態に、去年までの方法と差があるかは分からない。

2016年3月28日月曜日

今年はどんなカボチャが出来るだろうか?カボチャの種蒔き。

昼間は暖かくなった。
ダラの芽も、次第にそれらしいものが収穫出来ようになっている。
こちらは食べ頃のダラの芽(栽培種)。
右は以前収穫したあとの枝。
暖かくなると、ダラの芽の成長も早く、油断をするとすぐ適期が過ぎてしまう。



さて、今年はどんなカボチャが出来るだろうか?

カボチャの種を蒔いた場所は、マルチの上に草が放られているこの畝だ。
荒れ地にマルチを掛けているだけのように見えるが、マルチの下はしっかり耕し、肥料も施している。
去年植えた場所とほぼ同じ場所に、同じくらいの数のカボチャ種を植えた。
この畝の左手には、昨年草よけに掛けたマルチと雑草が見えている。
何も植える予定のないそちらの方に、伸びる枝を這わせるつもりだ。

昨年出来たカボチャは、ロロンカボチャ、えびすカボチャ、長カボチャ、白カボチャ、そのほか球形など色々なハイブリッドカボチャだ。
とにかく豊作で、収穫時に重さや顔つきを楽しませてもらった。

そこで、去年収穫を楽しませてもらったカボチャたちを少し紹介しておこう
これは、ロロンカボチャ


こちらは、えびすカボチャ


これはロロンカボチャにえびすカボチャの形質が少し加わったハイブリッド
こちらは、ハイブリッドだろうが栗カボチャに近い。
こちらもロロンカボチャとえびすカボチャのハイブリッドと思われる球形カボチャ


そしてこちらは、長カボチャ


そして、こちらは白カボチャ

収穫する前はこんなに真っ白だ。


こちらは最盛期、7月初めの一日での収穫。大豊作だった。



で、今年植える種がどのカボチャの種が分かるように残せばいいのだろうが、カボチャの種の採取保存は適当。
ここに残した種がどんな種類なのは分からない。
中には、分かる形で採取した種もあるのだが。。


だから、今回蒔いた種からどんなカボチャが育つのか、全く分からない。
もちろん、新しいハイブリッドが生まれるかもしれない。

ま、どうしてもこのカボチャを育てたいというような固執もないので、我が家のカボチャは実が成り始めてからのお楽しみだ。

ところで、ズッキーニの場合は、芽がうまく出なかったときのためにポットにも種を蒔いていた。
カボチャの場合は、毎年ミミズ堆肥を撒いたところから、自然発生苗がたくさん出てくる。
蒔いた種からうまく芽が出ないときは、彼らが代打要員になるはずだ。

2016年3月27日日曜日

6種のズッキーニ種蒔き:畝に直蒔きと、予備にポットにも。

食べるのも、育てるのも、お裾分けするのも大好きなズッキーニ
特に通常売っていないタイプのものは、お裾分けする時に嬉しい。


そして今年は、UFO、白くて長いズッキーニが新しい顔ぶれとして加わり、全部で6種類の種を蒔くことになった。
上が左から黄緑ズッキーニ、花ズッキーニ、UFO型ズッキーニ
下の左から白ズッキーニ、白長ズッキーニ、緑ズッキーニ
白ズッキーニは、ここ2年間、我が家で最も多く収穫しているズッキーニだ。
昨年秋から数回種取りをしたが、今年2月に収穫した種を今回の種蒔きでは使用。

黄緑ズッキーニと緑ズッキーニは、昨年収穫した種もあるのだが、種袋(2年目)も3年目には使えなくなりそうなので、まずは種袋の種を植えることにした。

種はたくさんあるし、6種類ズッキーニはそれぞれたくさん育ててみたいのだが、畝のことを考えても、食べる量を考えても、育てられるのは、1種類につき4本づつくらいだろうか?

下の写真は、白ズッキーニの種を蒔いた畝。
白ズッキーニは、カボチャのように四方に広がるので、隣の畝に何を植えるかを迷っている。
この畝に、株間が少し広くなるように白ズッキーニの種を蒔いた。
今年は育てる白ズッキーニの数を昨年の半分に絞ることにした。
それでも、白ズッキーニだけは5本の苗を育てるつもりだ。
そして白ズッキーニ以外のズッキーニの種はこちらの畝に蒔いた。
UFO型ズッキーニの種は、種袋にとてもたくさん入っていたが、種が小さめで、最初から潰れているようなものもあった。
4個しか蒔けないので、しっかり育ちそうな種を選んで蒔いた。
この長い畝と、玉ネギの奥に見えている畝に植えることにした。

もちろん、蒔いた種から芽が出ないことも、元気のない芽が出てくる可能性もある。
そこで、必要時入れ替え戦が出来るように、ポットにもそれぞれの種を蒔き、パオパオの中に置いている。

これだけの種類のズッキーニが収穫出来るようになったら、畑を見廻るのが、さぞかし楽しくなりそうだ。

2016年3月26日土曜日

剪定を忘れたバラ。この時期に切るべきか切らざるべきか?咲き始めた利休梅の白い花。

天気はいいが、ここ数日朝は冷え込む。
霜注意報も出ていた。
こちらは、こんな寒い朝に似合う利休梅の花。
今咲き始めたところだ。
いっぱい咲くと、花壇が賑やかになる。

こちらは、畑の脇に咲いていたタンポポ。
寒くても、明るい日差しを喜んでいる。

一方こちらは、デストロイヤーの畝に掛けている防霜用の不織布。
中では、苗がかなり大きくなっているようだ。
この苗が遅霜にあったら、大きなダメージだ。
不織布を外すのは、4月に入ってからにしよう。


さて、こちらは畑の側のシンボルツリーの間に植えているバラの木。
このバラ、Queen of Swedenという品種だそうだ。
周りには、シマトネリコ、オリーブ、モクレンの木がある。
グングン伸びて、2m近くまでになった。

このバラ、淡いピンクの花びらが幾重にも巻くきれいなバラだ。
マンションに鉢植えの状態で数年置いていたが、花が咲いたのは1年目だけ。
そこで、畑の側に移植したら、その後は毎年花を付け出した。
いいことだと思い、2年間剪定もせず放りっぱなしにしていた。
そしたら、またグングン伸びている。
このままだと、周りのオリーブや黄色モクレンの木と喧嘩しそうだ。

そこでバラの剪定に付いて調べてみた。
バラの木は剪定をさぼると、そのうち花が咲かなくなるとのことだ。
バラの剪定には、花の終わる時期の花がら剪定や、新芽が出る前の2月までにやる冬剪定というのがあるらしい。
そして、2月までにおこなう冬剪定は思い切って切り詰めるのが普通らしい。
芽が出てきてから剪定すると、枯れることもある?とのことだ。

今ある我が家のバラの木を見てみると、木の勢いが凄い。
天に向かって、どんどん伸びているバラの木。

この木は、間違いなく冬剪定の時期は過ぎているのだ。

さあ、どうしよう。
私は、バラを育てることに関しては100%素人だ。

で、剪定適期でないのは十分理解したのだが、バラの気持ちになると、適度な高さで、たくさん花をつけるように、してほしいみたいだ。
2m近くあったバラを、1m程の高さに剪定。
一つの枝から10本以上の新芽が出ていた。


で、1m程の高さに剪定
これくらいの剪定は、弱剪定と言うらしい。
一つの枝からたくさんの新芽が出ていたので、少し新芽も掻き取った
さらに、バラに悪影響を与えそうな、側で元気なシマトネリコも少し剪定した。
剪定したバラは、結構な量だ。
手前は、バラに邪魔になりそうで剪定したシマトネリコ。

最後に、バラの根元の雑草を抜いて、根元の周囲に肥料を与えておいた。
肥料をやる前のバラの株元

こんな感じで、株元の雑草を抜いて、肥料を与えた。
これで、いっぱいの花を咲かせてくれると嬉しいのだが。。


さて、遅ればせながらのバラの木の剪定、結果はどう出るだろうか?